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2015年11月22日

赤ちゃんや子どもが発熱したらどうしたいい!?病院へ直行したがるアスペ嫁。(その1)

病院に行き慣れていない人の場合は、とりあえず病院!
病院に行けばなんとかなる!と思っている人が多いようです。

もちろん、病院へ行くことは間違っている行為でも何でもありません。
自分で判断が付かないときは、病院でみてもらうことは賢明な判断とも言えます。

しかし、病院に通い慣れてくると、医師免許はないにしても
人間の体のメカニズムを少しずつ学習していくんですよね。
アスペ嫁は、この学習の蓄積というのがやっぱりできないんです…。

■初めての子のときは、大目にみました。
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初めての妊娠、出産、育児。すべてが初めてづくしです。
パパもママも、赤ちゃんの抱き方でオロオロするぐらいで、
本当に未知の領域と言って良いでしょう。赤ちゃんや2歳ぐらいまでは、
子どもとの会話ができないため、相手の意図が上手く伝わってきません。

子どもが、笑顔でにこにこしているときは、こちらも安らいだ気持ちになりますが、
泣きっぱなし、寝ない、ましてや発熱した!なんていうときは場合によっては、
パニックになってしまうかもしれません。

わが家も、まさしくそんな感じで手探りの子育てだったといえるでしょう。

1番目の子は、1ヶ月に必ず1回は39度以上の発熱がありました。アスペ嫁は、
即病院へ直行させていました。せめて相談してくれても良いのにと思いましたが、
発熱⇒39度⇒やばい⇒死んじゃうかも⇒病院。という感じです。

本来は、経緯や日頃の様子などの観察が重要になってくるのですが、
初めてだし、大事に至るよりは良いだろうとこの頃は思っていました。

■2人目の時…それも仕方がないと思いました。

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2人目を出産して、子育てはちょっとこなれたものになる?と思っていましたが、
私の沐浴スキルやおむつや着替えスキルは上達していきましたが、アスペ嫁は
いつになってもぎこちない、まるで初めての赤ちゃんのような手つきが変わることは
ありませんでした。2番目の子が発熱したときは、1番目で少し学習して免疫がついているだろう。
と勝手に私は思っていたわけですが、大幅に期待を裏切られます。

「どうしよう。39度も熱ある。救急車呼んだ方が良いかな」とかいつもいうのです。毎回です。

救急車は大げさじゃないの?もっとやることあるでしょ?とも思いましたが、
とにかく病院へ行こうばかり。

そもそも、どうして発熱するのかや、発熱したときどうするか?ということを
1人目で病院通いしたときに何度もレクチャーされているにもかかわらず、アスペ嫁は、
パニック状態になっているからか、もう「病院へ行く」ということしかおもいつかない
んですね。

これは、赤ちゃんだから、2歳ぐらいだから心配なんだろうと私なりに自分を納得させて、
病院へついて行けるときはついて行っていました。

冒頭でも話したように、病院へ行くことは間違った判断ではありませんが、
急に発熱したので連れてきました!といっても、病院の先生も判断がつかない
ことの方が多いんですよね。アスペ嫁の場合は、病院へ行ってからがまた問題
なのです…なぜなら、子どもがどんな様子だったかをうまく先生へ伝えられないんです。

「たいへんなんです、急に熱でちゃったんです。」みたいな。

しかし、この頃は、これが発達障害だからとかそういう発想自体が私になかったので、
毎回、私が同席して、先生へ子どもの状態を伝える役をやっていました。

つづく

先生!大変です!救急車を呼びますか!! ―緊急度の判断基準とその対応―






2015年11月21日

「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その2)

問題って、世の中にはいくらでもあります。これを完璧に解決出来る人は、
誰もいません。家庭の問題、夫婦の問題、子どもの問題、学校の問題、近所の問題、
地域の問題、社会全体の問題、国の問題、世界の問題、地球の問題、宇宙の問題…
スケールを大きくしていけば問題を解決することの方が難しいと言うことがわかります。

「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その1)
で、なんとなく思ったことを書いてみました。文章の要約力がなくて
書き殴っているので、あまり読みやすいといえないと思いますが、ちょっとした
共感点やエッセンスが見つけていただければ幸いです。

■問題の解決=正しいこと。問題の未解決=間違っていることではない。

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母親が人の助けを借りず、なんでも自分で解決してしまおうという価値感で
育ったAC夫。そういう中で、大人へとなっていったわけですが、

いつからか
・問題が起きたらすぐに解決するのが⇒良いこと、正しいこと

・問題が起きても解決しないのは、⇒悪いこと、怠慢、間違っていること。

という二極化の思考がコンクリートのようにがちがちに固まっていきます。

ある意味、すべて問題を解決出来ているうちはいいんです。
周りからは、信頼されますし、自分も評価されてうれしいし、
正しいことをしているという自覚がありますから鼻も高いわけです。

しかし、世の中には解決出来ない問題というのもたくさんあるわけですが、
正直、そんな物は無い!と私は思っていました。

ニュースを見たって、会社でも、私生活でも、ですから、
問題だと分かっているのに、なにもしないひとたちが悪人に見えて
仕方がなかったのです。自分だったらこうやるのに…。みたいな。

今までは、自分がなんとかフル回転以上の力を出して問題解決をしてきた
わけですが、自分の能力以上の問題にいつかは、ぶち当たるわけです。

完璧主義的なAC夫が自分で解決出来ない問題にぶち当たると、
もちろんなにもしないなんてことはありません。人の100倍ぐらい
悩んだり、考えたり、調べたり、でもそうしてもベストが見つからない!

そうすると、私の思考のなかでは、葛藤を始めるわけです。
選択肢は2つしかないのです。解決しないことは⇒悪人、怠惰、間違っていること。
という意識が強いですから、なんとか解決しなきゃ!と思いますが、
人から手を借りると言うことも大の苦手。全部自分でやりきってやる!
みたいなところもあるから余計に厄介でした。

自分でできる、こなせる力量を過大申告しているようなもの。

その結果、結局解決出来ず、「あー!もう全部投げ捨ててやる!」
ジャーマンスープレックスを炸裂させて、ぜーんぶ問題解決を
放棄してしまうということが何度かありました。

こうなってくると、解決しない⇒間違ったことを為ている自分という
レッテルを自分に貼り付け、自分は駄目なやつだと自己嫌悪に陥ったり
していき、頑張ってできていることの方が多いはずなのに、自分に自信が持てず、
自己肯定感を下げていくということを始めてしまうのです。

アスペ嫁と結婚してからは、このサイクルがかなり増えました。それゆえ頭はパンクしたわけですが…。

■問題が起きても全部解決しなくても良いんだという心。

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問題だと思っていることを解決するということは、良い悪いというより、
それによって自分だったり家族だったり、地域だったり、社会だったりで
助かる人が出てくることです。

解決出来ることに越したことはありません。

しかし、自分にとっての問題が周りにとっても問題かというと必ずしもイコールではありません。
解決することを求める人もいれば、求めない人もいる。考え方は本当にそれぞれあるのです。


ですから、「解決出来ないときがあってもいいや」という選択もありなのです。

今までの私の2極化思考では、到底受け入れられなかった選択肢です。
これを増やすこと、自分の先入観をゆるめて、選択肢を増やすこと。
これが、自分には必要であると。

もっといえば、アスペ嫁と生活していると、次から次へとジャンルを問わず
問題が山積していきます。最初は全部迅速に火消しをしていたのですが、
とても自分の手には負えないのです。相手に注文を付けても改善はしないし、
これ以上続けたら、自分が壊れるという感覚もあったと思います。

そんなこともあり、今でも問題は山積みの生活ですが、できるものから
1つずつこなしていこうという気持ちに強制的にさせられたという感じでしょうか^^

アスペ夫をもつカサンドラ症候群気味の奥さんなどは、もっとたいへんな思いをすると思います。
他人や周りのために自己犠牲で粉骨砕身するよりも、ひといきついて自分がやれる範囲で
やっていくことが心に余裕を生み出します。「解決しないときがあってもいいんです!」
を合い言葉に生活を受け止めていきたいと思います。

思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる






2015年11月20日

「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その1)

皆さんの周りではどんな問題が起きて困っていますか?
少なくともこのブログを見つけて下さり、読んでいただいているということは、
一番困っているのは、パートナーのアスペ無双の日々をどうエンジョイしていけば
よいのかということでしょう^^

さらに、自分自身を見つめ治したいという段階まできているひともいるでしょう。
ただ、なんでもやり過ぎはいけません。頑張りすぎずにに過ごしたいものです。
それでも、問題夫、問題妻の行動や発言は逆行して増えていくばかり。
いったいどうしていけばいいのでしょうか。

■何か問題が起きたら、すぐに消火しないと気がすまない。

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これは私の性格上でもあり、AC的な完璧主義的な面でもあります。
アスペ嫁との生活では、連日何かしらの問題が浮上してくるという
問題に埋もれて生活することを余儀なくされているという現実。
「問題が起きたら、早く火種が飛び散る前に消火しなくちゃ!」と、
アスペ嫁の尻ぬぐいをするために生まれてきたのかと思うぐらい、
問題を起こせば、私が解決し、また問題を起こして私が解決しの繰り返し。

私が、自分が解決したいからやっていれば、何も問題ないのですが、
潜在的な要素には他人から、周りから認められて、称賛されていたいという
心理があるのでしょう。どこかで、「やってあげているのに感」が強くあるのです。

しかし、アスペ嫁からすると、私に頼んだわけでもなく、私が先回りして気がついて
行動を起こして解決してしまったようなことは、ほぼ気がつきません。

イライラがつのって我慢をし怒りが続いてしまうと、いつかは
「もう、いい加減にたまには自分で解決してよ!」と私がぶちまけることになります^^

「あー、もー本当にこの人どうにかしてよ。問題ばっかりつくって」
そんなことばかり考えて、頭が何度割れてしまったか分かりません。

ただ、過去に遡って考えてみると、この「問題」に対しての意識は非常に
偏った面があると気がつくことになります。

■幼少期は、問題解決は母親の役目だった。

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私の幼少期は、昔ながらの分業制といいますか、家庭のことはすべてが
母親がするのが役目でした。父は人間的には悪い人ではないのですが、
いわゆる仕事人間で、家庭に関しては、1ミリもタッチしません。
ですから、子どもや学校に関しても全部母親です。

今思えば、母親は旦那の経済的な力には依存していたのでしょうが、
精神的な支えがないなかで、よく育児や家事、学校、パート、その他もろもろ、
こなすことが出来たなぁとお世辞抜きに感心します。

生活をしていれば、大なり小なり何かしら問題なんて生まれてきます。
あと、問題というのは、受け手の考え方によっても変わると言うこともあります。
私や母親のようなAC完璧主義的だと、すぐに「なんとかしなくちゃ」と頑張ってしまうんです。

そう言う姿を見ていたからか、何か起これば、なんとか解決る糸口を見つけよう!とか、
どうすればもっと良い方法があるかなど無意識のうちに考えるようになっていたのです。

とはいえ、小さい頃は、自分で出来る事は限られるため母親に依存しているわけですが、
成長と共に自分でも色々と考えたり、行動したりが出来るようになってきます。

これらの問題を解決したいという原動力は、私の場合、すっきりしたいため!という
わけではなく、目の前の不安を早く払拭したいという焦燥感からの行動です。

ですから、自分が動く源泉となっているものって、不安感とか焦燥感なのです。
「楽しいからやる」「気持ちいいからやる」ということではないので、解決しても
安堵感はあるものの、あまり満足感を得ると言うことはありません。

これが結構幸せの感じ方と直結しているということが、最近、自分の頭の中でつながったような
気がしました。

つづく

脳には妙なクセがある (扶桑社新書)





2015年11月19日

アダルトチルドレンからの回復!先入観を緩めることが、苦しみや辛さから抜けられる幸せの秘訣?!

アダルトチルドレン、略してAC…。回復したり改善したり、
誰もが、自覚したときからそれを望んで書籍を読みあさったり、
病院を駆け巡ったりすることでしょう。

しかし、こちらが求めているような答えはなかなかありません。
書籍を読みあさっていると、同じような文言にうんざりして疲弊してくる
こともあるでしょうし、病院へ行ったとしても上手く医師との疎通がいかず、
満足できるようなないようにならない
…。

それもそのはず、アスペの改善などに関しても同じことが言えますが、
改善や回復方法は、人それぞれであるから完璧にマッチングする方法は、
最終的には自分自身が見つけなくてはいけません。

■アダルトチルドレンからの回復などの書籍はあくまで参考書。

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私自身、数えたことはありませんが、新書から中古まで、自分が気になると
思うACの書籍や発達障害の書籍など、かなり読みあさっていた時期があります。

初めて気づいたときは衝撃的で、心も身体もふわっと軽くなった気がしたんです。
だって、自分が辛い、なんとなく生きづらいと感じる原因が分かったのですから。
白黒思考の自分からすれば、原因が分かったら、解決するという答えしか脳裏にありません。

そうです。完全復帰みたいなイメージを抱くのです。
今までの自分とは一線を画した新しい自分が芽を出す感じ。
スパッとした改善が見られるのでは?
勝手に期待しまくったわけです^^

別にそれが悪いことではないのですが、たいていは、本を読んで数ヶ月頑張ったぐらいで、
何十年も苦しかった自分の脳の癖が急に変わると言うことはまずあり得ないんです。

■アダルトチルドレンは個人差あり!原因は脳の思考の癖

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毎日毎日、自動思考がマイナスのアファメーションを欠かさず何十年も行っている
脳みそは、もうマイナスアファのプロですよ。マイナスマインドが根付いているので、
とりあえず、ぱっと思いつくことは無意識にマイナス的な事なのです。

もうね。べっとりですよ。アロンアルファでべったり脳に張り付いているんです。
「危ないから、こう考えときなさい」
「気分が悪くならないように、先に嫌なことを考えておきなさい」
「がっかりすると、傷つくからダメだったことを先に考えなさい」


そんな風に、無意識に脳が思ってしまうんです。これはどうしようもないこと。
まずは、このすぐ嫌なことを考えてしまうのは自分の意思ではなく自動思考なのだと。
そして、これは小さい頃なにかしらで植え付けられたか自ら学習した自己防衛本能です。

ACをよくしていくというのは、主に、この脳みそに張り付いた癖を、
少しずつ少しずつ溶かすなり、はがすなりして、取り除いてあげると言うこと

を意味します。要は癖を改善するんです。

爪を噛んだり、鼻くそをほじったり、貧乏揺すりをしたり、行動の癖というものもあります。
たいしたことでなくても、癖を治すというのは結構たいへんですよね。
ですから、AC回復改善も同じようにそういった自覚も必要なのです。

■自分の世界観だけにこだわりすぎると自分の首を絞める。

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・〇〇は、〇〇でなければならない。
・こういうときはこういう行動をすべきだ。
・〇〇が良いことで、〇〇が悪いことである。


などなど、基本的に中間の発想を好まないのがACの特徴にあるかもしれません。
白黒思考とかオールオアナッシングとか言われる思考です。

例えば、私が勝手に思い込んでいた自分の常識ですが、
・メールをこちらが出したら、数時間以内に相手は返信すべきだ。

なんていう選択肢しか持っていないと、非常にせまくるしい思いをすることになります。

メールを出して、自分の間隔で設定してある数時間返信がないと、相手によりますが、
・返信が遅い。もの凄く失礼なやつだな。俺のこと馬鹿にしてるのか?
(勝手な被害者意識による怒り)
・もしかして、なんか機嫌が悪くなるようなこと書いちゃったかな。
(勝手な自責の念に駆られ不安になる)
・もしかして、事故にでもあって返信できないとか
(過剰な想像により、より不安にさせる)

たかが、メールを出すぐらいでこんな風に物事を考えているわけですから、
そりゃ、脳みそ疲れますよ。全部作り出しているのは自分の脳です。

■先入観、固定観念、こだわり、偏見をなくすのではなく緩める。

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では、どういう考えを元に取り組めば良いのか?

先のメールの例でいうと、怒りや不安など1度無意識に思うことは仕方ないとしましょう
思ったあとに本当にそうか?と自分に尋ねる余裕を持つ必要があります。

冷静に考えれば、逆にメールが来た立場であれば、返信できないような状況と
いうのは、いくらでもあります。もちろん故意に返信したくない場合もあると
思いますが、相手が何を考えているかなんて結局変えることは出来ないのだから、
いくら悩んだって、杞憂なんです。

・きっと、忙しくて返信忘れているのかもしれないな。
・携帯を見ることが出来ない状況かもしれないな。


そういう、考え方も出来るはずなのです。どうしても返信が来なかったら、
また送れば良いだけの話なんです。



たくさんの先入観、偏見、こだわり、固定観念などどれも同じような意味合いですが、
これが、もれなく頭にこびりついているわけです。すべてそれをなくそう!!なんてことは
しなくていいのです。悪いものはなくす!良いものは残す!みたいな発想でなく、
良いも悪いも自分の中で共存させながら生きることが自分を見つめると言うこと
なるのではないでしょうか。

「も〜、許せない!」と思えることを、「許しましょう」なんて都合の良いことはいいません。

・私は許せないけど、そう言う考え方もあるんだ。
・私は理解できないけど、この人はそういう性格なんだな。


というような、グレーな受け止め方。これは、子育てにも非常に有効だと思います。
自分の先入観は脳にこびりついているものです。簡単には剥がれません。
だから自分の先入観に執着しすぎるのではなく、人間の数だけ色んな考え方が
あるんだなぁ。ぐらいにマイルドに考えなおしてあげるという訓練


が自分の脳の癖を緩めるきっかけになる
でしょう。

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2015年11月18日

自分で自分の心を満たすことができれば、生きづらさから少し解放される。

発達障害のパートナーという限られたジャンルにとどまることなく重要なことがあります。
人間が生きていく上で、人と関わっていく上で、自分の心を満たすということは永遠の
テーマなのかもしれません。なんとなくそんなこと分かっているようで、実際出来ていない
人の方が多いということが悩みの種でもあります。

人によって辛さのバロメーターは、まちまちです。他人にとっては大したことがないと
思われるようなことでも、自分がしんどい、辛い、自分の生きていることに価値を感じられない
と感じるならそれは自分にとって大問題であるわけです。まずは、そういった繊細な自分自身の
心の根底を探っていくことも解決につながるかもしれません。

■満たされない心を外部のもの、人、関係で埋めようとしても一時的。

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俗に、心理学でいえば、満たされない心。これらは、どうすれば満たされるのでしょうか。
そもそも、自分は何があれば満たされると感じるのでしょうか。

私の場合、今現時点では、
・アスペ嫁と意思伝達がスムーズにできること。
・子ども達含め、家族全体が楽しい雰囲気で生活できること。


この2つですかね。ぜいたくをいわないで最低限といえばこんな感じです。

じゃあ、この2つがもし仮に満たされたとしたら、毎日心が満たされた状態で
生活が出来るのでしょうか?

もちろん、実現可能であれば、今以上は満たされた気持ちになるでしょう。

しかし、それが一生続くかというとそれは別の話です。条件がクリアされて
しまうと、次は次で違う欲求が出てくるのが人間の脳の癖
なのです。

そう考えると、周りの人や、もの、環境に対して変化を求めて自分の心を
満たそうとするという行為は、一時的に自分の心を満たすということになります。



■あった出来事を受け手止めているのは自分自身の脳みそ

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幸せ感というのは、人それぞれでしょう。
「道ばたで100円を拾った!」
といって、その日がラッキーでついていると幸せ感が満たされて
1日を過ごすことができる人もいれば、

「チッ、100円かよ。どこかに1億でも落ちてないかなぁ」
といって、幸せ感を感じるどころか、「自分は何でこんなにお金がないんだろう。ついてないな」
と自分を余計に攻撃する人さえいます。

このときの、幸せ感を生み出しているのはなんでしょう。
100円!ではありません。100円はあくまで外的環境のきっかけにすぎないのです。

その事象に対して、どう思ったかどう受け止めたかは、その人自身の脳なのですね。

別に100円拾ったら大いに喜びなさいと言う話ではありません。
アスペ嫁にこういう話をすると、そんなことを突っ込まれてしまいますが…^^

カラッカラになった幸せ感の器は、もちろん外部的な要因で満たすこともできます。
ただ一過性のものが多かったり、依存症的なものが伴うことが思った以上にあるのです。

■心の満たされない部分は、最終的に埋められるのは自分だけ。

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外部的なことで自分を満たし続けている人は、それが枯渇すると別の対象物を求めます。
・旦那(嫁)に満たされないので、自分を求めてくれる別の男(女)と不倫をして一時的に満たされる。
・日頃のストレスを、買い物や、ギャンブルで解消した気持ちになる。
・面白いことがないので、薬に手を出し満たされる。
・理解してくれる人がいないから、自分が満足できるネット世界にひきこもる。
・他人から必要とされることで、自分の存在価値を確認でき満たされる。



などなど、例を挙げればキリがないほど、ほぼ全てが依存症的感覚に陥っています。
自分がそれに依存しているという自覚がないままのめり込み、ひとときの満たされた
感覚で安心感を求めている
のだろうと思います。

これは、一般の人でも同じですが、特にアスペパートナーをもった人のメンタル強化
には欠かせないこと。それは、自分で自分の幸せ感の器を満たせるようになることです。

アスペのパートナーになるような人で多いのは、ACタイプの人だといわれています。
つまり、もの凄く他人の目、世間の評価を基準に生きていて、本当の自分の思うことを
かなり心の奥に隠してしまっているような人。これを続けると自分が何が好きで何が
楽しいのかさえも分からなくなってしまいます。

他人のことばかり気にするが故、人からの評価や称賛がないと、すぐ不安になり自分という
人間の存在価値を見いだせなくなるのも特徴です。ちょっとした自分への批判や、否定的な
意見にもの凄く繊細で、傷つき具合も半端ないです。私はめちゃくちゃ根に持つタイプでした^^



でもそれは仕方ないんです。これが良いことであると親に教えられて育ってしまったのだから。
心の根底の基準にそういうものを植え付けられているが故の苦しみでもあります。

しかし、最終的にはそこに向き合って、自分で植え付けられた種を見つけて取り除いて
いく必要
があります。

自分を満たすためのヒントは、悪い自分を成敗することではなく、
良い面と悪い面どちらも含めた自分が自分なのだということを認識すること。

悪い面の自分ばかり切り落として、自分の良い面だけで生活していこうとするから、
切り落とされた部分が、傷口になって苦しくなります。悪いとか良くない自分の
癖や行動、発言であっても自分自身であることを否定してはいけません。

ありのままの自分自身に向き合えるかどうかが、最初のスタートラインなのです。

どうしても「心が満たされない」人たち





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