2017年08月29日
「ASDは障害ではなく、違う文化を持つ少数派と理解して」わかっちゃいるけどなかなかできない……
自らが自閉症スペクトラム(ASD)で体験をもとにピアカウンセラーとして活動している齊藤麗子さん(36)=みやき町=が18日、基山中の特別支援教育研修で講演し「ASDは障害ではなく、違う文化を持つ少数派と理解して」と語りかけた
引用元:佐賀新聞
違う文化を持つ少数派と理解してということは非常に大切なことです。
しかしこれがなかなかむずかしいのですよね。
自分の心が満たされていないと、どうしても自分ばかり理解してもらおうとしてる…
見たいに思ってしまう自分も心のどこかにいるんです。
だから、それなら多数派の文化も理解する努力はお互いしようよ!
と思いたくなるのですが、これが感じられないので結果的に
一緒に生活をしても共感ができず、心が離れて行きがちです。
カサンドラになっている人なら余計ですよね。
カサンドラになるような人は自分の本来の能力よりも
オーバーヒート気味に毎日を生活している傾向です。
「こんなにがんばっているのだから、私のことも少しは理解してよ」
という気持ちが日々積み重なっていき気がついた時には暴発寸前!
もしくはもう暴発している^^みたいな。
アスペルガー受動型の嫁と私自身の関係はお互い50対50でわかり合う
みたいにきれいに半分ずつみたいなことはまず無理です。
私の主観では、80対20のような気持ちです。
こちらが80譲歩して、あなたは20しか歩み寄っていない!
せめて60対40ぐらいになるよう行動や発言で示してよ!なんて
いってもまず難しいのです。
やはり文化が異なるという言葉はきれいな表現ですが、
お互いの能力は同じではないからです。
アスペルガー受動型の嫁の20は私から見ればものたりない。
だけどアスペルガー受動型の嫁からすれば、その20は本人の中では200だったりします。
だから本人からすれば、こちらが20と思っても、200がんばっているのに…
どうしてもっと歩み寄るのだろう。みたいなミスマッチをうむのです。
だから夫婦でそれぞれに歩み寄っている度を数値化すると
90対10と感じる人、100対0と感じる人もいるでしょう。
しかし、あいてのその割合は恐らく変わっても一桁の数値が
前後するぐらいの変化です。要はかわらないのです。
現状の相手の行動が100%、200%の能力だと思った方が気持ちとしてはイライラが少なくなるでしょう。
客観的にはあきらめみたいなネガティブな印象もあるでしょうが、
相手の力量はそこがもう限界値だと受け止めることがたいせつなのかもしれません。
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コメントありがとうございます!
ごぶさたしております。
とてつもなくたいへんな状況だったのですね。
半年も掛けて作り上げるような物の能力があることはうらやましいです。
業務上のトラブルと言うことで最悪な状態にならなくて本当によかったです。
なんとか落ち着いたと言うことで安心しています。
同じミスを連発…というのは発達障害のあるあるでしょうが、
いろいろと対応に関しては工夫しなくてはいけませんので今後も
たいへんそうですね。
わざわざコメントいただけるだけでもありがたいことですので、
お時間があるときに気軽にコメントいただけますと幸いです。
突然、コメントがつけられなくなって・・・といいますかブログが見られる状態じゃなくなって、もう1年以上たちます。
実は、ちょっと仕事で死にそうな目(笑)に遭いまして・・・
私の会社では、お客さんの注文に応じて商品を作り販売する、オーダーメードの業務をしています。
私自身は、営業担当がお客さんとの間でまとめた注文内容に従って、その商品を作り上げる仕事をしています。
で、おととし1月くらいにある担当が受注したものを作り上げ、そろそろ納品という時期になって、その営業担当の話がまったく
見当違いなものだったことが判明し、半年かけて作ったものが没になって作り直しとなってしまいました。
まぁ、それが、昨年7月初旬の最後のコメントの時期だったわけです。
作るのに半年近くかかるものが納品間際で根本から変わるわけで、当然納期には間に合わず、しかも当社の側の責任なので
その後に受注した他の業務をこなしつつ全速力で作業するという状態で・・・
しかも、事情を話して、改めて納期を再設定すればまだよかったんですが、どうも、自分に責任があるとは考えず、
お客さんから注文内容が変更になったから作業が増えて納期が遅れたみたいに主張したため、お客さんからも不評を買ってしまって、
ますます当社の立場が悪くなってしまう状態です。
とりあえず、やっと落ち着いて、そのお客さんの納品も終わり一息つき、その間にたまった仕事もなんと片付きつつ、こうやって
コメントが書けるようになました。
その営業担当もやっぱり何らかの障害があるのか、それとも単に頭が悪いだけなのか、昔から同様のミスを連発していて注意はしていたんですがねぇ。
ほかの社員からも、営業を外せという話も出ることはあったんですが、零細企業なので代わりはいないしで、困ったものです。
うちの家族としては、昨年の暮れに、子供をやっと医者に見せるところまでたどり着いて、発達障害の傾向が強いという診断がでたことでしょうか。
以前のような間隔でコメントできないかもしれませんが、時々は読みに来たいと思います。
過去の記事にはコメントしたいようなものもいくつかあるのですが、時間もたっていることですし、同じ話題が出たときにでも、改めてコメントします。