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2016年02月05日
子育てが上手くいかなくてイライラ!子どもと意思疎通が図れない人は、まず読み聞かせをしてみよう!
子どもを育てていくという中で、たくさんの発見や悩みなどがでてきます。
自閉症スペクトラムのような障害を抱えていると気にする点が増えるので定型の
子どもを育てるより気をもむことでしょう。しかし、障害がなくても子育てというのは
そんなに単純で簡単なものではありません。
うちの子は小学生ですが、年齢によって親の受け止め方、手や口の出し方も
変化していった方が良いのです。それができないままですと、お互いに摩擦が
生まれるという状況が毎日のようにおこるでしょう。
▽理由は分からないが、子どもが言うことを気かない。
・何回言っても言うことを聞かない。
・ダメといったことをまたやっている。
親の中で、もう小学生なのだから、しっかり自立をさせようと、親の立場からすると
手を出したり,口を出したりしがちになると思います。しかし、それが本当に子どもの
自立への一歩となっているかは疑問です。
そもそも、どうしていうことを聞かないのか?という子どもの視点になって考えて
あげたことがあるでしょうか?大人の主観でできて当然、何度も言ったのだから
分かって当然!という先入観のフィルターで我が子をみていないでしょうか。
子どもの理由は屁理屈も多いでしょうが、あっているか、あっていないかでなく、
まず、子どもの意見を聞いてあげるという姿勢が大切なのだろうと思います。
それを表情や発言などで親がかき消してしまっていると、結果的に悪循環になってしまうのです。
まずは、間違った発想であっても聞いてあげる大切さや聞くというスキルを大人が理解してあげると良いでしょう。
▽口を開けば注意する言動を放っている。
もっと楽しく、朗らかに、家族で会話のキャッチボールがしたい!と思っているはずです。
これは大人も子どもも同じですね。しかし、親から放たれる言葉は、注意するような言動ばかり。
そして、自閉症スペクトラムなどの発達障害があると、より一層注意も増えます。
・手を洗いなさい
・着替えなさい
・宿題やりなさい
・風呂に入りなさい
・挨拶しなさい
・ありがとういいなさい
たいていが、命令です。こんなことを毎日言われてうれしい人間などいるのでしょうか。
こういう言葉遣いを親がしているだけで、子ども目線にたった接し方ができていません。
ですから、子どもからすると本当は優しくして欲しいのにもかかわらず、嫌な気持ちになって
しまうんですね。
そして、上記のようなことは、本来親に怒られながらやるものではないのです。
自分で大切だと思えるような教育をするのが一番。それは何か。親が気持ちよく自分自身のことを
やっている姿を見せることです。
▽無理に親の思う通りに動かそうとしない
命令をしている時点で従属の関係、こどもをどちらかというと物扱いに近い
扱いをしているということです。小さくても人格があるという発想が親にないため、
自分の正しいと思っている価値感を子どもへ植え付けていくのです。
親の思うとおりに動く子どもが良い子というわけではありませんね。
思い通りに動かないことにいらつくのではなく、他に集中して遊んでいることなどを
認めて上げることも必要です。子どもが自分でそっちの方が面白いと思って
行動しているのですから、自分の脳みそで考えて行動している点は肯定してあげる
べきなのです。
しかしそれができないのは、親が未熟だからなのです。思い通りに動いて当然と
思い込んでいる親は、未熟なのです。子どもは思い通りにはなりません。
▽会話が苦手同士がうまく意思疎通ができないので、まず。読み聞かせから
ある程度大きくなってくると、〇〇しなさい!次から〇〇しなかったら〇〇だよ!なんていう
脅しが入ってきたりもします。普通の会話が既に破綻気味ですから、改善などすごく
難しい話になるのです。
こういうときに思った以上に効果的なのは、読み聞かせや映画鑑賞など、
同じストーリーをいっしょに共有することで離れていた気持ちが少し縮まるという
こともあるようです。
幼いうちは、映画は長いですから、読み聞かせがいいです。小さい子は絵本でも良いですし、
小学生なら、自分が読んでもらいたい本を学校の図書館などで借りてきてもらう。
1日に15分でも同じ時間を楽しく共有しようと試みると、子どもの心だけでなく、自分自身の
心にも変化が出てくることが分かるのではないでしょうか。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
自閉症スペクトラムのような障害を抱えていると気にする点が増えるので定型の
子どもを育てるより気をもむことでしょう。しかし、障害がなくても子育てというのは
そんなに単純で簡単なものではありません。
うちの子は小学生ですが、年齢によって親の受け止め方、手や口の出し方も
変化していった方が良いのです。それができないままですと、お互いに摩擦が
生まれるという状況が毎日のようにおこるでしょう。
▽理由は分からないが、子どもが言うことを気かない。
・何回言っても言うことを聞かない。
・ダメといったことをまたやっている。
親の中で、もう小学生なのだから、しっかり自立をさせようと、親の立場からすると
手を出したり,口を出したりしがちになると思います。しかし、それが本当に子どもの
自立への一歩となっているかは疑問です。
そもそも、どうしていうことを聞かないのか?という子どもの視点になって考えて
あげたことがあるでしょうか?大人の主観でできて当然、何度も言ったのだから
分かって当然!という先入観のフィルターで我が子をみていないでしょうか。
子どもの理由は屁理屈も多いでしょうが、あっているか、あっていないかでなく、
まず、子どもの意見を聞いてあげるという姿勢が大切なのだろうと思います。
それを表情や発言などで親がかき消してしまっていると、結果的に悪循環になってしまうのです。
まずは、間違った発想であっても聞いてあげる大切さや聞くというスキルを大人が理解してあげると良いでしょう。
▽口を開けば注意する言動を放っている。
もっと楽しく、朗らかに、家族で会話のキャッチボールがしたい!と思っているはずです。
これは大人も子どもも同じですね。しかし、親から放たれる言葉は、注意するような言動ばかり。
そして、自閉症スペクトラムなどの発達障害があると、より一層注意も増えます。
・手を洗いなさい
・着替えなさい
・宿題やりなさい
・風呂に入りなさい
・挨拶しなさい
・ありがとういいなさい
たいていが、命令です。こんなことを毎日言われてうれしい人間などいるのでしょうか。
こういう言葉遣いを親がしているだけで、子ども目線にたった接し方ができていません。
ですから、子どもからすると本当は優しくして欲しいのにもかかわらず、嫌な気持ちになって
しまうんですね。
そして、上記のようなことは、本来親に怒られながらやるものではないのです。
自分で大切だと思えるような教育をするのが一番。それは何か。親が気持ちよく自分自身のことを
やっている姿を見せることです。
▽無理に親の思う通りに動かそうとしない
命令をしている時点で従属の関係、こどもをどちらかというと物扱いに近い
扱いをしているということです。小さくても人格があるという発想が親にないため、
自分の正しいと思っている価値感を子どもへ植え付けていくのです。
親の思うとおりに動く子どもが良い子というわけではありませんね。
思い通りに動かないことにいらつくのではなく、他に集中して遊んでいることなどを
認めて上げることも必要です。子どもが自分でそっちの方が面白いと思って
行動しているのですから、自分の脳みそで考えて行動している点は肯定してあげる
べきなのです。
しかしそれができないのは、親が未熟だからなのです。思い通りに動いて当然と
思い込んでいる親は、未熟なのです。子どもは思い通りにはなりません。
▽会話が苦手同士がうまく意思疎通ができないので、まず。読み聞かせから
ある程度大きくなってくると、〇〇しなさい!次から〇〇しなかったら〇〇だよ!なんていう
脅しが入ってきたりもします。普通の会話が既に破綻気味ですから、改善などすごく
難しい話になるのです。
こういうときに思った以上に効果的なのは、読み聞かせや映画鑑賞など、
同じストーリーをいっしょに共有することで離れていた気持ちが少し縮まるという
こともあるようです。
幼いうちは、映画は長いですから、読み聞かせがいいです。小さい子は絵本でも良いですし、
小学生なら、自分が読んでもらいたい本を学校の図書館などで借りてきてもらう。
1日に15分でも同じ時間を楽しく共有しようと試みると、子どもの心だけでなく、自分自身の
心にも変化が出てくることが分かるのではないでしょうか。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
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2016年02月04日
親に対する憎しみはいったいどんなところからくるものなのか?
自分の親に対してや、自分が親になって子どもから憎しみを持たれる
というのはどういうことなのでしょうか。
親が憎らしくて憎らしくて仕方がないという人の大半は
アダルトチルドレン気質です。幼い頃、機能不全家族で生活してきた顛末とも言えます。
いわゆる、満たされない心のまま大人になってしまったと言うことになるでしょう。
成長と共に自分で解決していけるようになる人間もいれば、
70、80歳になってもアダルトチルドレンから抜け出すことなく、
一生を終えるという人もいるのです。
こんな風に親への憎しみを抱えたまま、長年生活をしていると
どこかでその糸がきれてしまうと、とてつもない行動をするということ
はある意味必然的な気がします。
そのぐらい、今まで我慢をして抑圧されて生活をしていたのです。親に我慢をしてというより、
自分自身を別の誰かへと演じながら生きてきた自分の我慢が張り裂けたのかもしれません。
毒親からの解放される条件として良く言われるのが、親との決別です。
これは、物理的に決別するということもありますが、心理的に決別すると言うこと。
今までは何かしら親の顔色を見ないといけない様な状況だったところを
いっさいがっさい捨ててしまうと言う割り切り方も必要です。
「この人は自分が居ないと駄目になってしまう」
「自分が世話をしなければいけない」
そんな風に、もう選択肢を自分で決定してしまっていては、
結局我慢なのですね。
自分自身が毒に犯されていることを知らないまま、
防護服も着ないで、親から発せされる高濃度な放射性物質を
浴びているようなもの。直ちに健康は害しませんが、何年も続けていたら、
害するんです。心も身体も。
自分はもう今まで十分我慢をしてきたのです。
周りの人や社会の支えを借りるという選択肢も視野に入れて
自分が親から解放されるようにしていく必要があります。
そんなことも、ヘルプサインを出せないほど、大人になってからも
子どもの頃に親から押しつけられた価値感が頭を悩ますことになるのです。
親がストレスとか、親を殺したくなるということは、相手に対して憎悪や嫌悪感が
みえてきますが、逆に、親が絶対的な存在であればあるほど、人間同士の会話
はできません。
殺すというのは、相手を目の前から消すという物理的な方法です。
通常冷静な人間は、殺人とはどういうことなのかが分かるはずですから、
行為に及んでしまう人は、精神的に追い詰められて周りに助けることを
言い出せず、自分自身で解決してしまった状態でしょう。
目の前に親がいなくなれば、すべてから解放されますが、
これは最悪な結末です。一時的に気持ちは解放されるでしょう。
しかし、根本は何も変わっていないのです。
一番の問題の種を植え付けてしまったのは、毒親と言われる親のせいです。
しかしながら、その育ってしまった種を、少しずつ自分で受け入れて摘んでいく
作業は自分自身でやらなくては解決にならないのです。
さまざまなストレスや、殺意は、自分自身の脳の中の問題です。
親との向き合い方はこれしかない!というオールオアナッシングの
思考回路で育ってしまった人間は、視野が狭く、柔軟な発想ができないことが
非常に問題解決を遅れらせてしまうポイントなのです。
家庭でも社会でもひどいストレスはゼロになることはありません。
しかし、それを解決するも、自分の中に爆弾を設置するも自分次第なのです。
どんな状況のときでも、自分の中に問題があるのだという思考を少しでも
持つ事が出来たのならば、別の解決方法がみえてくるのです。
潜在的にこの問題を抱えている人は実はかなり多いです。
気になる人は、毒親関連の本を読んでみると面白いかもしれませんね。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
というのはどういうことなのでしょうか。
親が憎らしくて憎らしくて仕方がないという人の大半は
アダルトチルドレン気質です。幼い頃、機能不全家族で生活してきた顛末とも言えます。
いわゆる、満たされない心のまま大人になってしまったと言うことになるでしょう。
成長と共に自分で解決していけるようになる人間もいれば、
70、80歳になってもアダルトチルドレンから抜け出すことなく、
一生を終えるという人もいるのです。
こんな風に親への憎しみを抱えたまま、長年生活をしていると
どこかでその糸がきれてしまうと、とてつもない行動をするということ
はある意味必然的な気がします。
そのぐらい、今まで我慢をして抑圧されて生活をしていたのです。親に我慢をしてというより、
自分自身を別の誰かへと演じながら生きてきた自分の我慢が張り裂けたのかもしれません。
毒親からの解放される条件として良く言われるのが、親との決別です。
これは、物理的に決別するということもありますが、心理的に決別すると言うこと。
今までは何かしら親の顔色を見ないといけない様な状況だったところを
いっさいがっさい捨ててしまうと言う割り切り方も必要です。
「この人は自分が居ないと駄目になってしまう」
「自分が世話をしなければいけない」
そんな風に、もう選択肢を自分で決定してしまっていては、
結局我慢なのですね。
自分自身が毒に犯されていることを知らないまま、
防護服も着ないで、親から発せされる高濃度な放射性物質を
浴びているようなもの。直ちに健康は害しませんが、何年も続けていたら、
害するんです。心も身体も。
自分はもう今まで十分我慢をしてきたのです。
周りの人や社会の支えを借りるという選択肢も視野に入れて
自分が親から解放されるようにしていく必要があります。
そんなことも、ヘルプサインを出せないほど、大人になってからも
子どもの頃に親から押しつけられた価値感が頭を悩ますことになるのです。
親がストレスとか、親を殺したくなるということは、相手に対して憎悪や嫌悪感が
みえてきますが、逆に、親が絶対的な存在であればあるほど、人間同士の会話
はできません。
殺すというのは、相手を目の前から消すという物理的な方法です。
通常冷静な人間は、殺人とはどういうことなのかが分かるはずですから、
行為に及んでしまう人は、精神的に追い詰められて周りに助けることを
言い出せず、自分自身で解決してしまった状態でしょう。
目の前に親がいなくなれば、すべてから解放されますが、
これは最悪な結末です。一時的に気持ちは解放されるでしょう。
しかし、根本は何も変わっていないのです。
一番の問題の種を植え付けてしまったのは、毒親と言われる親のせいです。
しかしながら、その育ってしまった種を、少しずつ自分で受け入れて摘んでいく
作業は自分自身でやらなくては解決にならないのです。
さまざまなストレスや、殺意は、自分自身の脳の中の問題です。
親との向き合い方はこれしかない!というオールオアナッシングの
思考回路で育ってしまった人間は、視野が狭く、柔軟な発想ができないことが
非常に問題解決を遅れらせてしまうポイントなのです。
家庭でも社会でもひどいストレスはゼロになることはありません。
しかし、それを解決するも、自分の中に爆弾を設置するも自分次第なのです。
どんな状況のときでも、自分の中に問題があるのだという思考を少しでも
持つ事が出来たのならば、別の解決方法がみえてくるのです。
潜在的にこの問題を抱えている人は実はかなり多いです。
気になる人は、毒親関連の本を読んでみると面白いかもしれませんね。
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2016年02月03日
毒親の悲しい連鎖はなぜ起きてしまうのか?失敗を喜んで迎え撃つ勇気が親に必要。
ひとことで毒親と言っても、本当にさまざまです。
誰しも多かれ少なかれ毒親の要素は少しは持っているのです。
ですから、毒親といってもピンキリです。
自分で自覚しているような軽度の人から、
他人の意見は全く寄せ付けません!自分は正義の塊!常識の塊です!みたいな
思い人まで幅広く存在するはずです。
毒親に育てられた子供が親になった場合、悲しいかな、かなり高い確率で
その子供も毒親となる可能性は非常に高いです。
もちろん同じ親に育てられた兄弟、姉妹でも生まれ持ったポテンシャルや
受け止め方、傷つき方などは違いますから、同じ毒親の毒を受けたとしても、
それぞれの心に溜まっていく毒の濃度は変わります。
濃度が低くてもどこかで、毒親が覚醒してしまう場合もありますし、
自分がいけないと気づいて、自分を癒やすことを始める人もいます。
悲しいかな連鎖を止めると言うことは非常に困難なことは確かなのです。
毒親、毒親と言うだけで、存在自体が毒のようですが、
毒親も全てが間違ったことは決して言ってはいないのだと思います。
むしろ、社会経験をたくさんして、失敗もたくさんしてきての経験則から
の常識論が多いため、部分的には合っていることも沢山あるのです。
正しいことを言っているのに、伝えているのに、子供が精神的に病んでしまう。
こんな悲しいことはありません。
これは毒親でなくても親であれば覚えておいた方が良いことです。
なぜ、子供は親が正しいと分かっていることを怒ったり注意したりしても
理解してくれないのでしょう?
答えは2つ。簡単です。
1つは社会経験値が少なくて様々なリスクを想像できないから。
もうひとつは、「怒られた、注意された」ことしか頭に残っていないから。
どんなに素晴らしい理屈を説明して子供を説得したつもりでも、
怒って言われたり、上から目線で注意されたりすると、子供の脳みそは、
「あー怒られちゃった、嫌だ、怖い、むかつく、かなしい」ということで
頭がいっぱいになってしまうのです。
そして、だめ押しで、またおこられた自分は駄目なやつだという
自動思考が根付いていくのです。
自己肯定感が下がった子供は、次怒られたときに、
怒られた瞬間に⇒自動思考発動⇒自分は駄目なやつだ。
という思考回路が完成してしまうのです。
これが完成してしまうと、怒ったり注意するだけで、子供は
自分のことがどんどん嫌いになっていきます。
社会経験値が上がってくると、自分自身の考え方が間違っていない
事に気づいてくるのですが、毎日のように、自分を自分で苦しめて
大人になってきてますので、その毒親から洗脳された自動思考と
現実の狭間で、もの凄い生きづらさを感じたりしてくると言うことが
起きてきます。
最終的には、自分自身で気づくことが改善する第一歩になるわけですが、
長年かけて自分を痛めている分、改善にも時間がかかります。
これを防ぐためには、親が自覚するしかないのです。
子供の細かい失敗や思い通りに行かない行動を、怒りと注意で
跳ね返すのではなく、発想の転換をしてあげる余裕も必要です。
失敗したら⇒まだまだ伸びる要素があると喜んであげる。
思い通りに行かなくても⇒元気で活発で、自分で考えて行動している。
親がいったん良いイメージで我が子を受け止めてあげる。
言うほど簡単ではありませんが、これは親としての修行なのです。
ただ、子どもが発達障害の場合は通常の子どもよりも想像力が働かなかったり、
成長が思うように見られないためより大変な子育てになるという面もあります。
どちらにせよ、親が未熟で気持ちの余裕がないから、子供や旦那に八つ当たりをする。
これでは、どんなにお金があろうがなかろうが、幸せな家庭になんかなれません。
子供を正しいことや常識を教える前に、子供への向き合い方が悪い自分の
未熟さを成熟させようと努力すべきなのです。
今からでも遅くありません。子供を立派にしようと思う前に、
自分が未熟でない立派な大人になれるよう人間との向き合い方を考えましょう。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
誰しも多かれ少なかれ毒親の要素は少しは持っているのです。
ですから、毒親といってもピンキリです。
自分で自覚しているような軽度の人から、
他人の意見は全く寄せ付けません!自分は正義の塊!常識の塊です!みたいな
思い人まで幅広く存在するはずです。
毒親に育てられた子供が親になった場合、悲しいかな、かなり高い確率で
その子供も毒親となる可能性は非常に高いです。
もちろん同じ親に育てられた兄弟、姉妹でも生まれ持ったポテンシャルや
受け止め方、傷つき方などは違いますから、同じ毒親の毒を受けたとしても、
それぞれの心に溜まっていく毒の濃度は変わります。
濃度が低くてもどこかで、毒親が覚醒してしまう場合もありますし、
自分がいけないと気づいて、自分を癒やすことを始める人もいます。
悲しいかな連鎖を止めると言うことは非常に困難なことは確かなのです。
毒親、毒親と言うだけで、存在自体が毒のようですが、
毒親も全てが間違ったことは決して言ってはいないのだと思います。
むしろ、社会経験をたくさんして、失敗もたくさんしてきての経験則から
の常識論が多いため、部分的には合っていることも沢山あるのです。
正しいことを言っているのに、伝えているのに、子供が精神的に病んでしまう。
こんな悲しいことはありません。
これは毒親でなくても親であれば覚えておいた方が良いことです。
なぜ、子供は親が正しいと分かっていることを怒ったり注意したりしても
理解してくれないのでしょう?
答えは2つ。簡単です。
1つは社会経験値が少なくて様々なリスクを想像できないから。
もうひとつは、「怒られた、注意された」ことしか頭に残っていないから。
どんなに素晴らしい理屈を説明して子供を説得したつもりでも、
怒って言われたり、上から目線で注意されたりすると、子供の脳みそは、
「あー怒られちゃった、嫌だ、怖い、むかつく、かなしい」ということで
頭がいっぱいになってしまうのです。
そして、だめ押しで、またおこられた自分は駄目なやつだという
自動思考が根付いていくのです。
自己肯定感が下がった子供は、次怒られたときに、
怒られた瞬間に⇒自動思考発動⇒自分は駄目なやつだ。
という思考回路が完成してしまうのです。
これが完成してしまうと、怒ったり注意するだけで、子供は
自分のことがどんどん嫌いになっていきます。
社会経験値が上がってくると、自分自身の考え方が間違っていない
事に気づいてくるのですが、毎日のように、自分を自分で苦しめて
大人になってきてますので、その毒親から洗脳された自動思考と
現実の狭間で、もの凄い生きづらさを感じたりしてくると言うことが
起きてきます。
最終的には、自分自身で気づくことが改善する第一歩になるわけですが、
長年かけて自分を痛めている分、改善にも時間がかかります。
これを防ぐためには、親が自覚するしかないのです。
子供の細かい失敗や思い通りに行かない行動を、怒りと注意で
跳ね返すのではなく、発想の転換をしてあげる余裕も必要です。
失敗したら⇒まだまだ伸びる要素があると喜んであげる。
思い通りに行かなくても⇒元気で活発で、自分で考えて行動している。
親がいったん良いイメージで我が子を受け止めてあげる。
言うほど簡単ではありませんが、これは親としての修行なのです。
ただ、子どもが発達障害の場合は通常の子どもよりも想像力が働かなかったり、
成長が思うように見られないためより大変な子育てになるという面もあります。
どちらにせよ、親が未熟で気持ちの余裕がないから、子供や旦那に八つ当たりをする。
これでは、どんなにお金があろうがなかろうが、幸せな家庭になんかなれません。
子供を正しいことや常識を教える前に、子供への向き合い方が悪い自分の
未熟さを成熟させようと努力すべきなのです。
今からでも遅くありません。子供を立派にしようと思う前に、
自分が未熟でない立派な大人になれるよう人間との向き合い方を考えましょう。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
2016年02月02日
良い子に育って欲しい!我が子へ無意識的に支配下に置いてしまう親の行動。
ひとそれぞれではあるでしょうが、親という立場になると、
いままで子どもがいなかった感覚では湧き出てこなかった感情が
表に出てくることがあります。幼いころから親に言われていたことや、
自分の中に軸として基盤になっていることなど、何かしらこだわりがある
のかもしれません。
意識的に思っていなくても、親としてしっかりしなくては!とか、
自分の子だけは、しっかりしつけしなくては!なんていう感覚が
無意識に起こってくるものです。
これってほとんど悪気があるとかないとかの話ではないので、
親は良かれと思っていることが多いです。
そもそもこれらは、自分の親から受け継いだ感覚を無意識に実行している
ということが多いんです。そのぐらい親の影響と潜在的にあります。
「よい子に育ってもらいたいと思う」自然なことですが、
なぜそう思うかです。
そりゃ「悪い子に育ってもらいたい」と願う親はあまりいないでしょう。
⇒「毒親」の子どもたちへ / 斎藤学 【単行本】
ここで、よい子、悪い子と出てきますが、この表現って、
かなり個人差があると思います。その人の主観のよいこと、悪いことって
かなり細かく違うからです。
一般的にみると、「社会に迷惑をかけない」「人の心を思いやる」
そういう道徳的な価値観が当然基盤にあると思いますし、それは
社会に出てから必要になってくることです。
ただ、私たちが言う「よい子」というのは、かならずしもそれと一致していない
ということです。
「親の思うように行動し、安全な人生をすすんでもらいたい」
そういう思いが実は強かったりするのです。
親のこの気持ちが強すぎると、親の顔色をうかがいながら子供は成長し、
最終的に親のコントロール支配から抜け出せないまま大人になってしまいます。
これはひとつの毒親スタイルでもあるため、日本では非常に多い傾向にあります。
子供は自分のもの、思った通りに動くもの。そういう気持ちが常識だ!と思っていると
事態は悪化することになります。
「子供は思った通りにならない、それは未熟だけど一人の人格を持った人間だから」
しつけと、思った通りに動かせようというコントロールが巧みに交じった教育をして
しまっている親が多いのです。
最終的には、自分が親としての周りからの目線などが気になっているということも
あるのですが、子供が負担におもうような子育ては自粛していく方がお互いのためですね。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
いままで子どもがいなかった感覚では湧き出てこなかった感情が
表に出てくることがあります。幼いころから親に言われていたことや、
自分の中に軸として基盤になっていることなど、何かしらこだわりがある
のかもしれません。
意識的に思っていなくても、親としてしっかりしなくては!とか、
自分の子だけは、しっかりしつけしなくては!なんていう感覚が
無意識に起こってくるものです。
これってほとんど悪気があるとかないとかの話ではないので、
親は良かれと思っていることが多いです。
そもそもこれらは、自分の親から受け継いだ感覚を無意識に実行している
ということが多いんです。そのぐらい親の影響と潜在的にあります。
「よい子に育ってもらいたいと思う」自然なことですが、
なぜそう思うかです。
そりゃ「悪い子に育ってもらいたい」と願う親はあまりいないでしょう。
⇒「毒親」の子どもたちへ / 斎藤学 【単行本】
ここで、よい子、悪い子と出てきますが、この表現って、
かなり個人差があると思います。その人の主観のよいこと、悪いことって
かなり細かく違うからです。
一般的にみると、「社会に迷惑をかけない」「人の心を思いやる」
そういう道徳的な価値観が当然基盤にあると思いますし、それは
社会に出てから必要になってくることです。
ただ、私たちが言う「よい子」というのは、かならずしもそれと一致していない
ということです。
「親の思うように行動し、安全な人生をすすんでもらいたい」
そういう思いが実は強かったりするのです。
親のこの気持ちが強すぎると、親の顔色をうかがいながら子供は成長し、
最終的に親のコントロール支配から抜け出せないまま大人になってしまいます。
これはひとつの毒親スタイルでもあるため、日本では非常に多い傾向にあります。
子供は自分のもの、思った通りに動くもの。そういう気持ちが常識だ!と思っていると
事態は悪化することになります。
「子供は思った通りにならない、それは未熟だけど一人の人格を持った人間だから」
しつけと、思った通りに動かせようというコントロールが巧みに交じった教育をして
しまっている親が多いのです。
最終的には、自分が親としての周りからの目線などが気になっているということも
あるのですが、子供が負担におもうような子育ては自粛していく方がお互いのためですね。
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2016年02月01日
手のかからない子どもはヘルプサイン!小さい頃から手のかからない子どもだった苦悩夫。
小さい頃から、親から見たら手のかからない子っていますね。
自分が子供を持つようになると、非常に助かります。
親の思うことを先回りして行動してくれたり、
気の利くことをすすんでしてくれたり、
この子は将来安心だとさえ思っていまいます。
〇子どもへの過信は見る目を狂わします。
親にとっての良い子とは、手がかかるか、かからないかで判断しがちです。
手がかからなければ、一見鼻が高い我が子ではありますが、
はたして本当にそうでしょうか。
「親にとっての都合が良い子」になっていませんか?
どんなに気が利いたとしても、大人びていても、冷静さを見せていても
大人よりも、大人っぽくても、子どもは子どもなのです。勝手に期待や大丈夫だと
過大評価をしすぎると、子どもはどこか心の中で寂しい思いをすることになるのです。
子どもが本心からものごとを理解して手伝いをしているという場合はいいのですが、
無意識に母親や父親の愛情を求めて良い子ちゃんを演じて
しまっているという人も少なくありません。私自身は今思えばそうでした。
別に愛情が欲しい!なんて具体的に幼少期は分かりませんでしたが、
なんかしら母親の気を惹きたかったのです。
つまり、本当は良い子ちゃんというわけではなく、
無償の愛に飢えた悲しい子どもでもあるのです。
体はすくすくそだっていても、心の中だけは飢餓状態で毎日を過ごしています。
この心と身体のバランスの悪さは、大人になってACとして発覚すると言うことも
珍しいことでは無いのではないかと思います。
親はできの良い子どもという表面的な面だけしか見ることをしなくなり、
内面的に愛情を求めていることは理解できませんので、
手のかかる子どもよりも、無関心になります。
子供は愛情が欲しいから、もっと頑張る。
親はさらに安心し、より無関心。
良い子ちゃんは、条件付きの愛情しか親から学んでいないので、
自分が良いことをしないと愛情がもらえないと思っています。
こういう良い子ちゃんは、ある程度年齢を重ねていくと、
自分の抑制していた本当の自分の気持ちと、周りが期待する
自分の姿とのギャップに心を苦しめられるわけです。
大人になればなるほど、そのギャップに対する反動は大きくなり、
今まで抑圧された心を大解放してしまう場合があります。
こういうタイプの人は、意外と注意が必要です。
アダルトチルドレンであると気づいた今でも、私は母親と話すときに
一瞬言ったあとに戸惑いがでるときがあります。
無意識に、母親へ自分のことを心配してもらえるような
言葉を選んでいるのです。
体に染みついた幼い頃からの癖を直すと言うことは生半可なことではありません。
無意識に愛を求めてしまっても、癖ですからそこまで悲観しなくても良いです。
ただ、無意識に求めて、無意識にむなしくなり、かなしくなり、怒りを感じるようであれば、
それは、意識的に妄想だと自分に言い聞かせてあげる必要があります。
意識的にそれは自分の中の誤った考え方の癖なのだと言い聞かせ続けることで、
今まで得体の知れないことで苦しんでいたことから解放されてくるでしょう。
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自分が子供を持つようになると、非常に助かります。
親の思うことを先回りして行動してくれたり、
気の利くことをすすんでしてくれたり、
この子は将来安心だとさえ思っていまいます。
〇子どもへの過信は見る目を狂わします。
親にとっての良い子とは、手がかかるか、かからないかで判断しがちです。
手がかからなければ、一見鼻が高い我が子ではありますが、
はたして本当にそうでしょうか。
「親にとっての都合が良い子」になっていませんか?
どんなに気が利いたとしても、大人びていても、冷静さを見せていても
大人よりも、大人っぽくても、子どもは子どもなのです。勝手に期待や大丈夫だと
過大評価をしすぎると、子どもはどこか心の中で寂しい思いをすることになるのです。
子どもが本心からものごとを理解して手伝いをしているという場合はいいのですが、
無意識に母親や父親の愛情を求めて良い子ちゃんを演じて
しまっているという人も少なくありません。私自身は今思えばそうでした。
別に愛情が欲しい!なんて具体的に幼少期は分かりませんでしたが、
なんかしら母親の気を惹きたかったのです。
つまり、本当は良い子ちゃんというわけではなく、
無償の愛に飢えた悲しい子どもでもあるのです。
体はすくすくそだっていても、心の中だけは飢餓状態で毎日を過ごしています。
この心と身体のバランスの悪さは、大人になってACとして発覚すると言うことも
珍しいことでは無いのではないかと思います。
親はできの良い子どもという表面的な面だけしか見ることをしなくなり、
内面的に愛情を求めていることは理解できませんので、
手のかかる子どもよりも、無関心になります。
子供は愛情が欲しいから、もっと頑張る。
親はさらに安心し、より無関心。
良い子ちゃんは、条件付きの愛情しか親から学んでいないので、
自分が良いことをしないと愛情がもらえないと思っています。
こういう良い子ちゃんは、ある程度年齢を重ねていくと、
自分の抑制していた本当の自分の気持ちと、周りが期待する
自分の姿とのギャップに心を苦しめられるわけです。
大人になればなるほど、そのギャップに対する反動は大きくなり、
今まで抑圧された心を大解放してしまう場合があります。
こういうタイプの人は、意外と注意が必要です。
アダルトチルドレンであると気づいた今でも、私は母親と話すときに
一瞬言ったあとに戸惑いがでるときがあります。
無意識に、母親へ自分のことを心配してもらえるような
言葉を選んでいるのです。
体に染みついた幼い頃からの癖を直すと言うことは生半可なことではありません。
無意識に愛を求めてしまっても、癖ですからそこまで悲観しなくても良いです。
ただ、無意識に求めて、無意識にむなしくなり、かなしくなり、怒りを感じるようであれば、
それは、意識的に妄想だと自分に言い聞かせてあげる必要があります。
意識的にそれは自分の中の誤った考え方の癖なのだと言い聞かせ続けることで、
今まで得体の知れないことで苦しんでいたことから解放されてくるでしょう。
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