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2016年01月16日

アスペルガー症候群の受動型女性は、性欲に関係なく、性被害に遭いやすいのは当たっていると思う。(その1)

以前もお話ししたことがありますが、アスペルガー症候群でもいくつかの傾向があります。
その中のひとつが「受動型」とよばれるものであり、うちの嫁に合致するものです。

毎日新聞の記事で女性のアスペルガーについての記事がありました。

アスペルガー症候群(AS)は、ASDのうち、言語や知能の発達に目立った遅れがないものだ。言葉を文字の意味通りに受け取る▽微妙な表現から相手の気持ちを想像できない▽音や匂いに過敏▽興味の幅が狭く、こだわりが強い−−などが特徴。例えば「お皿を洗って」と頼まれた時、シンクの中の食器全部だと推察できず、茶わんや箸を残して皿だけ洗う、といった行動を取る。変わり者、やる気がない人だと思われがちだ。

引用元:毎日新聞2016年1月14日 東京朝刊


ここには、特にアスペルガー症候群の受動型という特定はされていませんが、
診断が遅れやすいということ、性被害にあいやすいということなどが簡単書かれていました。

もちろんアスペルガーの女性=性被害という認知をしてしまうと誤りです。
アスペルガーの人でも、本質的に性的な接触が好きな人と嫌いな人と、普通な人など
さまざまなので、ひとくくりに断定してしまうのは誤解を招きますが、これらは、
人の言葉を言葉通りに受け止めてしまうという性質が、そう言われてしまう原因なのかもしれません。

■受動型は、一見すると「おとなしめで成績も優秀な良い子」にみえる。

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アスペルガー症候群(現在の診断名は自閉症スペクトラム)は女性よりも男性の方が多いという
統計が出ています。そして、男性の場合は、積極奇異型タイプが多いです。このタイプは、
他人と衝突し合うようなトラブルが頻発するため、比較的小さい頃から親を悩ませるので
発見が早かったりするのですが、アスペ嫁の様な受動型は、基本的に他人と衝突し合うという
ことがあまり起きずに、成長していくことも多く一見すると「おとなしくていいこ」という印象を
親が受けて、気づかれにくいという点があります。親が学校でのテストの点数でしか我が子の
評価を見ていなかったりすると、成績はむしろ良い方の部類に入ることも多く優秀で良い子という
目線で見られることも多いのです。

■受動型は真っ白な紙切れのよう?!

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アスペルガーだからというわけではなく、定型発達の人間も自分が出会った人や
仲良くしていた周りの人の影響というのは多かれ少なかれ受けて成長します。
受動型の嫁のような場合は、どんな人と一緒に生活を共にしているか、どんな友達
と連んでいるかなどで、思考の染まり具合が変化する感じです。彼女たちは基本的に
自分で自分の真っ白なキャンバスに絵を描こうとはしません。

〇〇さんが描いているなら…私も描いてみようかな。同じことやってみようかな。
そんな感じの動機で日々の生活を送っていたりするんです。だから、自分で計画を立てて、
将来設計を立てて!過去の反省を踏まえて未来に生かして!なんてことを言われても、
正直脳はパニック状態になるのでしょう。人が描いている絵を見てほほえんでいるのが得意な
嫁ですが、自分でやれと言われると右往左往してしまい行動に移れないのはこのためでしょう。

■自分から友達を作ると言うことはしない。

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基本的に仲良くなる人は、異性も同性も発言や行動が積極的なタイプの人です。
ほぼ相手が受動型の嫁の不思議具合に興味を持って向こうからアプローチをかけてきます。
あまり、こだわりもないので来る者拒まずという感じで、いつのまにか一緒にいる時間が長くなり
友達のようになっているようです。でも、同性でも異性でもそうですが、自分から相手と遊ぶ約束
を言い出すと言うことも基本的にしません。でも、相手の誘いを決して待っているわけではないんです。

「〇〇に来週の日曜日行こうよ!」というのはあまりなく、あったとしても、

「〇〇って面白いみたいだよねぇ」という感想だけを述べて、最終的に相手が
「じゃあ、今度一緒に行こうよ!」という誘いになるパターン。

受動型は、自分がこだわりのある小さな範囲のこと以外は、
「よし、やるぞ!」っていうところまで至りません。

あれこれと答えが出ないことを悩む前に、一緒にいる友人がポンッ!と決めてしまうと、
受動型にとっては、過ごしやすいのかもしれません。

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2016年01月15日

アスペを障害という認識を持つか、特性という認識を持つか、心構えは、がんの闘病に似ている。(その2)


アスペを障害という認識を持つか、特性という認識を持つか、心構えは、がんの闘病に似ている。(その1)からの続きです。

私たちが「がん」とひとことでいうと、すべての癌患者をひとくくりに同じ病気として
考えてしまいますが、細かく言えばそれは誤りだと思います。実際はひとりひとり違う
病気という認識をすべきなのです。

がんは、脳なのか、肺なのか、胃なのか、腸なのか、できた場所により、治療方法が
全く異なります。そして同じ場所にできたがんだから、同じ治療をして治るという単純
なものでもありません。がんと糖尿病を患っている人、年配の人、若い人など誰ひとりとして
同じ体の条件ということはあり得ません。

アスペルガー症候群は病気ではありませんが、この障害も世間では大まかなイメージで
最適化された情報が流れています。アスペってこんな奴だよね!という認識になってしまう
ことはある程度仕方がないことですが、発達障害というものも、誰一人として全く同じということ
はありません。

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がん闘病に関しても、その人の体に合った治療方法が見つかるかで、亡くなるまでの
生活の質が大きく変化します。アスペルガー症候群などの発達障害に関しても、その人に
あった生活環境が作れるかどうかで、生活の円滑さが大きく左右します。

受け入れられない事実を、告知した病院の先生のせいにして現実逃避をする
という場面にも私は何度も出くわしました。自分の病気を責任転嫁をしても結果的に
自分の体を健康管理してきたのは自分なのだから、最終的な責任は自分にあるはず
なのに、それを受け入れることがなかなかできません。

その結果、精神的に不安定になり、病気で亡くなる前に自ら命を絶ってしまうと言う
ひともいます。辛いこと、苦しいこと、信じられないことは誰にでも起こりうる話です。
そんななかでも、程度は異なるにせよ同じがんでも自分の病気を受け入れて死を覚悟
した人間の目は、非常に澄んだ目をしている印象を受けました。

決して闘病生活は楽ではないでしょう。死への恐怖や肉体の衰え、そして痛みとの闘い。
それでも最終的に人間を支えているのは心なのだと思いました。もう死ぬと分かれば、
何もかもが嫌になってしまう人もいれば、最終的に病気の自分を受け止めて残りの人生を
自分が出来る事をし続けるという信念を持つ人もいます。

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アスペルガー症候群は、幸い障害で、末期癌とは異なり死の宣告ではありません。
ただ、受け止め方次第では生き地獄とも言えるような生活になるでしょう。
支える側のパートナーとしては、私の場合は、まだまだ現実を受け入れるという段階と、
相手に責任転嫁をするというところを行ったり来たりしている段階です。

すべてを受け入れるだけの器が現状備わっていないことと、受け止めるのか、受け止めることを
やめるのかもどちらかというと葛藤して毎日の生活を続けているのだと思います。
でも、どちらもきっぱいと選ぶことができない優柔不断な自分に自己嫌悪したり^^

この現状に対して、どう受け止める覚悟があるか?受け止めないなら離れる覚悟があるか?
ということをまず本当の自分の気持ちを認知していかないことには、達観した考えとして
相手や自分を受け止めることはできないのだろうなとも思います。

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2016年01月14日

アスペを障害という認識を持つか、特性という認識を持つか、心構えは、がんの闘病に似ている。(その1)

自分も中年という年齢にさしかかり、親や親戚、知人や友人など、
身近な人が「がん」と闘病する様を目の当たりにすることになりました。

「がん」と聞いて、言葉を知らない大人はまずいないぐらい多い病気です。
しかし、芸能人ががんで闘病しても、ニュースでしってそうなんだと思うぐらいの
実に低い認識レベルだったのだと思います。

自分には無関係な話だと。しかし、身の回りで闘病している人や、亡くなった人を
みていると、その病気に対する受け止め方も大きく異なってきたきがします。

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がんの告知(余命宣告)が行われてから一般的に人間の心理はこのように動いていくことが
多いそうです。

@事実の否定
A現実逃避、医者や周りへの責任転嫁
B自分を責める心、情緒不安定な日々。
C東洋医学や保険診療外の治療、高額サプリメントなどへの依存。
(現在している西洋医学の治療自体を否定する)
D現実の認知
E自分の体の状態を受け入れる。
F死生観を見つめる。


まず、告知と言っても死の宣告をされた場合です。
がんだと告知されるだけでも、鈍器で頭を殴られたような重い痛みが
走ってきそうですが、それに加えて死の宣告までされるというのは本当に苦しいです。
本人はもちろんのこと、支えている家族や周りの人間にも同じような衝撃が走ります。

人間受け入れたくない現実や、パニック状態に対面してしまうと、
すんなりと、相手が言っていることを受け入れると言うことができにくいのです。
それゆえ、事実を否定するというところからスタートすることが多いそうです。

この@こそ異なりますが、流れ的にはさまざまな障害を告知されたときの反応とも
似ているような気がします。

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アスペルガー症候群(現在は自閉症スペクトラムと診断される)と診断された場合は、
多くの当事者や、家族は、がん患者とは異なり、「少し肩の荷が下りた」り、「ホッとした」り
する人が多いようです。衝撃的ではあるが「やっぱりそうか」とか「そんな理由があったんだ」
と今まで迷っていた迷路の答えをもらったような気持ちになるからです。

しかし、病気でも、障害でもここからどう生活の質を高めることに繋げていけるかでつまづき、
改めてもがき苦しむ人が多いことも事実です。気づいただけでハッピーになれるのであれば、
世の中はもっと楽しいニュースが盛りだくさんの世界になっているでしょうからね^^

原因が分かってからは、その問題についてどう認知して、自分の中でどのように処理を
していくかで大きな差が生まれてきます。

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2016年01月13日

どんなに幸せでも不幸に感じる?!自動思考という考え方の癖が自分を追い詰める。

アダルトチルドレンと、ひとことでいってもタイプはさまざまあります。
私は、自己分析をしていくとヒーロータイプのACが強く、以前話した、
メサイアコンプレックスというものがあるのかもしれません。

もの凄く裕福な家庭で育ったというわけでなく、どちらかというと貧乏に近い
方の生活をしていたのかもしれません。しかし、だからといって生まれてこのかた
1日でも食事を食べることができないというような困窮した生活ではありません。

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五体満足で生まれて、学業も運動も可もなく不可もなくという感じで、本当に
ごくごく普通の人間として成長してきたと思います。自分が普通だからこそ英雄や
救世主のような者に憧れるという意識が子どもの頃から脳裏にはあったようです。

学生時代も留年も浪人もすることなく、大学まで行かせてもらった訳ですし、
普通に就職もでき、さらに結婚して子宝にまで恵まれるという人生。
もちろん、細かい紆余曲折はあったにせよ、悪いことばかりの人生ではなかったはずです。

活字にして書いてみると、絵に描いたような一般的な親が理想とする
軌跡を歩んできており、これはこれで、客観的にみれば幸せなことだよなぁとしみじみ感じるわけです。

しかし、どうして満たされない感情が泉から湧き出るかのごとくでてくるのでしょうか。
それはやはり、脳にこびりついてしまった考え方の癖が、自分を苦しめているからです。

いつぐらいでしょう。物心がつく小学生ぐらいの幼い頃から、ラッキーなことや、うれしいと思うこと、
にどこか抵抗を感じる子どもだったような気がします。

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幸せを求めているのに、幸せなことに抵抗があるというのも矛盾した話なのですが、
・自分が凄く良いと思うことがあったり、
・ついているなぁと思うことがあったり、
・うれしいなぁとかんじることがあったり、


そんなことがあった次の瞬間には、
「こんな良いことがあったんじゃ、あとで悪いことが起きないかな。」
「良いことがあったから、次は悪いことが起きるなぁ…」
「運を使っちゃったから、今日はもういいことはないだろうな。」


なんて言うことを、自然に思い浮かべていたのです。
こんなことを思い浮かべて、心の底から嬉しさが感じられるでしょうか?
最終的に自分を襲ってくるのは、未来の悪いことに対する不安感がでてきます。

良いことがあったとしても、結局今の幸せを満喫すると言うことが苦手で、
先の不安を思い浮かべて気持ちを静める癖が大分小さいときからついていたんですね。

逆に、悪いことがあれば、じゃあ次は良いことがあるから気分が晴れるかと言えば
そうではありません。悪いことがあれば、

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・どうして自分ばかり悪いことが起きるのだろう。
・今日は既にいいことがあったから、悪いことが起きるんだ。
・誰も自分の気持ちは分かってくれないや。


と考えて、より自分に対して否定的な印象を植え付けるという思考になります。

これは、いわゆる自動思考とよばれる自分が意図的に制御できない潜在的な
考え方の条件反射とでも言いましょうか。思考回路がそういったロジックで形成され
ているのです。

三つ子の魂百までという言葉がありますが、本当にその通りだと思います。
小さい頃に植え付けられた脳の癖、つまり考え方の癖は、意識して矯正しなければ、
死ぬまで自分の中に残ると言っても過言ではないのです。

こういう考え方になってしまう原因としては、私が元々もっているポテンシャルもありますが、
親のつまらなさそうな表情、怒りの表情、あざけ笑う表情や発言、行動などが知らずに自分の
ベースを形成する材料になっているからです。

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物理的に親と離れて暮らしていても、親からの呪縛から自分の力で抜け出さないと、
一生こういう思考が繰り広げられるわけです。こんな考えで暮らしていれば、毎日
不安や怒りが絶えない日が続き、少しぐらいうれしいことがあっても、焼け石に水だという
ことが分かるでしょう。うれしいことを恥じらいなくうれしいと感じることに恐れているとも
いえます。

知らぬ間に植え付けられた、自分の親からの呪縛から活路を見いだし始めたとき、
今までどこを歩いても、もやがかかった世界感から、一寸の光が差し込むきっかけになるかもしれません。

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2016年01月12日

自分の劣等感を刺激しないよう、他人の劣等感を刺激して優越感を得る。

劣勢、劣悪、劣性遺伝子、劣等感…

「劣る」という文字から形成される言葉は、どれも心地の良い言葉ではありません。
そして、私の脳を悩ませるワードでもあります。

どんなに優れた人間にも、他人より劣るというものはあるでしょう。
それを、自ら劣ると認識できるか、できないかで人間性も大きく変わってくる
きがします。

私自身、一見すると、アスペ嫁や、アスペ息子との生活の中での苦悩が多く描かれて
いると思いますが、もっと掘り下げて考えてみるとするならば、その闘っている根底は、
自分自身の「劣等感」なのかもしれません。

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それゆえ、自分でも気づかなかった劣等感に対して、潜在的に攻撃を他人から受けると、
条件反射的に、反骨精神が芽生えてくるということが多かったです。
これは、私にとっては、良くも悪くもありました。この感情が自分の行動原理の源に
なっているのです。それゆえ、ときにはこの反骨精神がとてつもない力を発揮するのです。

しかし、この力は本来の自分の能力ではないんです。自分の100%以上の能力を
憎悪や復讐、見返してやるという気持ちでドーピングをして発揮しているため、
普段から気軽に出せる能力ではないのです。そういう性質のため反骨精神でものごとを
取り組んだ後は、結果が自分にとって成功に値することでも、どこか心の中では、空虚感
というか虚無感というか、穴が開いたような力が抜けた状態になります。

おかしな話ですが、「期待」されるよりも、「否定」される方が力が増す感じです。

例えば、仕事で、
「良い結果を期待しているよ!」といわれるよりも、

「どうせお前になんかできるはずない。」といわれた方が、
結果的に、しゃかりきになって200%の力を出せたりできる場合が多いんですね。

もちろん、心としては、期待されるという自分を肯定された方が良いと思っています。
しかし、なぜか期待されると、プレッシャーの方が強くなって自滅することが間々あるのです。
つまり、ハードルを変に下げられるよりは、あげられた方が燃えるという感じなのかもしれません。





その反面、お前にはできないと、言われると、絶対見返してやろうという気持ちが
沸々と湧き上がり、普段発揮できない力がでて結果を残せたりします。

自分は劣等生ではない!お前より劣っていない!と信じ込みたい力は、
ときにはこういった活躍をすることもあるのですが、この行動原理ですと、
心が満たされて幸せ感を享受すると言うことはなかなか難しくなるのです。

自分の劣等感を刺激されて、それを守るために自己防衛で行動している
原動力は、あくまで守りの姿勢なんです。自分がやりたくてやっていると言うこと
とは違います。だから、達成しても満足度合いも異なるわけです。

子どもでも大人でも、いじめという問題はどこに行っても存在します。
いくら「いじめはいけないこと!」という認識があっても世の中からなくならないのは、
極端な劣等感を有する者がいなくならないからでもあります。

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極端な劣等感を持っている人は、その劣等感を見て見ぬ振りをするために、他人に対して攻撃的に
なるタイプと、自分の劣等感を必死に自分で守ろうと保守的になるタイプに別れることが多いようです。

前者が、いじめる側、後者がいじめられる側となるケースが多いのです。
他人の悪口ばかり言っているような大人も前者になります。他人を見下すことで
必然的に自分の方が立場が上だとアピールをし優越感を得ます。

人に触れられたくない劣等感は誰にでもあるとは思いますが、大抵の劣等感は
親がその価値観を植え込んだものであることを忘れてはいけません。

劣等感を極端に持ちすぎている人の共通点は、ありのままの自分を自分自身で
認めることができていないまま、毎日を生活していることになります。

他人よりも何よりも、自分が自分の劣等感を見下していじめている状態です。
まずは、自分で自分をいじめるという無意識な思考の連鎖を立つことが必要と
なってくるでしょう。


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