2015年11月19日
アダルトチルドレンからの回復!先入観を緩めることが、苦しみや辛さから抜けられる幸せの秘訣?!
アダルトチルドレン、略してAC…。回復したり改善したり、
誰もが、自覚したときからそれを望んで書籍を読みあさったり、
病院を駆け巡ったりすることでしょう。
しかし、こちらが求めているような答えはなかなかありません。
書籍を読みあさっていると、同じような文言にうんざりして疲弊してくる
こともあるでしょうし、病院へ行ったとしても上手く医師との疎通がいかず、
満足できるようなないようにならない…。
それもそのはず、アスペの改善などに関しても同じことが言えますが、
改善や回復方法は、人それぞれであるから完璧にマッチングする方法は、
最終的には自分自身が見つけなくてはいけません。
■アダルトチルドレンからの回復などの書籍はあくまで参考書。
私自身、数えたことはありませんが、新書から中古まで、自分が気になると
思うACの書籍や発達障害の書籍など、かなり読みあさっていた時期があります。
初めて気づいたときは衝撃的で、心も身体もふわっと軽くなった気がしたんです。
だって、自分が辛い、なんとなく生きづらいと感じる原因が分かったのですから。
白黒思考の自分からすれば、原因が分かったら、解決するという答えしか脳裏にありません。
そうです。完全復帰みたいなイメージを抱くのです。
今までの自分とは一線を画した新しい自分が芽を出す感じ。
スパッとした改善が見られるのでは?と勝手に期待しまくったわけです^^
別にそれが悪いことではないのですが、たいていは、本を読んで数ヶ月頑張ったぐらいで、
何十年も苦しかった自分の脳の癖が急に変わると言うことはまずあり得ないんです。
■アダルトチルドレンは個人差あり!原因は脳の思考の癖
毎日毎日、自動思考がマイナスのアファメーションを欠かさず何十年も行っている
脳みそは、もうマイナスアファのプロですよ。マイナスマインドが根付いているので、
とりあえず、ぱっと思いつくことは無意識にマイナス的な事なのです。
もうね。べっとりですよ。アロンアルファでべったり脳に張り付いているんです。
「危ないから、こう考えときなさい」
「気分が悪くならないように、先に嫌なことを考えておきなさい」
「がっかりすると、傷つくからダメだったことを先に考えなさい」
そんな風に、無意識に脳が思ってしまうんです。これはどうしようもないこと。
まずは、このすぐ嫌なことを考えてしまうのは自分の意思ではなく自動思考なのだと。
そして、これは小さい頃なにかしらで植え付けられたか自ら学習した自己防衛本能です。
ACをよくしていくというのは、主に、この脳みそに張り付いた癖を、
少しずつ少しずつ溶かすなり、はがすなりして、取り除いてあげると言うこと
を意味します。要は癖を改善するんです。
爪を噛んだり、鼻くそをほじったり、貧乏揺すりをしたり、行動の癖というものもあります。
たいしたことでなくても、癖を治すというのは結構たいへんですよね。
ですから、AC回復改善も同じようにそういった自覚も必要なのです。
■自分の世界観だけにこだわりすぎると自分の首を絞める。
・〇〇は、〇〇でなければならない。
・こういうときはこういう行動をすべきだ。
・〇〇が良いことで、〇〇が悪いことである。
などなど、基本的に中間の発想を好まないのがACの特徴にあるかもしれません。
白黒思考とかオールオアナッシングとか言われる思考です。
例えば、私が勝手に思い込んでいた自分の常識ですが、
・メールをこちらが出したら、数時間以内に相手は返信すべきだ。
なんていう選択肢しか持っていないと、非常にせまくるしい思いをすることになります。
メールを出して、自分の間隔で設定してある数時間返信がないと、相手によりますが、
・返信が遅い。もの凄く失礼なやつだな。俺のこと馬鹿にしてるのか?
(勝手な被害者意識による怒り)
・もしかして、なんか機嫌が悪くなるようなこと書いちゃったかな。
(勝手な自責の念に駆られ不安になる)
・もしかして、事故にでもあって返信できないとか
(過剰な想像により、より不安にさせる)
たかが、メールを出すぐらいでこんな風に物事を考えているわけですから、
そりゃ、脳みそ疲れますよ。全部作り出しているのは自分の脳です。
■先入観、固定観念、こだわり、偏見をなくすのではなく緩める。
では、どういう考えを元に取り組めば良いのか?
先のメールの例でいうと、怒りや不安など1度無意識に思うことは仕方ないとしましょう。
思ったあとに本当にそうか?と自分に尋ねる余裕を持つ必要があります。
冷静に考えれば、逆にメールが来た立場であれば、返信できないような状況と
いうのは、いくらでもあります。もちろん故意に返信したくない場合もあると
思いますが、相手が何を考えているかなんて結局変えることは出来ないのだから、
いくら悩んだって、杞憂なんです。
・きっと、忙しくて返信忘れているのかもしれないな。
・携帯を見ることが出来ない状況かもしれないな。
そういう、考え方も出来るはずなのです。どうしても返信が来なかったら、
また送れば良いだけの話なんです。
たくさんの先入観、偏見、こだわり、固定観念などどれも同じような意味合いですが、
これが、もれなく頭にこびりついているわけです。すべてそれをなくそう!!なんてことは
しなくていいのです。悪いものはなくす!良いものは残す!みたいな発想でなく、
良いも悪いも自分の中で共存させながら生きることが自分を見つめると言うことに
なるのではないでしょうか。
「も〜、許せない!」と思えることを、「許しましょう」なんて都合の良いことはいいません。
・私は許せないけど、そう言う考え方もあるんだ。
・私は理解できないけど、この人はそういう性格なんだな。
というような、グレーな受け止め方。これは、子育てにも非常に有効だと思います。
自分の先入観は脳にこびりついているものです。簡単には剥がれません。
だから自分の先入観に執着しすぎるのではなく、人間の数だけ色んな考え方が
あるんだなぁ。ぐらいにマイルドに考えなおしてあげるという訓練
が自分の脳の癖を緩めるきっかけになるでしょう。
マイナス思考と上手につきあう 認知療法トレーニング・ブック──心の柔軟体操でつらい気持ちと折り合う力をつける
誰もが、自覚したときからそれを望んで書籍を読みあさったり、
病院を駆け巡ったりすることでしょう。
しかし、こちらが求めているような答えはなかなかありません。
書籍を読みあさっていると、同じような文言にうんざりして疲弊してくる
こともあるでしょうし、病院へ行ったとしても上手く医師との疎通がいかず、
満足できるようなないようにならない…。
それもそのはず、アスペの改善などに関しても同じことが言えますが、
改善や回復方法は、人それぞれであるから完璧にマッチングする方法は、
最終的には自分自身が見つけなくてはいけません。
■アダルトチルドレンからの回復などの書籍はあくまで参考書。
私自身、数えたことはありませんが、新書から中古まで、自分が気になると
思うACの書籍や発達障害の書籍など、かなり読みあさっていた時期があります。
初めて気づいたときは衝撃的で、心も身体もふわっと軽くなった気がしたんです。
だって、自分が辛い、なんとなく生きづらいと感じる原因が分かったのですから。
白黒思考の自分からすれば、原因が分かったら、解決するという答えしか脳裏にありません。
そうです。完全復帰みたいなイメージを抱くのです。
今までの自分とは一線を画した新しい自分が芽を出す感じ。
スパッとした改善が見られるのでは?と勝手に期待しまくったわけです^^
別にそれが悪いことではないのですが、たいていは、本を読んで数ヶ月頑張ったぐらいで、
何十年も苦しかった自分の脳の癖が急に変わると言うことはまずあり得ないんです。
■アダルトチルドレンは個人差あり!原因は脳の思考の癖
毎日毎日、自動思考がマイナスのアファメーションを欠かさず何十年も行っている
脳みそは、もうマイナスアファのプロですよ。マイナスマインドが根付いているので、
とりあえず、ぱっと思いつくことは無意識にマイナス的な事なのです。
もうね。べっとりですよ。アロンアルファでべったり脳に張り付いているんです。
「危ないから、こう考えときなさい」
「気分が悪くならないように、先に嫌なことを考えておきなさい」
「がっかりすると、傷つくからダメだったことを先に考えなさい」
そんな風に、無意識に脳が思ってしまうんです。これはどうしようもないこと。
まずは、このすぐ嫌なことを考えてしまうのは自分の意思ではなく自動思考なのだと。
そして、これは小さい頃なにかしらで植え付けられたか自ら学習した自己防衛本能です。
ACをよくしていくというのは、主に、この脳みそに張り付いた癖を、
少しずつ少しずつ溶かすなり、はがすなりして、取り除いてあげると言うこと
を意味します。要は癖を改善するんです。
爪を噛んだり、鼻くそをほじったり、貧乏揺すりをしたり、行動の癖というものもあります。
たいしたことでなくても、癖を治すというのは結構たいへんですよね。
ですから、AC回復改善も同じようにそういった自覚も必要なのです。
■自分の世界観だけにこだわりすぎると自分の首を絞める。
・〇〇は、〇〇でなければならない。
・こういうときはこういう行動をすべきだ。
・〇〇が良いことで、〇〇が悪いことである。
などなど、基本的に中間の発想を好まないのがACの特徴にあるかもしれません。
白黒思考とかオールオアナッシングとか言われる思考です。
例えば、私が勝手に思い込んでいた自分の常識ですが、
・メールをこちらが出したら、数時間以内に相手は返信すべきだ。
なんていう選択肢しか持っていないと、非常にせまくるしい思いをすることになります。
メールを出して、自分の間隔で設定してある数時間返信がないと、相手によりますが、
・返信が遅い。もの凄く失礼なやつだな。俺のこと馬鹿にしてるのか?
(勝手な被害者意識による怒り)
・もしかして、なんか機嫌が悪くなるようなこと書いちゃったかな。
(勝手な自責の念に駆られ不安になる)
・もしかして、事故にでもあって返信できないとか
(過剰な想像により、より不安にさせる)
たかが、メールを出すぐらいでこんな風に物事を考えているわけですから、
そりゃ、脳みそ疲れますよ。全部作り出しているのは自分の脳です。
■先入観、固定観念、こだわり、偏見をなくすのではなく緩める。
では、どういう考えを元に取り組めば良いのか?
先のメールの例でいうと、怒りや不安など1度無意識に思うことは仕方ないとしましょう。
思ったあとに本当にそうか?と自分に尋ねる余裕を持つ必要があります。
冷静に考えれば、逆にメールが来た立場であれば、返信できないような状況と
いうのは、いくらでもあります。もちろん故意に返信したくない場合もあると
思いますが、相手が何を考えているかなんて結局変えることは出来ないのだから、
いくら悩んだって、杞憂なんです。
・きっと、忙しくて返信忘れているのかもしれないな。
・携帯を見ることが出来ない状況かもしれないな。
そういう、考え方も出来るはずなのです。どうしても返信が来なかったら、
また送れば良いだけの話なんです。
たくさんの先入観、偏見、こだわり、固定観念などどれも同じような意味合いですが、
これが、もれなく頭にこびりついているわけです。すべてそれをなくそう!!なんてことは
しなくていいのです。悪いものはなくす!良いものは残す!みたいな発想でなく、
良いも悪いも自分の中で共存させながら生きることが自分を見つめると言うことに
なるのではないでしょうか。
「も〜、許せない!」と思えることを、「許しましょう」なんて都合の良いことはいいません。
・私は許せないけど、そう言う考え方もあるんだ。
・私は理解できないけど、この人はそういう性格なんだな。
というような、グレーな受け止め方。これは、子育てにも非常に有効だと思います。
自分の先入観は脳にこびりついているものです。簡単には剥がれません。
だから自分の先入観に執着しすぎるのではなく、人間の数だけ色んな考え方が
あるんだなぁ。ぐらいにマイルドに考えなおしてあげるという訓練
が自分の脳の癖を緩めるきっかけになるでしょう。
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