2015年11月21日
「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その2)
問題って、世の中にはいくらでもあります。これを完璧に解決出来る人は、
誰もいません。家庭の問題、夫婦の問題、子どもの問題、学校の問題、近所の問題、
地域の問題、社会全体の問題、国の問題、世界の問題、地球の問題、宇宙の問題…
スケールを大きくしていけば問題を解決することの方が難しいと言うことがわかります。
⇒「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その1)
で、なんとなく思ったことを書いてみました。文章の要約力がなくて
書き殴っているので、あまり読みやすいといえないと思いますが、ちょっとした
共感点やエッセンスが見つけていただければ幸いです。
■問題の解決=正しいこと。問題の未解決=間違っていることではない。
母親が人の助けを借りず、なんでも自分で解決してしまおうという価値感で
育ったAC夫。そういう中で、大人へとなっていったわけですが、
いつからか
・問題が起きたらすぐに解決するのが⇒良いこと、正しいこと
・問題が起きても解決しないのは、⇒悪いこと、怠慢、間違っていること。
という二極化の思考がコンクリートのようにがちがちに固まっていきます。
ある意味、すべて問題を解決出来ているうちはいいんです。
周りからは、信頼されますし、自分も評価されてうれしいし、
正しいことをしているという自覚がありますから鼻も高いわけです。
しかし、世の中には解決出来ない問題というのもたくさんあるわけですが、
正直、そんな物は無い!と私は思っていました。
ニュースを見たって、会社でも、私生活でも、ですから、
問題だと分かっているのに、なにもしないひとたちが悪人に見えて
仕方がなかったのです。自分だったらこうやるのに…。みたいな。
今までは、自分がなんとかフル回転以上の力を出して問題解決をしてきた
わけですが、自分の能力以上の問題にいつかは、ぶち当たるわけです。
完璧主義的なAC夫が自分で解決出来ない問題にぶち当たると、
もちろんなにもしないなんてことはありません。人の100倍ぐらい
悩んだり、考えたり、調べたり、でもそうしてもベストが見つからない!
そうすると、私の思考のなかでは、葛藤を始めるわけです。
選択肢は2つしかないのです。解決しないことは⇒悪人、怠惰、間違っていること。
という意識が強いですから、なんとか解決しなきゃ!と思いますが、
人から手を借りると言うことも大の苦手。全部自分でやりきってやる!
みたいなところもあるから余計に厄介でした。
自分でできる、こなせる力量を過大申告しているようなもの。
その結果、結局解決出来ず、「あー!もう全部投げ捨ててやる!」と
ジャーマンスープレックスを炸裂させて、ぜーんぶ問題解決を
放棄してしまうということが何度かありました。
こうなってくると、解決しない⇒間違ったことを為ている自分という
レッテルを自分に貼り付け、自分は駄目なやつだと自己嫌悪に陥ったり
していき、頑張ってできていることの方が多いはずなのに、自分に自信が持てず、
自己肯定感を下げていくということを始めてしまうのです。
アスペ嫁と結婚してからは、このサイクルがかなり増えました。それゆえ頭はパンクしたわけですが…。
■問題が起きても全部解決しなくても良いんだという心。
問題だと思っていることを解決するということは、良い悪いというより、
それによって自分だったり家族だったり、地域だったり、社会だったりで
助かる人が出てくることです。
解決出来ることに越したことはありません。
しかし、自分にとっての問題が周りにとっても問題かというと必ずしもイコールではありません。
解決することを求める人もいれば、求めない人もいる。考え方は本当にそれぞれあるのです。
ですから、「解決出来ないときがあってもいいや」という選択もありなのです。
今までの私の2極化思考では、到底受け入れられなかった選択肢です。
これを増やすこと、自分の先入観をゆるめて、選択肢を増やすこと。
これが、自分には必要であると。
もっといえば、アスペ嫁と生活していると、次から次へとジャンルを問わず
問題が山積していきます。最初は全部迅速に火消しをしていたのですが、
とても自分の手には負えないのです。相手に注文を付けても改善はしないし、
これ以上続けたら、自分が壊れるという感覚もあったと思います。
そんなこともあり、今でも問題は山積みの生活ですが、できるものから
1つずつこなしていこうという気持ちに強制的にさせられたという感じでしょうか^^
アスペ夫をもつカサンドラ症候群気味の奥さんなどは、もっとたいへんな思いをすると思います。
他人や周りのために自己犠牲で粉骨砕身するよりも、ひといきついて自分がやれる範囲で
やっていくことが心に余裕を生み出します。「解決しないときがあってもいいんです!」
を合い言葉に生活を受け止めていきたいと思います。
思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる
誰もいません。家庭の問題、夫婦の問題、子どもの問題、学校の問題、近所の問題、
地域の問題、社会全体の問題、国の問題、世界の問題、地球の問題、宇宙の問題…
スケールを大きくしていけば問題を解決することの方が難しいと言うことがわかります。
⇒「問題が起こったとしても、必ずすべて解決しなくても良い」という心(その1)
で、なんとなく思ったことを書いてみました。文章の要約力がなくて
書き殴っているので、あまり読みやすいといえないと思いますが、ちょっとした
共感点やエッセンスが見つけていただければ幸いです。
■問題の解決=正しいこと。問題の未解決=間違っていることではない。
母親が人の助けを借りず、なんでも自分で解決してしまおうという価値感で
育ったAC夫。そういう中で、大人へとなっていったわけですが、
いつからか
・問題が起きたらすぐに解決するのが⇒良いこと、正しいこと
・問題が起きても解決しないのは、⇒悪いこと、怠慢、間違っていること。
という二極化の思考がコンクリートのようにがちがちに固まっていきます。
ある意味、すべて問題を解決出来ているうちはいいんです。
周りからは、信頼されますし、自分も評価されてうれしいし、
正しいことをしているという自覚がありますから鼻も高いわけです。
しかし、世の中には解決出来ない問題というのもたくさんあるわけですが、
正直、そんな物は無い!と私は思っていました。
ニュースを見たって、会社でも、私生活でも、ですから、
問題だと分かっているのに、なにもしないひとたちが悪人に見えて
仕方がなかったのです。自分だったらこうやるのに…。みたいな。
今までは、自分がなんとかフル回転以上の力を出して問題解決をしてきた
わけですが、自分の能力以上の問題にいつかは、ぶち当たるわけです。
完璧主義的なAC夫が自分で解決出来ない問題にぶち当たると、
もちろんなにもしないなんてことはありません。人の100倍ぐらい
悩んだり、考えたり、調べたり、でもそうしてもベストが見つからない!
そうすると、私の思考のなかでは、葛藤を始めるわけです。
選択肢は2つしかないのです。解決しないことは⇒悪人、怠惰、間違っていること。
という意識が強いですから、なんとか解決しなきゃ!と思いますが、
人から手を借りると言うことも大の苦手。全部自分でやりきってやる!
みたいなところもあるから余計に厄介でした。
自分でできる、こなせる力量を過大申告しているようなもの。
その結果、結局解決出来ず、「あー!もう全部投げ捨ててやる!」と
ジャーマンスープレックスを炸裂させて、ぜーんぶ問題解決を
放棄してしまうということが何度かありました。
こうなってくると、解決しない⇒間違ったことを為ている自分という
レッテルを自分に貼り付け、自分は駄目なやつだと自己嫌悪に陥ったり
していき、頑張ってできていることの方が多いはずなのに、自分に自信が持てず、
自己肯定感を下げていくということを始めてしまうのです。
アスペ嫁と結婚してからは、このサイクルがかなり増えました。それゆえ頭はパンクしたわけですが…。
■問題が起きても全部解決しなくても良いんだという心。
問題だと思っていることを解決するということは、良い悪いというより、
それによって自分だったり家族だったり、地域だったり、社会だったりで
助かる人が出てくることです。
解決出来ることに越したことはありません。
しかし、自分にとっての問題が周りにとっても問題かというと必ずしもイコールではありません。
解決することを求める人もいれば、求めない人もいる。考え方は本当にそれぞれあるのです。
ですから、「解決出来ないときがあってもいいや」という選択もありなのです。
今までの私の2極化思考では、到底受け入れられなかった選択肢です。
これを増やすこと、自分の先入観をゆるめて、選択肢を増やすこと。
これが、自分には必要であると。
もっといえば、アスペ嫁と生活していると、次から次へとジャンルを問わず
問題が山積していきます。最初は全部迅速に火消しをしていたのですが、
とても自分の手には負えないのです。相手に注文を付けても改善はしないし、
これ以上続けたら、自分が壊れるという感覚もあったと思います。
そんなこともあり、今でも問題は山積みの生活ですが、できるものから
1つずつこなしていこうという気持ちに強制的にさせられたという感じでしょうか^^
アスペ夫をもつカサンドラ症候群気味の奥さんなどは、もっとたいへんな思いをすると思います。
他人や周りのために自己犠牲で粉骨砕身するよりも、ひといきついて自分がやれる範囲で
やっていくことが心に余裕を生み出します。「解決しないときがあってもいいんです!」
を合い言葉に生活を受け止めていきたいと思います。
思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる
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コメントと参考資料をご丁寧にありがとうございます。
うちの場合は、未診断ですから、ADHDに効果があるといわれているコンサータ
などの薬は利用したことはありません。
ただ、海外個人輸入とかでしか手に入りませんが、オキシトシンであったり、
数万円する漢方薬、鍼灸、温熱療法など色んなことはやった経験があります。
もちろん、アスペルガーは病気ではありませんから、治るなんていうことは
ありませんが、本人の脳がリラックスできると思えるようなものが生活上は
良いのだろうと思います。(何が良いかは個人差があります)
上手く活動できなくなる時は、脳がメモリいっぱいでオーバーヒート状態です
から、なるべくクールダウンになるものを見つけられるのが生活上は助かりますね。
うちの場合は、色々試しましたが、結局私が、アスペ嫁の左脳のあたりを手で
マッサージしてあげることが想像以上に有効的でした。
これも誰が触っても良いというわけでなく、わたしでないとダメという変な
こだわりがあったりするので、すごく個人差があってたいへんです^^
http://hattatu-matome.ldblog.jp/archives/46642592.html
アスペルガーに効く薬は適応薬はないのですが
漢方はあるみたいです。
試されたことはありますか?