2014年08月28日
長良川へウナギ釣りに行ったのですが、「サヨリ釣り」ではなく「サヨリ捕り」になってしまった。
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8月27日 前回の記事でサヨリを目撃し、捕獲には失敗した内容を書きましたが、今回はちゃんと捕獲できました。
本来の目的であるうなぎ釣りはさて置き(坊主だったので・・・)、まずはサヨリについて少し調べてみました。
サヨリ(針魚・細魚)
ダツ目・サヨリ科の海産魚で沿岸の海面近くに生息する細長い魚体。
最大40cmで、下顎が長く針状に突き出していて、その先端は赤い。
生態域は琉球列島・小笠原を除く北海道南部から九州。
腹膜は黒色で、「見かけによらず腹黒い人間」の代名詞とされることもある。
沿岸性で陸地近海に分布し、海面すれすれを群れを成して泳ぐ。
旬は3月から5月(春〜初夏)とされている。
サヨリ科には淡水域まで進入する種もあるが、サヨリの進入はは汽水域までで、淡水域までは侵入しない。
食べ方
刺身、椀種、天ぷら、塩焼き
サヨリ釣り
堤防からのサビキ釣り、延べ竿の連玉仕掛け、ウキ釣り、フカセ釣りなど。
ん?サヨリは下顎が赤い?進入は汽水域まで?
私が捕獲した場所は、長良川河口堰から20km以上離れた完全な純淡水域です。
そうすると私は何を捕獲したんだ?
ってことでもう少し詳しく調べてみると、どうやらサヨリの仲間「クルメサヨリ」みたいです。
クルメサヨリとは
全長20cmの小型種で、下顎の先端が赤ではなく黒い。汽水域が生息域で純淡水域まで侵入する。
私が捕獲したサヨリ
確かに下顎は赤くない。黒です。
画像で見ていただいて分かるとおり、下顎の先端は黒。純淡水域まで侵入とあるので、まず間違いなく「クルメサヨリ」でしょう。
岐阜県のホームページにもクルメサヨリについて記載されています。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kankyo/shizen/red-data-dobutsu/gyo-rui/kurumesayori.html
クルメサヨリは絶滅危惧U類分類されていることが分かり、希少な魚だってことが分かりました。
このホームページでは「長良川では淡水域後に全く見られなくなった」とありますが、ちゃんといるんですよね〜。
しかも長良川河口から20km以上離れた中流域にですよっ。
長良川河口堰より遥か上流の純淡水域にです。
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本題に戻って、この日は18時30分に現地到着。
前回サヨリを目撃した位置から少し離れた場所での釣行です。
仕掛けは5本、エサは最強の大黒ミミズ。
水質はクリア、水深は普通、流れも穏やかな状況です。
仕掛け5本全て入れ終わったのが19時過ぎ。
アタリもないので水面をヘッドライトで照らしてみると、いました「サヨリちゃん」です。
急いで車までタモを取りに行き、水際へ戻ってみると、サヨリがまだいる!
私に捕獲してと言わんばかりに水面ギリギリをフワフワと泳いでいます。
先日はヘッドライトの光に反応して逃げてしまったのですが、今日のサヨリは逃げません。
これは絶好のチャンスとタモを水面に沈めてサヨリの下まで移動させ、そして一気に上にすくい上げる。
やった!捕りました!
サヨリは群れで泳ぐ習性があるようですが、ここでは単独行動していますので、一気に大量捕獲はできません。
それに水面を漂う草にまぎれているので発見に時間がかかります。
水面はこんな感じです。草とサヨリの見分けが大変。
それでも時間をかけ、何とか多くのサヨリを捕獲成功!
うなぎ釣りはどうなった?というと鈴が全く鳴らないし、サヨリ捕りに夢中になってしまったので忘れていました。
エサだけ取られるがアタリは皆無という悲しい状況・・・。
21時頃納竿し岐路につきました。
さて、サヨリをどのように調理するのかこの時点では分かりませんでしたので、とりあえず内臓を出しておくことに。
小さくて細いので包丁使いがムズカシイ。大きい物で全長15pくらい。
それでも何とか11匹のサヨリの内臓を出し終わり、下顎も調理の邪魔になりそうなのでカットしておきました。
このまま袋に入れて冷凍保存。
調理法は検討中です。
次回はうなぎも釣れて、サヨリもとれるといいなぁ。
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8月27日 前回の記事でサヨリを目撃し、捕獲には失敗した内容を書きましたが、今回はちゃんと捕獲できました。
本来の目的であるうなぎ釣りはさて置き(坊主だったので・・・)、まずはサヨリについて少し調べてみました。
サヨリ(針魚・細魚)
ダツ目・サヨリ科の海産魚で沿岸の海面近くに生息する細長い魚体。
最大40cmで、下顎が長く針状に突き出していて、その先端は赤い。
生態域は琉球列島・小笠原を除く北海道南部から九州。
腹膜は黒色で、「見かけによらず腹黒い人間」の代名詞とされることもある。
沿岸性で陸地近海に分布し、海面すれすれを群れを成して泳ぐ。
旬は3月から5月(春〜初夏)とされている。
サヨリ科には淡水域まで進入する種もあるが、サヨリの進入はは汽水域までで、淡水域までは侵入しない。
食べ方
刺身、椀種、天ぷら、塩焼き
サヨリ釣り
堤防からのサビキ釣り、延べ竿の連玉仕掛け、ウキ釣り、フカセ釣りなど。
ん?サヨリは下顎が赤い?進入は汽水域まで?
私が捕獲した場所は、長良川河口堰から20km以上離れた完全な純淡水域です。
そうすると私は何を捕獲したんだ?
ってことでもう少し詳しく調べてみると、どうやらサヨリの仲間「クルメサヨリ」みたいです。
クルメサヨリとは
全長20cmの小型種で、下顎の先端が赤ではなく黒い。汽水域が生息域で純淡水域まで侵入する。
私が捕獲したサヨリ
確かに下顎は赤くない。黒です。
画像で見ていただいて分かるとおり、下顎の先端は黒。純淡水域まで侵入とあるので、まず間違いなく「クルメサヨリ」でしょう。
岐阜県のホームページにもクルメサヨリについて記載されています。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kankyo/shizen/red-data-dobutsu/gyo-rui/kurumesayori.html
クルメサヨリは絶滅危惧U類分類されていることが分かり、希少な魚だってことが分かりました。
このホームページでは「長良川では淡水域後に全く見られなくなった」とありますが、ちゃんといるんですよね〜。
しかも長良川河口から20km以上離れた中流域にですよっ。
長良川河口堰より遥か上流の純淡水域にです。
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本題に戻って、この日は18時30分に現地到着。
前回サヨリを目撃した位置から少し離れた場所での釣行です。
仕掛けは5本、エサは最強の大黒ミミズ。
水質はクリア、水深は普通、流れも穏やかな状況です。
仕掛け5本全て入れ終わったのが19時過ぎ。
アタリもないので水面をヘッドライトで照らしてみると、いました「サヨリちゃん」です。
急いで車までタモを取りに行き、水際へ戻ってみると、サヨリがまだいる!
私に捕獲してと言わんばかりに水面ギリギリをフワフワと泳いでいます。
先日はヘッドライトの光に反応して逃げてしまったのですが、今日のサヨリは逃げません。
これは絶好のチャンスとタモを水面に沈めてサヨリの下まで移動させ、そして一気に上にすくい上げる。
やった!捕りました!
サヨリは群れで泳ぐ習性があるようですが、ここでは単独行動していますので、一気に大量捕獲はできません。
それに水面を漂う草にまぎれているので発見に時間がかかります。
水面はこんな感じです。草とサヨリの見分けが大変。
それでも時間をかけ、何とか多くのサヨリを捕獲成功!
うなぎ釣りはどうなった?というと鈴が全く鳴らないし、サヨリ捕りに夢中になってしまったので忘れていました。
エサだけ取られるがアタリは皆無という悲しい状況・・・。
21時頃納竿し岐路につきました。
さて、サヨリをどのように調理するのかこの時点では分かりませんでしたので、とりあえず内臓を出しておくことに。
小さくて細いので包丁使いがムズカシイ。大きい物で全長15pくらい。
それでも何とか11匹のサヨリの内臓を出し終わり、下顎も調理の邪魔になりそうなのでカットしておきました。
このまま袋に入れて冷凍保存。
調理法は検討中です。
次回はうなぎも釣れて、サヨリもとれるといいなぁ。
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