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2016年01月26日
特定のものへのこだわりが強い発達障害。ポリシーを持っているようで持っていないアスペ嫁。
アスペルガー症候群などの発達障害がある人と付き合っていったり、
接していると、人によって内容は異なるにせよ、非常に特定のものへの
こだわりの強さが目立つときがあります。
どう考えても、こちらの提案するやり方の方が効率が良かったりしたとしても、
一向に聞く耳を持たない何てことはないでしょうか。
最終的には自分で方法を選択して失敗するのであれば、それでいいのですが、
家族ともなってくると、その選択した失敗により被害を家族が被ることも多く、
生活の質を落としてしまう出来事のひとつだと思います。
アスペ嫁に関してもご多分に漏れず、こういった特性がありますが、
私は付き合っていたときは、彼らに強いポリシーがあるのだと思っていました。
人のポリシーに対してとやかく言うことでは無いだろうという気持ちで、
付き合っていたときはいなしていたのですが、一緒に生活する時間が
増えれば増えるほど、それがポリシーというものではないように感じられる
ようになりました。
ポリシーというのは、どちらかというと物事を自ら意識的に目指しているものですが、
アスペ嫁に関していえば、意識的に方針を決めているというわけではないんですね。
「そのとき、その瞬間、自分がどう思ったか。」という本能的なもので動いているのです。
ということは、意識的と言うよりは、むしろ無意識でそのような行動をとっていると
考える方が適切なのではないでしょうか。
私たちで言えば、無意識で行動してしまうというのはどういうことなのでしょうか。
簡単に言えば、自分の癖みたいなものですよね。
・貧乏揺すりをしてしまう。
・爪をかじってしまう。
などなど、自分では意識的にやろうと思っていないけど、
無意識に行動することはポリシーではありません^^
アスペルガー症候群などの場合は、この特定のこだわりがTPOによっては
吉と出る場合と凶と出る場合があるので、私たちからすれば、行動を改めるよう
に口うるさく言うことになるわけですが、ある意味癖ですから治るのには相当
大変なことになるでしょう。
もしそれを言葉だけで治してもらおうとするのであれば、
表現は適切ではありませんが、言うことをきかない幼稚園児に教えるようなものです。
説明しても、「なんで?なんでだめなの?」っていつまでもきいて内容を理解しませんよね。
幼稚園児は、発達障害等がない場合、年月と共にこちらの言っていることへの
理解が深まってくると思いますが、ある程度年齢のいったアスペルガーの人達には、
それ以上に労力がかかると思っていた方が良いです。むしろ治そうなんて思わない方が
幸せかもしれません。
アスペルガーの人達は、人それぞれ、いろんな経験をして大人になってきており、
その価値感で何年も生活して生きているものを急に変更するというのは、彼らの
頭の容量をすり減らせてしまい、よりパニックに陥らせることになりかねません。
良くない癖はなおさせるのが、本来家族の役目なのかもしれませんが、
治すのが困難な人に難しい道を強いるより、むしろ彼らのこれは「ポリシー」だと、
フォローをして上げられるぐらいこちらの受け止め方が柔軟になったとき、もうすこし、
生活の質が上がってくるのだろうと思います。
【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】ぼくはアスペルガーなお医者さん ...
接していると、人によって内容は異なるにせよ、非常に特定のものへの
こだわりの強さが目立つときがあります。
どう考えても、こちらの提案するやり方の方が効率が良かったりしたとしても、
一向に聞く耳を持たない何てことはないでしょうか。
最終的には自分で方法を選択して失敗するのであれば、それでいいのですが、
家族ともなってくると、その選択した失敗により被害を家族が被ることも多く、
生活の質を落としてしまう出来事のひとつだと思います。
アスペ嫁に関してもご多分に漏れず、こういった特性がありますが、
私は付き合っていたときは、彼らに強いポリシーがあるのだと思っていました。
人のポリシーに対してとやかく言うことでは無いだろうという気持ちで、
付き合っていたときはいなしていたのですが、一緒に生活する時間が
増えれば増えるほど、それがポリシーというものではないように感じられる
ようになりました。
ポリシーというのは、どちらかというと物事を自ら意識的に目指しているものですが、
アスペ嫁に関していえば、意識的に方針を決めているというわけではないんですね。
「そのとき、その瞬間、自分がどう思ったか。」という本能的なもので動いているのです。
ということは、意識的と言うよりは、むしろ無意識でそのような行動をとっていると
考える方が適切なのではないでしょうか。
私たちで言えば、無意識で行動してしまうというのはどういうことなのでしょうか。
簡単に言えば、自分の癖みたいなものですよね。
・貧乏揺すりをしてしまう。
・爪をかじってしまう。
などなど、自分では意識的にやろうと思っていないけど、
無意識に行動することはポリシーではありません^^
アスペルガー症候群などの場合は、この特定のこだわりがTPOによっては
吉と出る場合と凶と出る場合があるので、私たちからすれば、行動を改めるよう
に口うるさく言うことになるわけですが、ある意味癖ですから治るのには相当
大変なことになるでしょう。
もしそれを言葉だけで治してもらおうとするのであれば、
表現は適切ではありませんが、言うことをきかない幼稚園児に教えるようなものです。
説明しても、「なんで?なんでだめなの?」っていつまでもきいて内容を理解しませんよね。
幼稚園児は、発達障害等がない場合、年月と共にこちらの言っていることへの
理解が深まってくると思いますが、ある程度年齢のいったアスペルガーの人達には、
それ以上に労力がかかると思っていた方が良いです。むしろ治そうなんて思わない方が
幸せかもしれません。
アスペルガーの人達は、人それぞれ、いろんな経験をして大人になってきており、
その価値感で何年も生活して生きているものを急に変更するというのは、彼らの
頭の容量をすり減らせてしまい、よりパニックに陥らせることになりかねません。
良くない癖はなおさせるのが、本来家族の役目なのかもしれませんが、
治すのが困難な人に難しい道を強いるより、むしろ彼らのこれは「ポリシー」だと、
フォローをして上げられるぐらいこちらの受け止め方が柔軟になったとき、もうすこし、
生活の質が上がってくるのだろうと思います。
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2016年01月25日
カサンドラに苦しむ人必見?!アスペ配偶者と別居で生活するという選択肢。
発達障害の一つであるアスペルガー症候群の夫やパートナーを持つ女性が、コミュニケーションがうまく取れずに苦しむ「カサンドラ症候群」への関心が高まっている。悩みが周囲に理解されず、孤立感から抑鬱状態になる人も多い。家族に対するケアの重要性が指摘されている。
引用元:産経ニュース2015.8.25 08:30
引用元:産経ニュース2015.8.25 08:30
野波ツナさんの事例が書かれている記事です。
当事者にスポットを当てた記事などは最近増えてきましたが、
それを支えるパートナーの記事というのは少ないので良いですね。
こんな本を出している人です。
当事者は当事者の苦しみがあり、パートナーはパートナーの苦しみがある
ということが世間一般には理解されにくいのがひとつの問題点。
気持ちを周りと共有出来ないことが、よりストレスをうみだし、より内向的で、怒りの矛先を
相手や子どもへ向けるというはけ口でしか求められないという傾向にあります。
この野波ツナさんは、別居という形で結婚生活が継続できているそうです。
一般的に別居と言えば、形式上の夫婦ではないかということになるのですが、
この夫婦は、変な表現ですが前向きな別居で生活が安定しているという感じみたいです。
〇我慢して結婚を継続していく
〇離婚をしてきれいさっぱり縁を切る
白黒志向である人はこんな2択の選択肢だけが思い浮かんでしまうと思いますが、
お互い距離を保てば関係が悪化しないので、別居して結婚を継続するという
異色な選択肢があることも知っておいた方が良いかもしれません。
一般的な常識を備えすぎている人ほど、別居するならなぜ結婚を継続する必要が
あるのだろう?という至極真っ当な連想をしてしまうでしょう。
しかし、アスペルガー症候群の人は、すべてを周囲にあわせて生活することは、
訓練により多少できることが増えたりもしますが、根底は変わらないため、受け止める
人がどういう心理状況で、受け止められるかにかかっているのです。
カサンドラ愛情剥奪症候群に陥っていく場合は、アスペルガーの人を支えるパートナーの
メンタル分野かフィジカル分野が低下してきているときに垣間見えてきます。
ですから、こういう状況が発覚するときと言うのは、自分が体を壊して寝込んでいるとか、
入院をしなくてはいけなくなった、子どものこと、生活のこと、将来のことなどで悩みが増えて
精神的に疲弊しているなんて言うときに、アスペルガー症候群の空気が読めない
パートナーの発するひとことで幻滅や怒りを抱くようになります。
よくありがちなのは、アスペ夫と定型専業主婦の組み合わせで生活をしていて、
定型専業主婦が風邪をひいてしまいダウンしてしまったとき。
アスペ夫は自分の妻に対して「大丈夫かい?」など相手を気遣う気持ちはあるのだけれども、
発言の優先順位が自分のことが先になってしまい「今日はご飯まだなの?」とかきいてしまって
相手の逆鱗に触れてしまったりする。
「見れば分かるでしょ、調子が悪いんだから作れないよ」と妻が言えば、
だまってしまって、自分で食事を作ろうともせず、じっと待っていたりします。
それだけでなく、寝込んでいる相手に対して、安否確認のような行動や発言もできないことが
おおく、寝込んでいるのに違う部屋でアスペ夫はテレビを見て大笑いしていたりなんてことも。
夫婦は二人三脚、パートナーが辛い思いをしているときはお互い助け合うために
結婚をして生活を営んでいるのに、本当に冷たい人間だと思って相手に憎しみを覚える
ことでしょう。
アスペ嫁に関してもこれはまったく同じで、何度いっても治るものでもありません。
あとで、体調が良くなったときに、
私「心配じゃないの?」ときけば、
嫁「心配してるよ」と話します。
私「じゃあ、なんで寝込んでいるのにひとことも声かけないの?」ときけば、
嫁「寝ているのを邪魔したら悪いと思って」といいます。
これがある意味アスペ的な感覚なのです。悪気はないのです。
こちらが一般的な夫や妻そして人間として相手を思いやる当然の行動を
期待しているがために、それをしない相手に落胆してしまうわけです。
パートナーがアスペルガーだと分かっても、簡単にすべてを理解するというのは
容易なことではありません。そして相手を理解するにはこちらの心にもある程度の
余裕が必要になります。殺伐とした毎日を過ごしていると心の余裕などほぼなくなり、
相手を受け止めるとか、許すとか、表面的な知識があっても自分の怒りの感情を
コントロールする方が難しくなってしまうのです。
そういう意味では、別居というのはアスペルガーとの生活ではひとつの選択肢になると思います。
これは支える側が休まる場所を確保するという意味で必要なことなのではないでしょうか。
私自身は、発達障害の妻を支える夫の立場として、こういう目線での記事がたくさん
ふえてくると社会的認知も増えて来るのではないかと考えています。
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2016年01月24日
アダルトチルドレンや共依存のなれの果て。親を殺したくなったら読む本
「親の存在がストレス」→70%!「親を殺したくなる」→45%!777人へのアンケート調査でわかった、30〜60代男女を襲う現代病“親に疲れた症候群”の驚きの真実。毒母の呪縛、モラハラ父の圧力、介護地獄……。親への恨みや殺意を断ち切る技術を、「家族という病」の専門医がアドバイスします。
引用元:sankeibiz
すごいインパクトのあるタイトルの本が発売されています。
これらの根底にあるものはなんなのでしょうか。
一般的な家庭や家族と言っても、実際家の中でおきているできごとは、
周りの人には分からないものです。
そして、もっとわかりにくいのは、心の中に渦巻く感情のはけ口がなくなり、
自分自身の中に鬱積していき消化不良となり、狂気な行動に訴えるという
こも珍しくないのかもしれません。
これらの問題と、モンスターペアレントや毒親という関係は、一見関係なく
感じられますが、根底は同じだと思うのです。
【主な内容】
・殺人事件の半数以上は家族間で起こる
・母親のプレッシャーで娘が婚活ノイローゼに
・医師だからこそ見えた家族の実態と影
・殺意の三大要因は「親の過干渉」「劣等感」「介護」
・なぜ今「毒母」が注目されるのか?
・母の支配から逃れるための自立作戦とは?
・受験、勉強、仕事……父親への敗北感
・本当に「介護は子の務め」なのか?
・親の介護は3カ月やれば充分!
・18歳まで育てたら親の役割は終わり
・親の死に目には会えなくてもいい
・家族という病に陥らないための7箇条
引用元:アマゾン
どこの家族を見ても、親として完璧だ!なんて人間はそうそういないものです。
大人になったといえども、親になったからといえども、いきなり完璧になどなるわけではなく、
ひたすら完璧な親であろうとする気持ちばかりが、空回りしている人が多いと
言えるのかもしれません。
その結果犠牲になるのは、子どもの感情です。
いわゆる機能不全家族と呼ばれる不健全な家庭で育ってしまった
子どもから親への復讐心が芽生えてしまったのがこういう結果なのかもしれません。
親は一生懸命子どもを育てたつもりが、自分の過干渉な発言や行動に気づかず、
我が子を、自分の価値感の通り動くようにコントロールし続けてしまうのです。
子どもからすれば、条件付きの愛情でなく、無償の愛情をもらえるはずが、
一方的な親という圧力に価値感を押しつけられて、自分の感情を押しこらえながら
生きるという術を使って大人になっていくのです。
一見この親子関係は、他人から見ても、教育に熱心な親と親の言うことをよくきく
子どもという風にうつり、とても悪い家族のようにはみえないのです。
しかし、押しつけられた自分のものではない親の価値感は、大人になるにつれ
自分自身を苦しめていく材料となってしまうのです。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
2016年01月23日
子育てに見返りを求めてしまうのは毒親の素質たっぷり。
モンスターペアレントにしても、毒親にしても、子ども達に影響するのは、
精神的な虐待になっているということを親も子どもも理解できないまま
大切な幼少期を過ごしてしまうと言うところに問題があります。
根っからのネグレクトや身体的虐待、性的虐待という場合は、
あからさまに子どもの身体的な状態や物理的な傷やあざなどで、
第三者からもそれが虐待であるという可能性を示唆することが出来ます。
精神的な虐待の場合は、根底にコントロールしている親の支配下という
こともあり、「我が家の教育方針」とか「うちのしつけ」という言葉に濁されてしまい
見過ごされてしまうことが非常に多いというのが今日の社会問題となっている
一因とも言えるでしょう。
モンスターペアレントや毒親も、全く子どもに対して愛情が無いか
というとそれはNOです。
いわゆる「かわいさ余って憎さ百倍」となるような表裏一体の感情を
常に持っているとも言えます。ですから、言うことを聞いているときは
比較的お互いうまくやっているようにみえるのですが、支配下にある
子どもや対象者が、反発したり、従わなかったりすると、歪んだ愛情
表現が炸裂してしまうわけです
「こんなに貴方のことを思ってやっているのだから」
「こんなに愛情を注いでいるのに」
「こんなに自分を犠牲にして」
何て言う言葉で余計に子どもを苦しめるわけです。
こんなに相手のことをおもっていたら、当然自分の言うことを聞くであろう
と、そういう未熟な考えが脳からこびりついてしまいとれないんですね。
こちらが一生懸命思ったり、手を貸してあげたら、とうぜんその
見返りをよこしなさい!といっているような物です。
本来潜在的に子どもが求めているのは、無償の愛です。
何かしてくれたから、その見返りで頑張るとかそういうのはおかしいんです。
ただ、現実的に日本の教育現場というか家庭というか、多いのは条件付きの愛。
これも程度が異なりますが、多かれ少なかれ過干渉気味の親が多いという
事実はぬぐいきれないでしょう。
思春期にさしかかると、「反抗期」というものに苦労する親が多いです。
なんとなく反抗期は誰でも来ると思われていますが、そうではありません。
どちらかというと、反抗期は、親に上から考え方などを押しつけられて育った
人に多いのです。
子どもが大きくなって自我が芽生えてくると、自分の親がおかしなことをいっている
ということに気づくのでしょう。それが社会一般的におかしいということではなく、
自分がやりたいこととを受け止めてくれず、一方的に愛情の押しつけで自分をコントロールしよう
とする親の姿や行動に辟易してきてしまうのだと思います。
そして、子どもからすると、その反抗期という行為は、親の愛情が本物なのか?
偽物なのか?条件付きの愛なのか?単に親の自己満足のためなのか?
そういったことを潜在的に測っている期間とも言えるでしょう。
親からすると、保護者であるわけですから、当然子どものことは
把握していないといけない面は多分にあります。
・自由奔放、放任主義というのと、育児放棄(ネグレクト)は全く違います。
・保護者としてのしつけと、子どもを自分の思うようにコントロールし支配下に置くことも全く違います。
しかしながら、このボーダーラインが分からなくなってしまっている親が多いからこそ、
モンスターペアレントや毒親と呼ばれる人たちが増殖しているのかもしれません。
これらの親に育てられた子どもは、かなりの確率で親と同じようになります。
歪んだ愛情でも、愛情は愛情だ!と逆ギレされそうですが、歪んだ愛情が
生み出すのは、将来の毒親かモンスターしかありません。
愛情という言葉をつかって、自分のやっていることを正当化しているにすぎません。
「子どもは、そんなに親の言うことばかり聞かなくて良いんです」
自分の子どもといえども一人一人個性は違います。
小さい頃から、勉強をさせて良い幼稚園に入り、エスカレーター式に良い大学に入り、
有名企業に就職して、安定的に暮らしてほしい!社会的地位を確立して欲しい!
この考え方は決して間違いではないでしょう。ただ、子どもが望んだことで無いのであれば、
この幸せ像は、親の押しつけたものなのです。
人間も人それぞれ善し悪しがありますが、その人それぞれに幸せのあり方も
違うはずなのです。ここを理解して育てていくことが本来の親の愛情なのかもしれません。
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精神的な虐待になっているということを親も子どもも理解できないまま
大切な幼少期を過ごしてしまうと言うところに問題があります。
根っからのネグレクトや身体的虐待、性的虐待という場合は、
あからさまに子どもの身体的な状態や物理的な傷やあざなどで、
第三者からもそれが虐待であるという可能性を示唆することが出来ます。
精神的な虐待の場合は、根底にコントロールしている親の支配下という
こともあり、「我が家の教育方針」とか「うちのしつけ」という言葉に濁されてしまい
見過ごされてしまうことが非常に多いというのが今日の社会問題となっている
一因とも言えるでしょう。
モンスターペアレントや毒親も、全く子どもに対して愛情が無いか
というとそれはNOです。
いわゆる「かわいさ余って憎さ百倍」となるような表裏一体の感情を
常に持っているとも言えます。ですから、言うことを聞いているときは
比較的お互いうまくやっているようにみえるのですが、支配下にある
子どもや対象者が、反発したり、従わなかったりすると、歪んだ愛情
表現が炸裂してしまうわけです
「こんなに貴方のことを思ってやっているのだから」
「こんなに愛情を注いでいるのに」
「こんなに自分を犠牲にして」
何て言う言葉で余計に子どもを苦しめるわけです。
こんなに相手のことをおもっていたら、当然自分の言うことを聞くであろう
と、そういう未熟な考えが脳からこびりついてしまいとれないんですね。
こちらが一生懸命思ったり、手を貸してあげたら、とうぜんその
見返りをよこしなさい!といっているような物です。
本来潜在的に子どもが求めているのは、無償の愛です。
何かしてくれたから、その見返りで頑張るとかそういうのはおかしいんです。
ただ、現実的に日本の教育現場というか家庭というか、多いのは条件付きの愛。
これも程度が異なりますが、多かれ少なかれ過干渉気味の親が多いという
事実はぬぐいきれないでしょう。
思春期にさしかかると、「反抗期」というものに苦労する親が多いです。
なんとなく反抗期は誰でも来ると思われていますが、そうではありません。
どちらかというと、反抗期は、親に上から考え方などを押しつけられて育った
人に多いのです。
子どもが大きくなって自我が芽生えてくると、自分の親がおかしなことをいっている
ということに気づくのでしょう。それが社会一般的におかしいということではなく、
自分がやりたいこととを受け止めてくれず、一方的に愛情の押しつけで自分をコントロールしよう
とする親の姿や行動に辟易してきてしまうのだと思います。
そして、子どもからすると、その反抗期という行為は、親の愛情が本物なのか?
偽物なのか?条件付きの愛なのか?単に親の自己満足のためなのか?
そういったことを潜在的に測っている期間とも言えるでしょう。
親からすると、保護者であるわけですから、当然子どものことは
把握していないといけない面は多分にあります。
・自由奔放、放任主義というのと、育児放棄(ネグレクト)は全く違います。
・保護者としてのしつけと、子どもを自分の思うようにコントロールし支配下に置くことも全く違います。
しかしながら、このボーダーラインが分からなくなってしまっている親が多いからこそ、
モンスターペアレントや毒親と呼ばれる人たちが増殖しているのかもしれません。
これらの親に育てられた子どもは、かなりの確率で親と同じようになります。
歪んだ愛情でも、愛情は愛情だ!と逆ギレされそうですが、歪んだ愛情が
生み出すのは、将来の毒親かモンスターしかありません。
愛情という言葉をつかって、自分のやっていることを正当化しているにすぎません。
「子どもは、そんなに親の言うことばかり聞かなくて良いんです」
自分の子どもといえども一人一人個性は違います。
小さい頃から、勉強をさせて良い幼稚園に入り、エスカレーター式に良い大学に入り、
有名企業に就職して、安定的に暮らしてほしい!社会的地位を確立して欲しい!
この考え方は決して間違いではないでしょう。ただ、子どもが望んだことで無いのであれば、
この幸せ像は、親の押しつけたものなのです。
人間も人それぞれ善し悪しがありますが、その人それぞれに幸せのあり方も
違うはずなのです。ここを理解して育てていくことが本来の親の愛情なのかもしれません。
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2016年01月22日
年末年始にかけて大掃除に大奮闘!あんなにきれいにしたのにもうぐちゃぐちゃ。(その2)
⇒年末年始にかけて大掃除に大奮闘!あんなにきれいにしたのにもうぐちゃぐちゃ。(その1)の続きです。
数時間かけて、掃除が終わり「ほら、やっぱりきれいにすると気持ちよいよね?」ときけば、
「気持ちよいね」とこだまのように返答するアスペ嫁。この気持ちよさが分かれば
たまには自ら行動してくれるのではないか?何て言う期待を何万回今までしたか
わかりませんが、1回も自発的行動が見られたときはありません。定型の人なら
学習して成長するというのがスタンダードですが、通用しないんです。
部屋がきれいになってから、早2週間ですが、嫁が使っている押し入れや場所は、
かつての爽やかなスペースではなくなり、そこはまさに貝塚状態です。
引用元:http://shimanosanpo.ti-da.net/e1614257.html
アスペ夫をもつ奥さんほどは大変ではないと思いますが、主婦の気持ちがよく分かります^^
どちらかというと、いつも家のことをやらない旦那が、たまに洗い物をしてくれたり、洗濯など
家事を手伝ってくれると、手伝ってくれる気持ちはありがたいけど、まったくこちらの言うことを
きかず、「手伝ってあげたのにうるせえなぁ」なんて言葉を吐かれ、それを契機に喧嘩が勃発!
何てことも珍しくないのではないでしょうか。カサンドラになるきっかけですね。
この嫁と生活を継続するには、さみしいようですが自分の心を自立させないといけないですね。
夫婦生活だけではないですが、周りへの過剰な期待は結果的に自分自身を苦しめることになり、
その苦しみがパートナーや子どもなどに行ってしまうのではいけませんね。幸せどころか、
殺伐とした家庭内になること必至です^^
依存心が強い人は、他人のためにやってあげているという行動原理で動いていることが多いです。
この行動原理でいる限り、その他人から称賛やお礼がないともの凄く不機嫌になります。
自己中心的という意味でなく、自分のために行動することが慣れておらず苦手なんですね。
ACの人は結構多いかもしれません。自己犠牲したりを無意識に優先してしまう。
でも、その考え方の癖を少しずつ訓練していくと、必ず身につくのだと思います。
ただ、慣れていなくて苦手なことですから、ちょっとの期間続けたぐらいで効果を期待しては
いけません。大人になって乗ったことがない一輪車に乗ってみてといわれているようなものです。
失敗を繰り返して、自分自身が傷つくこともあるかもしれませんが、とにかく覚悟をしたら、
続けてみることは大切なのだろうと思います。掃除ができない嫁に原因が分かっているにも
かかわらず、何万回も掃除の大切さを言い続けることに、尽力するのではなく、自分自身の
考え方の癖を訓練した強化し続けるということをした方が、快適な毎日を過ごせるのかもしれません。
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