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2015年11月27日
自閉症スペクトラムは病気ではありません。脳の障害です。
見つめ合った2人がその後に同じ作業をすると、まばたきの頻度やコミュニケーションに関係がある脳の部位で血流の動きが似通ってくる−。自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の小池耕彦特任助教(神経科学)らの研究グループが脳の不思議な働きを突き止め、米科学誌(電子版)に発表した。
引用元:産経WEST2015.11.25 11:30
引用元:産経WEST2015.11.25 11:30
人間にとって、脳とは宇宙のように解明でいない永遠のテーマでもあります。
この研究は「自閉症スペクトラム障害」の治療に役立つ可能性があるという記事でありますが、
うまく脳の機能を改善に応用できるとうれしいのですが、まだまだ実用的なレベルではありません。
さらに、自閉症スペクトラムを「治療」と書いている時点で、執筆した人の自閉症スペクトラム
への知識のなさが伝わってきますね。
治療でも改善でも訓練も、意思疎通が上手く出来るようになってくれれば
私たちにとっては良いわけですが、細かい表現のニュアンスが、一般の人への
誤った認識を生むことも確かであるので、複雑な気持ちにもなります。
目が見えない人、耳が聞こえない人が生活の質を上げるために
点字を学習したり、手話を学習するのは治療とはいいません。
これらは、「障害」だからです。
病気は、難病と呼ばれるようなものを除けば、完治するための手段が
現代の西洋医学、東洋医学にはあります。治る可能性があるものを
治療と呼ぶことが適切なのだろうと思います。
自閉症スペクトラムは病気ではありません。生まれつき持った脳の障害です。
治療で良くなれば、万々歳なのですが、実際はそうではありません。
日常生活、仕事上などで、周りに特性を理解してもらった上で、
工夫をすることで生活の質が向上して改善するということはあります。
もしくは、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などを積極的に
取り入れることによって、訓練するということも効果的であるといわれています。
しかし、一般的な感覚では、これらの基礎的なことを学習したのであれば、
次のステップへ自ら応用ができるだろうと思ってしまうんですね。自閉症スペクトラム
のひとは、その応用が一番苦手とするわけで、そういったことで周りと摩擦が生まれる
ということも少なくありません。
これが結婚相手であったりすると…家庭内でさまざまな摩擦にでくわすことに
なります。関係は対立し、口論になったりが絶え間ないでしょう。
そんなことがあっても、自ら家庭を立て直そう!とか思わないのもこの人達の特徴。
一家の影の大黒柱であるパートナーが孤立奮闘してカサンドラ愛情剥奪症候群におちいり、
家の中はひっちゃかめっちゃかになっているなんていうことも珍しくないでしょう。
1つだけ言えることは、パートナー1人の力では、どうにもこうにもならないということ。
色んな情報を共有して、模索していったり、より調べたりということは必要でしょうが、
1人で抱えすぎてしまうということが一番家族にとって、自分にとって、子どもにとって、
悪影響になるということも理解しておいた方が良いと思います。
自閉症スペクトラム -10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体- (ソフトバンク新書)
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2015年11月26日
アスペ嫁との結婚当初の着替えについての約束ごと。(その2)
結婚誓約書をチャペルのしたで交わしてから数十年。
「汝は、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」
ロマンティストで女っぽいわたくしAC夫は、神父の言葉を今でもよく覚えています。
契約不履行ではないでしょうか?アスペ嫁さん。となんどか詰めたくなります。
まあ、伝えても「履行」といういみが分からないとおもうので「???」という顔をされて
おしまいだと思いますが^^
■干渉されないストレスフリー!エネルギー満タンな生活。
私にとっては、結婚当初楽だったのは奥さんに干渉されないこと。
今はその干渉されなさすぎるところが嫌だと私はいうのだから、客観的にみれば、
私自身がかなりわがままをいっていることになりますね…
結婚をすると、ああして欲しい、こうして欲しいなどと夫に注文をつけたり
している先輩方をみていたので、うるさく要求してこない、干渉しない嫁は、
本当に気が楽だったなぁと思ってました。当時はそれが全く不満足ではなかったのです。
当時そう思っていたのには、理由があります。
アスペ嫁と付き合うまえに、付き合っていた女性がもの凄く干渉する人間だったのです。
毎日、お互いの気持ちをメールで伝え合ってたしかめたり、行動なども逐一伝えないと
気が済まないような人だったのです。さらに嫉妬深い性格だったため、つきあいが深くなるにつれ
気持ちが重くなってしまうという感じ。
そんなときに、不思議な感覚の、かわいらしいアスペ嫁と出会ってしまったのです。
するするといつの間にやら、アスペ嫁といる方が心が解放されるような気持ちになった
のでしょうね。
結婚後、私の思考状態は、「すべて信頼されているんだ!」という風に思いこんでいました。
人間すごいですよね。こちらがプラスに思い込んでいると、毎日が楽しいのですから^^
実際は、アスペ嫁が夫の細かい点まで気が回らなかったというだけの話でしたが。
■目の前で着替えをして欲しくない理由
アスペ嫁が目の前で着替えをして欲しくない理由はいたってまともでした。
「夫婦で着替えのときは、目の前で裸になったりに慣れすぎてしまうと、
新鮮みがなくなっていって、恥じらいとかがなくなってしまうから嫌」だと
いうことで、私自身もそれはそうだなぁと、納得して約束を交わしました。
私は約束を守ろうと、お風呂にはいったり、服を着替えたりするときは、
アスペ嫁の前では絶対脱がないで、部屋を移動して脱いだりをしていました。
そして、現在もそのルールを私は守っているのですが…
肝心のアスペ嫁は、子どもができたころからでしょうかね。
前振りも何もなく気にすることがなくなってしまい、人の目の前で下着を脱いだり
するようになりました。あれだけ自分から約束して自分で破るというアスペ嫁の王道ですね。
今でこそ、半ば諦め、半ば受け入れの状態ですが、当時はその矛盾が
理解できなくて、かなりストレスを自分のなかにため込んだ気がします。
アスペ嫁が約束を守らないという、私からすると裏切り行為という火種を
おとしはじめたということもありますが、基本的に嫁は何も変わっていないんです。
変わってしまったのは、私自身の受け止め方。過干渉の人と付き合えば、
重くて支えきれなくなり、無関心な人と付き合えば、最終的には干渉されなすぎて、
愛情を感じることができないという拗ねた心。
結局今のままでは、どんな人がパートナーであっても満たされることがない…
そんな風に気づいてしまったことがあるのです。
これが相手に100%の幸せを求める末路なのだと。
アスペ嫁から干渉されないことが、結婚当初は最高に良かったのですが、
今現在は、あまりにも干渉されないことが不満になっているという面白い状況。
もちろん、たくさんのがっかり案件が数十年の間の結婚生活であったということ
が私の心をねじ曲げてしまったとも言えますが、いっしょに生活していくことを
のぞむなら、この嫁が変わらないという事実をまず受け入れないといけないのだろう
と思うわけです。それが難しいときは、離婚するしかないと思います。
ただ、離婚か継続か!みたいな究極の二択にしないで、もっと気楽な気持ちで、
楽しい時期もあったし、受け入れられていた時期もあったという事を踏まえて、
その日その日が家族にとって楽しい1日が過ごせるように尽力するということが
自分の使命なのかもしれないと最近は思うのでした。
人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法
「汝は、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」
ロマンティストで女っぽいわたくしAC夫は、神父の言葉を今でもよく覚えています。
契約不履行ではないでしょうか?アスペ嫁さん。となんどか詰めたくなります。
まあ、伝えても「履行」といういみが分からないとおもうので「???」という顔をされて
おしまいだと思いますが^^
■干渉されないストレスフリー!エネルギー満タンな生活。
私にとっては、結婚当初楽だったのは奥さんに干渉されないこと。
今はその干渉されなさすぎるところが嫌だと私はいうのだから、客観的にみれば、
私自身がかなりわがままをいっていることになりますね…
結婚をすると、ああして欲しい、こうして欲しいなどと夫に注文をつけたり
している先輩方をみていたので、うるさく要求してこない、干渉しない嫁は、
本当に気が楽だったなぁと思ってました。当時はそれが全く不満足ではなかったのです。
当時そう思っていたのには、理由があります。
アスペ嫁と付き合うまえに、付き合っていた女性がもの凄く干渉する人間だったのです。
毎日、お互いの気持ちをメールで伝え合ってたしかめたり、行動なども逐一伝えないと
気が済まないような人だったのです。さらに嫉妬深い性格だったため、つきあいが深くなるにつれ
気持ちが重くなってしまうという感じ。
そんなときに、不思議な感覚の、かわいらしいアスペ嫁と出会ってしまったのです。
するするといつの間にやら、アスペ嫁といる方が心が解放されるような気持ちになった
のでしょうね。
結婚後、私の思考状態は、「すべて信頼されているんだ!」という風に思いこんでいました。
人間すごいですよね。こちらがプラスに思い込んでいると、毎日が楽しいのですから^^
実際は、アスペ嫁が夫の細かい点まで気が回らなかったというだけの話でしたが。
■目の前で着替えをして欲しくない理由
アスペ嫁が目の前で着替えをして欲しくない理由はいたってまともでした。
「夫婦で着替えのときは、目の前で裸になったりに慣れすぎてしまうと、
新鮮みがなくなっていって、恥じらいとかがなくなってしまうから嫌」だと
いうことで、私自身もそれはそうだなぁと、納得して約束を交わしました。
私は約束を守ろうと、お風呂にはいったり、服を着替えたりするときは、
アスペ嫁の前では絶対脱がないで、部屋を移動して脱いだりをしていました。
そして、現在もそのルールを私は守っているのですが…
肝心のアスペ嫁は、子どもができたころからでしょうかね。
前振りも何もなく気にすることがなくなってしまい、人の目の前で下着を脱いだり
するようになりました。あれだけ自分から約束して自分で破るというアスペ嫁の王道ですね。
今でこそ、半ば諦め、半ば受け入れの状態ですが、当時はその矛盾が
理解できなくて、かなりストレスを自分のなかにため込んだ気がします。
アスペ嫁が約束を守らないという、私からすると裏切り行為という火種を
おとしはじめたということもありますが、基本的に嫁は何も変わっていないんです。
変わってしまったのは、私自身の受け止め方。過干渉の人と付き合えば、
重くて支えきれなくなり、無関心な人と付き合えば、最終的には干渉されなすぎて、
愛情を感じることができないという拗ねた心。
結局今のままでは、どんな人がパートナーであっても満たされることがない…
そんな風に気づいてしまったことがあるのです。
これが相手に100%の幸せを求める末路なのだと。
アスペ嫁から干渉されないことが、結婚当初は最高に良かったのですが、
今現在は、あまりにも干渉されないことが不満になっているという面白い状況。
もちろん、たくさんのがっかり案件が数十年の間の結婚生活であったということ
が私の心をねじ曲げてしまったとも言えますが、いっしょに生活していくことを
のぞむなら、この嫁が変わらないという事実をまず受け入れないといけないのだろう
と思うわけです。それが難しいときは、離婚するしかないと思います。
ただ、離婚か継続か!みたいな究極の二択にしないで、もっと気楽な気持ちで、
楽しい時期もあったし、受け入れられていた時期もあったという事を踏まえて、
その日その日が家族にとって楽しい1日が過ごせるように尽力するということが
自分の使命なのかもしれないと最近は思うのでした。
人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法
2015年11月25日
アスペ嫁との結婚当初の着替えについての約束ごと。(その1)
大好きな人と、相思相愛の結婚。幸せ感もたっぷりですね。
結婚当時は、新鮮みがあってドキドキワクワクもあって楽しかったです。
いや、むしろ結婚する前の付き合っているときの方が私は良かったかもしれません。
1週間とか2週間に1回ぐらい会うぐらいがちょうど良かったです。
今では、毎日イライラしているアスペ嫁相手に、昔はたまに会うことで
かなり、癒やされていたのですから、面白い話ですね。
■アスペ嫁との結婚当初の状況とは?!
結婚に至った理由は人それぞれでしょう。できちゃった結婚の人もいるでしょうし、
お見合い結婚の場合もあるでしょうし、恋愛結婚の場合もあるでしょう。
AC夫は、バリバリの恋愛結婚だったわけですが、やはり幸せ感というか、
安心感が大きかったのだと思います。
幼い頃から求めていた安心感を、この人との生活で満たしてもらえるのだろうという
期待と、いっしょに生活できるという喜び。(アスペ嫁とは同棲はしたことがありませんでした)
どんなことがあっても乗り切っていける!そうエネルギーがみなぎっていました。
神式で行った結婚式の神父さんの言葉は今でも忘れません。
「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
確かに、お互い「誓います」といったはずなのですが…
数十年でお互い何が変わってしまったのでしょうか?結婚とはやはり墓場なのでしょうか。
私自身は結婚自体をゴールにしているつもりはありませんでしたが、潜在的なそんな気持ちが
宿っていたのかもしれません。自分がきめたパートナーですから間違いないと。自分と問題なく
意思疎通があうんの呼吸でできるのだろうと過剰な期待を相手に求めていたことは反省しなくては
いけない点かもしれません。
■アスペ嫁が唯一私にいってきた要求とは?
本来は、結婚する前によく話しておくことでしょうが、私の場合、結婚して同居を始めたときに、
どういう夫婦になりたい?とか夫としてどういうことをしてもらいたい?と聞いたのです。
私は、自分が求める夫婦像や奥さんにこれだけはしてもらいたいということを目をキラキラさせながら
アスペ嫁に伝えたものです。
アスペ嫁は、「うん」としか返事しませんでしたが、多分話が長くてよく聞いてなかったのだと
思います。
アスペ嫁から私への夫としての要望は?と再度聞き直すと、
「私は特に何もない」って言ったんです。えーっ!?なにもないんかい!
何かちょっとぐらいはあるでしょう?と聞いていたのですが、「ない」といってました。
そのときの私はお気楽なもので、この「ない」の意味を勝手に、
「夫として十分なのでこれ以上求めるものはない」という良い意味で取っていました。
今思えば、アスペ嫁が一番ぱっと思いつかないような抽象的な返答しにくい
質問をしていただけで、思いつかないから「ない」といっていただけなのです。
しかし、数日してから、「やっぱりこれだけは、守って欲しい」と何の脈略も
ないところから、嫁が話し出しました。
「いっしょに住んでいるからといってお互い目の前で着替えはしないで欲しい」
というのです。
あとから気づいたのですが、どうして急にそれをいいだしたかといえば、
新聞のテレビ欄をみるとバラエティでこんな夫婦はいやだ!みたいな特集がやっていたんです。
これをみていて思い立ったのだなぁと。
まあ、でも、なんだかんだ、「ない」といっていた割に、
かわいいところあるじゃないと思ってにやにやしたおぼえがあります。
結婚して、夫婦として現在までアスペ嫁にされた要求は、
今のところこの1つだけなんです…
受動型のアスペ嫁は他人に対して、干渉しませんし、頭が回転しない分、
相手にこうして欲しいああして欲しいという要求が生まれてこないようです。
ひとことで言うと、楽だけど、いっしょに住んでいるという張り合いがなくなってくるのです。
つづく
結婚までにふたりで解決しておきたい100の質問 (祥伝社黄金文庫)
結婚当時は、新鮮みがあってドキドキワクワクもあって楽しかったです。
いや、むしろ結婚する前の付き合っているときの方が私は良かったかもしれません。
1週間とか2週間に1回ぐらい会うぐらいがちょうど良かったです。
今では、毎日イライラしているアスペ嫁相手に、昔はたまに会うことで
かなり、癒やされていたのですから、面白い話ですね。
■アスペ嫁との結婚当初の状況とは?!
結婚に至った理由は人それぞれでしょう。できちゃった結婚の人もいるでしょうし、
お見合い結婚の場合もあるでしょうし、恋愛結婚の場合もあるでしょう。
AC夫は、バリバリの恋愛結婚だったわけですが、やはり幸せ感というか、
安心感が大きかったのだと思います。
幼い頃から求めていた安心感を、この人との生活で満たしてもらえるのだろうという
期待と、いっしょに生活できるという喜び。(アスペ嫁とは同棲はしたことがありませんでした)
どんなことがあっても乗り切っていける!そうエネルギーがみなぎっていました。
神式で行った結婚式の神父さんの言葉は今でも忘れません。
「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
確かに、お互い「誓います」といったはずなのですが…
数十年でお互い何が変わってしまったのでしょうか?結婚とはやはり墓場なのでしょうか。
私自身は結婚自体をゴールにしているつもりはありませんでしたが、潜在的なそんな気持ちが
宿っていたのかもしれません。自分がきめたパートナーですから間違いないと。自分と問題なく
意思疎通があうんの呼吸でできるのだろうと過剰な期待を相手に求めていたことは反省しなくては
いけない点かもしれません。
■アスペ嫁が唯一私にいってきた要求とは?
本来は、結婚する前によく話しておくことでしょうが、私の場合、結婚して同居を始めたときに、
どういう夫婦になりたい?とか夫としてどういうことをしてもらいたい?と聞いたのです。
私は、自分が求める夫婦像や奥さんにこれだけはしてもらいたいということを目をキラキラさせながら
アスペ嫁に伝えたものです。
アスペ嫁は、「うん」としか返事しませんでしたが、多分話が長くてよく聞いてなかったのだと
思います。
アスペ嫁から私への夫としての要望は?と再度聞き直すと、
「私は特に何もない」って言ったんです。えーっ!?なにもないんかい!
何かちょっとぐらいはあるでしょう?と聞いていたのですが、「ない」といってました。
そのときの私はお気楽なもので、この「ない」の意味を勝手に、
「夫として十分なのでこれ以上求めるものはない」という良い意味で取っていました。
今思えば、アスペ嫁が一番ぱっと思いつかないような抽象的な返答しにくい
質問をしていただけで、思いつかないから「ない」といっていただけなのです。
しかし、数日してから、「やっぱりこれだけは、守って欲しい」と何の脈略も
ないところから、嫁が話し出しました。
「いっしょに住んでいるからといってお互い目の前で着替えはしないで欲しい」
というのです。
あとから気づいたのですが、どうして急にそれをいいだしたかといえば、
新聞のテレビ欄をみるとバラエティでこんな夫婦はいやだ!みたいな特集がやっていたんです。
これをみていて思い立ったのだなぁと。
まあ、でも、なんだかんだ、「ない」といっていた割に、
かわいいところあるじゃないと思ってにやにやしたおぼえがあります。
結婚して、夫婦として現在までアスペ嫁にされた要求は、
今のところこの1つだけなんです…
受動型のアスペ嫁は他人に対して、干渉しませんし、頭が回転しない分、
相手にこうして欲しいああして欲しいという要求が生まれてこないようです。
ひとことで言うと、楽だけど、いっしょに住んでいるという張り合いがなくなってくるのです。
つづく
結婚までにふたりで解決しておきたい100の質問 (祥伝社黄金文庫)
2015年11月24日
小学生の息子に宇宙の説明を受けるアスペ嫁ちゃん…
昨日もアスペ、今日もアスペ、明日もアスペ。
アスペルガーな嫁の発言にいちいちアンテナを高くして
聞く耳を立てていると、本当に疲弊してしまいます。
しかし、厄介なのが、視覚は目をつむれば遮ることができますが、
聴覚は、どうしても聞こえてしまうので聞きたくなくても入ってくるわけです。
最近は耳栓かヘッドフォンを家では装備して物理的に余計なことを聞かないよう
にしているのですが、こんなことしている私って…初めは思いましたが、結構良いです^^
■宇宙人ぽいのに、宇宙について全く興味がない。
子どもにとって興味の範囲は個人差がありますが、比較的男の子は、
宇宙が好きだったりします。私も自分が子どもの頃に宇宙の図鑑を見て
なぜだかワクワクした想いがありますが、アスペ嫁は全く興味がない分野。
子どもって、自分が学んだことや知っていることを親に教えたがるという
時期があり、本で読んだことを一生懸命アスペ嫁に説明してるんです。
「子どもって健気だなぁ」と思いながら、ほっこりした気持ちでみているのですが、
アスペ嫁が、宇宙に興味がなさ過ぎて、回答がそっけなかったり、おかしな返答をするので、
子ども達は、不満が蓄積していくわけです。
子ども「ママー地球って太陽の周りを1年かけて回っているんだって!」
嫁「え?意味分からないんですけど。太陽が回ってるんでしょ?」
子ども「違うよ。太陽は回ってないの!!地球が回ってるんだよ。知らないの?」
嫁「ママは、太陽が地球の周りを回っていると知っているから、それ間違ってるよ」
子ども「だって図鑑に書いてあるんだよ。もういいよママは…。」
おいおい、いくら興味がないと言っても、昔の人か!というような感じです。
もちろんそんなことを知らなくても生活には全く支障はありませんが、まさに、
自分中心に世の中が回っているという感じですね^^
■「おてんとさま」は、てんとう虫の事だと思っていたアスペ嫁
大人になっても、ちょっとした記憶違いで誤った情報がインプットされているという
ときは、ありますよね。アスペ嫁に関しては、もの凄くこれが多いです。
大きな事から、小さな事まで、盛りだくさんすぎて困りますが…。
嫁「今日ね、暖かかったじゃない?だからおてんとさまがいっぱいでてきたの」
私「そりゃ快晴だったからね。でも一杯出てきたって意味分からんけど?」
嫁「20匹ぐらい出てきたんだよ。おてんとさん」
私「???おてんとさんが20匹?何の話だよ。太陽がそんなにあるわけないでしょ」
嫁「何?太陽って?おてんとさんっていってるじゃない。ほらっここにもいた!」
私「…あのさ、これてんとう虫でしょ。」
嫁「そうだよ。てんとう虫のことをおてんとさんていうでしょ?」
私「いわない、いわない。ママだけですよ」
嫁「えーショックぅ!ずっと今までそうだと思ってたのに」
嫁「じゃあ、おてんとさんってなんのことなの?」
私「どう考えても話の流れで太陽のことでしょ。(面倒くさいなぁ)」
前述もしましたが、まあ、知らなくても死ぬわけではないから気にしなきゃ良いのですが、
以前の私であったら、発狂してしまっていたと思います。知らなかったことはなるべく自分の
知識として学習していきたいAC夫と、世間の常識をしらなくても全く気にしないアスペ嫁。
なんとかこれで天秤が保たれているのでしょうね^^
こんなことも知らないの?バカなの?何考えて今まで生きてきたの?
と、昔は小一時間、問いただしたくなっていたのですが、細かい知識がなくても
何十年もこうやって生きてこれるわけだし、あまり考え込みすぎたり、頭に詰め込みすぎるのは、
必ずしも良いこと!とも言えないなという気持ちに最近はなっています。
そして、このアスペ嫁の無知は、自分の無知、家族の無知という感覚が強かったですから、
結構許せなかったのですが、「もう別格」この人の無知も恥も、私の無知でも恥でもない!
嫁ではあるが、そこは違うという意識が定着してからは、少し気持ちが楽になりました。
アスペ嫁にとって一番良いのは、あまり掘り下げたり説明したりする話でなく、
表面的に笑顔で「そうだね。そうなんだ」といっているだけで十分と言うことがわかってくるのです。
積年の恨みと、さみしさと、憎悪の感情が乗っかっているとなかなか難しいですけどね。
女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版)
アスペルガーな嫁の発言にいちいちアンテナを高くして
聞く耳を立てていると、本当に疲弊してしまいます。
しかし、厄介なのが、視覚は目をつむれば遮ることができますが、
聴覚は、どうしても聞こえてしまうので聞きたくなくても入ってくるわけです。
最近は耳栓かヘッドフォンを家では装備して物理的に余計なことを聞かないよう
にしているのですが、こんなことしている私って…初めは思いましたが、結構良いです^^
■宇宙人ぽいのに、宇宙について全く興味がない。
子どもにとって興味の範囲は個人差がありますが、比較的男の子は、
宇宙が好きだったりします。私も自分が子どもの頃に宇宙の図鑑を見て
なぜだかワクワクした想いがありますが、アスペ嫁は全く興味がない分野。
子どもって、自分が学んだことや知っていることを親に教えたがるという
時期があり、本で読んだことを一生懸命アスペ嫁に説明してるんです。
「子どもって健気だなぁ」と思いながら、ほっこりした気持ちでみているのですが、
アスペ嫁が、宇宙に興味がなさ過ぎて、回答がそっけなかったり、おかしな返答をするので、
子ども達は、不満が蓄積していくわけです。
子ども「ママー地球って太陽の周りを1年かけて回っているんだって!」
嫁「え?意味分からないんですけど。太陽が回ってるんでしょ?」
子ども「違うよ。太陽は回ってないの!!地球が回ってるんだよ。知らないの?」
嫁「ママは、太陽が地球の周りを回っていると知っているから、それ間違ってるよ」
子ども「だって図鑑に書いてあるんだよ。もういいよママは…。」
おいおい、いくら興味がないと言っても、昔の人か!というような感じです。
もちろんそんなことを知らなくても生活には全く支障はありませんが、まさに、
自分中心に世の中が回っているという感じですね^^
■「おてんとさま」は、てんとう虫の事だと思っていたアスペ嫁
大人になっても、ちょっとした記憶違いで誤った情報がインプットされているという
ときは、ありますよね。アスペ嫁に関しては、もの凄くこれが多いです。
大きな事から、小さな事まで、盛りだくさんすぎて困りますが…。
嫁「今日ね、暖かかったじゃない?だからおてんとさまがいっぱいでてきたの」
私「そりゃ快晴だったからね。でも一杯出てきたって意味分からんけど?」
嫁「20匹ぐらい出てきたんだよ。おてんとさん」
私「???おてんとさんが20匹?何の話だよ。太陽がそんなにあるわけないでしょ」
嫁「何?太陽って?おてんとさんっていってるじゃない。ほらっここにもいた!」
私「…あのさ、これてんとう虫でしょ。」
嫁「そうだよ。てんとう虫のことをおてんとさんていうでしょ?」
私「いわない、いわない。ママだけですよ」
嫁「えーショックぅ!ずっと今までそうだと思ってたのに」
嫁「じゃあ、おてんとさんってなんのことなの?」
私「どう考えても話の流れで太陽のことでしょ。(面倒くさいなぁ)」
前述もしましたが、まあ、知らなくても死ぬわけではないから気にしなきゃ良いのですが、
以前の私であったら、発狂してしまっていたと思います。知らなかったことはなるべく自分の
知識として学習していきたいAC夫と、世間の常識をしらなくても全く気にしないアスペ嫁。
なんとかこれで天秤が保たれているのでしょうね^^
こんなことも知らないの?バカなの?何考えて今まで生きてきたの?
と、昔は小一時間、問いただしたくなっていたのですが、細かい知識がなくても
何十年もこうやって生きてこれるわけだし、あまり考え込みすぎたり、頭に詰め込みすぎるのは、
必ずしも良いこと!とも言えないなという気持ちに最近はなっています。
そして、このアスペ嫁の無知は、自分の無知、家族の無知という感覚が強かったですから、
結構許せなかったのですが、「もう別格」この人の無知も恥も、私の無知でも恥でもない!
嫁ではあるが、そこは違うという意識が定着してからは、少し気持ちが楽になりました。
アスペ嫁にとって一番良いのは、あまり掘り下げたり説明したりする話でなく、
表面的に笑顔で「そうだね。そうなんだ」といっているだけで十分と言うことがわかってくるのです。
積年の恨みと、さみしさと、憎悪の感情が乗っかっているとなかなか難しいですけどね。
女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版)
2015年11月23日
赤ちゃんや子どもが発熱したらどうしたいい!?病院へ直行したがるアスペ嫁。(その2)
インフルエンザの季節にもなってきました。幼稚園、小学校から毎日のように、
ウイルスを運んでくる子ども達、よく元気にしていると思いませんか?
いつうつされてもおかしくない環境にいるのに…。
子どもが発熱したときにどうする?という問題は、現在進行形ですが、
主に新生児から3歳児ぐらいまでの話として書いています。
■3人目の時は、3度目の正直で堪忍袋の緒が切れました^^
仏の顔も三度までとはいいますが…
アスペの嫁は、何度でも^^
流石にふたりも育てているわけですから、アスペ嫁も頼もしい肝っ玉母ちゃんに
なってきてもいいかな?なんていう期待はまったく通用しません^^
アスペ嫁を本格的に発達障害っぽいと気づいたのは2人目を出産したあとでした。
アスペ嫁の脳の容量では、2人の子どもをみるというのがオーバーヒート状態なのです。
とてもあり得ないことが、起き始めたのもこの時期。それが3人ですよ。基本無理なんです。
子どもの人数が多くなるにつれ、どんな母親でも手が行き届きにくくなることは
想像がつくのではないでしょうか。それがアスペ嫁ですから…。
この頃になると、私も数多くの小児科の先生から病院へのかかりかたを
レクチャーされていたこともあり、よほどのことでなければ、病院へは
行かないようになりました。しかし、変わらないんですよ。アスペ嫁だけは。
確かに39度以上あると心配な気持ちは分かるのですが、うちの子供達は
幸いなことに、発熱しても脱水症状を起こしたり、食欲が減退したり、
あきらかに元気がなくなったりということがなかったので、しばらくすると
熱が自然に下がるということも多かったのです。
もちろん3日続けて下がらないようであれば、病院へ行くことも
考えますが、アスペ嫁は相変わらず「39度だ!病院」といっていました。
どうして熱が出るか?体の中で何が起こっているのか?そういう目に見えないことは
何度説明をしてもアスペ嫁には理解できない。「白血球が病原体と闘っているから…」なんて
説明しても無理無理。視覚情報から入った39度という数字だけが瞬間的に頭に残るのです。
■いかに、瞬間的に目の前のことだけしか考えられないかがわかる。
一般的に37度以上あると熱があるという目安になると思います。
しかし、実際は、基礎体温ってひとりひとり違うんですよね。そういうことも
アスペ嫁にはなかなか理解できないみたいです。
そして面白いのが、「37.0度」だと熱がある!って騒ぎ出すんですが、
「36.9度」だと知らんぷりって言う感じなのです。
基礎体温が36度ぐらいの人なら、どちらも高めになるわけですが、
アスペ嫁のスイッチでは体温計の37度をみると発動すると私の研究では、考えられています。
あるとき2番目の子が36.9度ぐらいが1週間ぐらい続いたときがあったのです。
37度以上の時は、うるさく言ってくるのでこちらもよく分かるのですが、
このときは参りました。あきらかに子どもの食欲がいつもよりも落ちていたのですが、
熱がないから安心と判断したのでしょう。状態がおかしいので病院へいってきてと
このときは私がお願いをして行ってもらいました。
結果、マイコプラズマ肺炎でした^^
子どもが話し始めるまでは、意思疎通がしにくいわけですが、うちの場合は、
しゃべり出してからの方が問題が多いのです。アスペ嫁が子どもの話を憶測したり、
何が言いたいかをまとめられないためです。
子どもはママに一生懸命話す。⇒アスペ嫁理解ができない⇒子ども大泣き。
このサイクルが非常に多い。このまま大きくなると、子どもは、ママへの信頼を失います。
「ママに言ってもどうせわかってくれない」と。
こういう経緯があったため、現在は、アスペ嫁には子どもの体温を記録することだけを
専念してやってもらうようにしています。その体温推移をみて私が客観的に
病院へ行った方が良いか判断するという感じ。
まったく、気持ちが分からない人が子どもを育てるってたいへんなことです。
はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア (主婦の友実用1シリーズ)
ウイルスを運んでくる子ども達、よく元気にしていると思いませんか?
いつうつされてもおかしくない環境にいるのに…。
子どもが発熱したときにどうする?という問題は、現在進行形ですが、
主に新生児から3歳児ぐらいまでの話として書いています。
■3人目の時は、3度目の正直で堪忍袋の緒が切れました^^
仏の顔も三度までとはいいますが…
アスペの嫁は、何度でも^^
流石にふたりも育てているわけですから、アスペ嫁も頼もしい肝っ玉母ちゃんに
なってきてもいいかな?なんていう期待はまったく通用しません^^
アスペ嫁を本格的に発達障害っぽいと気づいたのは2人目を出産したあとでした。
アスペ嫁の脳の容量では、2人の子どもをみるというのがオーバーヒート状態なのです。
とてもあり得ないことが、起き始めたのもこの時期。それが3人ですよ。基本無理なんです。
子どもの人数が多くなるにつれ、どんな母親でも手が行き届きにくくなることは
想像がつくのではないでしょうか。それがアスペ嫁ですから…。
この頃になると、私も数多くの小児科の先生から病院へのかかりかたを
レクチャーされていたこともあり、よほどのことでなければ、病院へは
行かないようになりました。しかし、変わらないんですよ。アスペ嫁だけは。
確かに39度以上あると心配な気持ちは分かるのですが、うちの子供達は
幸いなことに、発熱しても脱水症状を起こしたり、食欲が減退したり、
あきらかに元気がなくなったりということがなかったので、しばらくすると
熱が自然に下がるということも多かったのです。
もちろん3日続けて下がらないようであれば、病院へ行くことも
考えますが、アスペ嫁は相変わらず「39度だ!病院」といっていました。
どうして熱が出るか?体の中で何が起こっているのか?そういう目に見えないことは
何度説明をしてもアスペ嫁には理解できない。「白血球が病原体と闘っているから…」なんて
説明しても無理無理。視覚情報から入った39度という数字だけが瞬間的に頭に残るのです。
■いかに、瞬間的に目の前のことだけしか考えられないかがわかる。
一般的に37度以上あると熱があるという目安になると思います。
しかし、実際は、基礎体温ってひとりひとり違うんですよね。そういうことも
アスペ嫁にはなかなか理解できないみたいです。
そして面白いのが、「37.0度」だと熱がある!って騒ぎ出すんですが、
「36.9度」だと知らんぷりって言う感じなのです。
基礎体温が36度ぐらいの人なら、どちらも高めになるわけですが、
アスペ嫁のスイッチでは体温計の37度をみると発動すると私の研究では、考えられています。
あるとき2番目の子が36.9度ぐらいが1週間ぐらい続いたときがあったのです。
37度以上の時は、うるさく言ってくるのでこちらもよく分かるのですが、
このときは参りました。あきらかに子どもの食欲がいつもよりも落ちていたのですが、
熱がないから安心と判断したのでしょう。状態がおかしいので病院へいってきてと
このときは私がお願いをして行ってもらいました。
結果、マイコプラズマ肺炎でした^^
子どもが話し始めるまでは、意思疎通がしにくいわけですが、うちの場合は、
しゃべり出してからの方が問題が多いのです。アスペ嫁が子どもの話を憶測したり、
何が言いたいかをまとめられないためです。
子どもはママに一生懸命話す。⇒アスペ嫁理解ができない⇒子ども大泣き。
このサイクルが非常に多い。このまま大きくなると、子どもは、ママへの信頼を失います。
「ママに言ってもどうせわかってくれない」と。
こういう経緯があったため、現在は、アスペ嫁には子どもの体温を記録することだけを
専念してやってもらうようにしています。その体温推移をみて私が客観的に
病院へ行った方が良いか判断するという感じ。
まったく、気持ちが分からない人が子どもを育てるってたいへんなことです。
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