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2015年02月05日
定年退職者向けの食事会
1月に2回ほど、単発でアルバイトをしました。
例によって、市関連のお仕事です。
毎年、1月に行われている定年退職者向けのお食事会。
対象者は市から招待状が送られ、参加する人は予約する、という形をとっています。
料理は前菜、メイン(魚と肉の両方)、チーズ、そしてデザート、コーヒーまで。
食事の間はミュージシャンが、誰でも知ってる名曲の数々を演奏し
踊りたい人は踊る。
料金も20ユーロ前後とかなり良心的。
まずは朝8時に会場に集まり、
食器類のセッティングから行いました。
こんな感じでモデルを見せてくれ、それに合わせてみんなで準備をしていきます。
1回目は参加者300人ちょっと。
2回目は600人ほど。
ほぼ同じメンバーで準備したので
2回目はスムーズに作業が進み、テーブルのセッティングもアッという間!
時間に余裕ができ、みーんな暇そうにしてたので、
私も暇つぶしがてら、1枚パシャリ。
11時頃から食事を取り、(なんと、参加者と同じメニュー!)
私はちょっと早めに席を立つ。
というのも、ほとんどの人は配膳を担当するのですが、
私はVestiaire(クローク)担当でしたので。
つまりは、コートを預かり、見張り、そして返却するという仕事。
11時半前には少しずつ人が到着し始め、
ものすっっっっっっごく忙しい時間が1時間ほどつづきます。
みんな、待ってられませんからね。
コートと引き換えに番号札をわたし、
「なくしたらコート返せませんからね!!」と念を押し(笑)
2時頃にはすっかり暇になる。
そこから5時頃まではひたすら留守番でした。
結構ダンスを楽しんでいる人々が多いようで、
「汗かいちゃったよー」なんて呟きながらクローク付近を通過していく人もたくさんいました。
そしてみんな、各自のタイミングでコートを取りに来るんですが、
もちろん、
「番号札、どこだっけー?」
「わたし、絶対ここにしまったはずなのよ!どこにいっちゃったのかしら?」
「いやいや、番号なんてもらってない!!」
酔っぱらってますからねー。
そしてコートを渡すと
「いや、これは私のじゃない!毛皮のだったのにー」
と真顔で言い出す始末。
あ、もちろん冗談で言ってます。
ただ、最初の説明の時に「昔、コートの取り違えがあってトラブルがあったのよー気を付けてね!」
なんて話を聞いてた身からすると、
笑えませんがな…。
一応笑ったけど。
あとは、
「帽子も預けたよね??」
と言い張る紳士たち。
「いやいや、預かってませんよー(一応確認する)ありませんねー」
と丁寧に返すも若干キレられる。
そこに奥様登場(救世主!!)
「あら、帽子は車に置いてきたじゃないの!ごめんなさいね、この人ったら酔っぱらって」
ふぅ。
そして18時半にはほとんどの人が帰り、
19時頃に終了しました。
配膳担当の人々も、
「もー!大変だったのよー!!」と。
スケート場で知り合った同僚とも再会し、
なかなか楽しい&良い経験になりました。
同僚がいる仕事って、やっぱり素敵!
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