2017年08月18日
家族なのに「相談」ができないもどかしさ!それでもアスペルガー受動型の嫁は考えている(その2)
→家族なのに「相談」ができないもどかしさ!それでもアスペルガー受動型の嫁は考えている
生活に関心がないというのはイメージしにくいかもしれません。
アスペルガー受動型の嫁の場合は基本的に障害だけが問題なのではなく、
育ってきた環境も十分関係しています。
生活することにおいて、ほぼ周りに身の回りの世話をする人が
いて手取り足取り全部やってくれてしまったのです。
やってくれるから自分からお手伝いもしたことないし、
家の中でどういうことを母親がやっているのかも関心がない感じといえます。
アスペルガー受動型の嫁もある程度経験があるものはシナプスがつながり
やすいのか、想像はできないけど経験則で思い出すと言うことが可能です。
でもそれらは応用力にはつながりません。どうしても客観的視点で
みると、それができるのだからこれぐらいできるでしょう。という
感覚になってしまいがちです。
それとこれは別の場合が多いです。
経験があれば自分の経験の引き出しを開けて情報を取り出すことは
可能ですが、それを応用して他につなげたり、合わせ技をするという
こともまずむずかしいといえます。
だからこそ、未来の予定になってしまう夫婦の見通しや
子どもの見通しなどわからない未来の話は想像できないのです。
想像ができないから、何を答えて良いかわからない、だから
回答に困る、フリーズする。という流れで黙ってしまいます。
あくまでこれは受動型の人ですので、旦那さんがアスペルガー積極奇異型
の人だと似てる面はあっても、また異なるでしょう。
相談できない人と人生をともにしていかなくてはいけないんだな…
そう思ったときは私にとって絶望という2文字しか頭にありませんでした。
話はできますよ。たわいもない話や、どうでも良いような話、
でも自分たち、夫婦、親子、老後などいろいろあるなかで
何も相談できない人と生活するのは非常に気が重いです。
結婚をしている意味すらよくわからなくなるでしょうからね。
場合によっては一緒にいる意味を感じられないでしょうから離婚という
ことをイメージしてしまう人が多いのは当然のことだと思います。
結婚=幸せという理想ばかりを追い求めているわけではないにしても、
あまりにも相談できないというのは死活問題になります。
結局は私が骨子や概要をほぼ決めて、その通りに実行していくという
ことが多くなるわけです。これがむなしくてね…
家族がいるのに、また1人でいろいろ企画したり予定立てたりか…と。
こちらがどんなに機嫌が悪くしようが、期待しようができないものを
求めるだけ余計に自分がむなしくなります。
だから今はできる範囲であまり考えすぎずにやろうという
気持ちに切り替えるようにしています。考えすぎても思ったように
行くことの方が少ないからです。
事前にさまざまな問題をクリアできることが望ましいですが、
限られた時間の中で考える場合はむずかしいです。
どんな名案が出てもそれが本当にベストかなんて過去に遡って
比較できませんから、今選択したものを正しいと思って進むほうが
精神衛生上においても良いでしょう。
問題が生じたら都度対応していくというスタイルでも結構
何となるときは多いものです。病は気からということが
研究でも立証されつつあるようですから、ストレスを溜めない
ような生活を模索していく方がよっぽどいいのかもしれません。
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