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2015年04月18日
インターネットに必要な機器
みなさん、こんにちは!
今回は、「 インターネットに必要な機器 」 について説明します。
インターネットを接続するための機器には大きく分けて
「 回線終端機器 」 「 モデム 」 「 ルーター 」 の3つがあります。
■ 回線終端機器
外から引き込んだ光回線の終端部分に設置され、
光信号を電気信号に変換する装置のことです。
「 ONU 」 とも呼ばれます。
■ モデム
アナログ信号をデジタル信号に変換する装置で、
一般的に、ADSL回線では 「 モデム 」、
ケーブルテレビ回線では「 ケーブルモデム 」 と呼ばれます。
回線の種類(光なのかADSLなのかケーブルテレビなのか)によって
「 ONU 」 か 「 モデム 」 のどちらかを取り付けます。
※ 開通工事の時に業者さんが持って来たり、事前に送られてきます。
自分で買ったりするわけではないのでご安心を。
■ ルーター
2つ以上の異なるネットワーク間でデータを中継する通信機器のことで、一般的に、この機器にプロバイダの接続IDやパスワードを設定します。
ルーターには 「 有線ルーター 」 と 「 無線ルーター 」 があり、
無線ルーターはLANケーブルがなくてもインターネットができるので、スマートフォンや携帯ゲーム機でも利用できます。
接続したイメージ図はこんな感じになります。
また、「 ONU 」 や 「 モデム 」 にルーター機能が付いたものがあったり
さらに無線機能が付いているものもあります。
それを使えば、「 ルーター 」 は必要なくなりますし、
LANケーブルの配線もいらなくなるのでスッキリしますね。
そしてルーターにも、もうひとつ種類があります。
■ モバイルルーター
「 Wimax 」 や 「 Y!モバイル 」 ではモバイルルーターという機器を使います。
光回線やケーブルテレビなどのように屋外から回線を引き込むわけではないので、これがあれば無線でインターネットが使えるようになります。
ちなみに、モデムやルーターは回線事業者からの貸出が一般的で、
モバイルルーターの場合は機器を購入することもあります。
次回は、「 インターネット用語 」 について説明します。
お楽しみに!
2015年04月17日
プロバイダー
みなさん、こんにちは!
インターネットに接続するには 「 インターネット回線 」 と
「 プロバイダー 」 が必要、という説明をしました。
今回は、その 「 プロバイダー 」 について説明します。
■ プロバイダー
インターネットへの接続を提供する組織のことで、正式には
「 インターネットサービスプロバイダー (Internet Service Provider) 」
と言います。
略して 「 プロバイダー 」 「 ISP ( アイ・エス・ピー ) 」 とも言い、
日本語では 「 インターネット接続事業者 」 と訳されます。
前々回、「 インターネット回線 」 を道路に例えると
「 プロバイダー 」 は乗り物、ということを説明しました。
そして「 プロバイダー 」 は、「 接続ID 」 と 「 接続パスワード 」
というものを発行してくれます。
これがないとインターネットに接続することができません。
乗り物に乗るためのチケットだと思ってください。
一度 「 接続ID 」 と 「 接続パスワード 」 を設定してしまえば、
24時間365日乗り物に乗れるというわけですね。
「 プロバイダー 」 の数は、実にたくさんあります。
すべては紹介しきれないので、有名どころをを取り上げてみました。
■ プロバイダー
・OCN
NTTコミュニケーションズが運営する、日本最大規模の
インターネットサービスプロバイダ事業者です。
個人向けだけでなく、法人向けのサービスも充実しています。
・ぷらら
株式会社NTTぷららが運営する日本の大手プロバイダーです。
個人向けプロバイダ 「 ぷらら 」、IP電話 「 ぷららフォン 」、
IPTVサービスである 「 ひかりTV 」などを運営しています。
・Biglobe
ビッグローブ株式会社が運営するプロバイダーです。
NECの一部門でしたが2006年に分社化して「NECビッグローブ」に
2014年4月にNECグループから離れ「ビッグローブ」になりました。
・So-Net
ソニーの子会社「ソネット株式会社」が日本、台湾、香港で運営する
インターネットサービスプロバイダ事業者です。
国内プロバイダの中ではOCN・BIGLOBE・ぷららに次ぐ
4番目の規模を誇ります。
・Nifty
富士通の子会社が運営するプロバイダーです。
今はNTTグループのプロバイダに追い越されてしまいましたが、
サービス開始当初は最大手でした。
よく広告で、「 プロバイダーを乗り換えたら○万円キャッシュバック! 」
というのを見掛けると思います。
今では各社のサービス内容や料金にさほど変わりありませんし、
特にこのプロバイダーじゃなきゃイヤだ!というこだわりがなければ
乗り換えてみるのもいいかもしれません。
ただ、契約期間にシバリがあるのがほとんどですので、
タイミングを間違うと解約違約金が発生する場合があります。
今使ってるプロバイダーを契約内容をよく確認しましょう。
次回は、「 インターネットに必要な機器 」 について説明します。
お楽しみに!
2015年04月16日
インターネット回線事業者
みなさん、こんにちは!
今回は、「 インターネット回線事業者 」 について説明します。
前回説明したように、インターネットをするには
「 インターネット回線 」 と 「 プロバイダー 」 が必要です。
その 「 インターネット回線 」 を提供している会社を
「 回線事業者 」 と呼んでいます。
では、「 回線事業者 」 にはどのような会社があるのか見てみましょう。
■ 回線事業者
≫ 有線 ≪
・NTT東西
言わずと知れた日本のトップ回線事業者です。
フレッツ光やフレッツADSLを提供しています。
・KDDI
数年前に東京電力の回線事業 「 TEPCOひかり 」 を譲り受け
「 ひかりONE 」 としてサービスをスタート。
現在は 「 auひかり 」 としてサービス提供しています。
・ソフトバンクBB
最近サービスが開始された 「 ソフトバンク光 」 や
ソフトバンク子会社のYahooが提供する 「 YahooBB 」
などを取り扱っています。
・電力会社
以前は東京電力が光回線サービスを提供していましたが、
KDDIに事業譲渡して撤退。
東京電力以外の電力会社は現在でも管轄地域で
光回線サービスを提供しています。
・CATV
テレビを配信するケーブルの空いている周波数帯を使って、
インターネットサービスを提供しています。
電話回線がなくてもインターネットが利用できます。
≫ 無線 ≪
・UQコミュニケーションズ
「 UQ-WiMax 」 というサービスを提供しています。
モバイルルーターを利用してインターネットに接続します。
・Y!モバイル
以前、「 イーモバイル 」 というサービス名でしたが、
現在は 「 Y!モバイル 」 に変わりました。
モバイルルーターを利用してインターネットに接続します。
他にもたくさんありますが、基本的なところを説明しました。
ちなみに我が家の回線はケーブルテレビです。
次回は、「 プロバイダー 」 について説明します。
お楽しみに!
2015年04月15日
インターネット回線の種類
みなさん、こんにちは!
今回は、「 インターネット回線の種類 」 について説明します。
まず、インターネットをするのに必要なものを考えてみましょう。
もちろんパソコンが必要ですが、それだけではインターネットはできません。
「 インターネット回線 」 と 「 プロバイダー 」 が揃って初めて、
インターネットが使えるようになります。
このふたつの関係、とてもわかりづらいので、
パソコン初心者がつまづく一番最初の難関といってもいいでしょう。
・インターネット回線 = 道路
・プロバイダ = 乗り物
と考えることができます。
家の前に道路があるだけではどこにも行けません。
その道路を使って乗り物に乗って初めて目的地に行けるわけです。
同じように、「 インターネット回線 」 だけを契約して開通させても
乗り物である 「 プロバイダー 」 も契約しなければ
インターネットという目的地にはたどり着けない、ということなんです。
そして、道路でいうところの、一般道路、高速道路、裏路地、のように
回線にはいくつか種類があります。
■ 回線の種類
≫ 有線 ≪
・ADSL
アナログ電話回線を利用して高速データ通信を行なう技術のことで、
既存の電話回線をそのまま利用できるので、引き込み工事は不要です。
・光回線
光ファイバーケーブルを使ってインターネット接続する回線で、
初めて導入する場合には、光ファイバーの引き込み工事が必要です。
ADSLなどの回線と比較して、非常に高速かつ安定しています。
・ケーブルテレビ
ケーブルテレビの回線を利用したインターネットサービスです。
テレビ番組を配信するための回線なので、回線速度は非常に高速です。
≫ 無線 ≪
・WiMAX
有線の電話線やLANケーブルの代わりに、
WiMAX通信機器を使って高速な無線通信を行い、
インターネットに接続することができます。
・3G
一般的なスマートフォン(または携帯電話)の通信回線です。
音声通話用の回線であり、機種や契約によって
インターネット接続にも利用することができます。
通話可能なエリアであればインターネット接続もできるので、
広い範囲で利用できるというメリットがありますが、
速度が遅く、パケット通信量の制限があります。
・4G
3Gの次に位置する、次世代超高速データ通信回線で、
NTT DOCOMOのXiやSoftBankのLTEなどが、これにあたります。
3Gと比較して非常に速度が速く提供エリアも拡大中ですが
パケット通信量の制限があります。
一般的に、通信速度が速ければ毎月の利用料金が高くなりますが、
最近ではスマートフォンとのセット割というサービスがあります。
(※ あらためて別の回で詳しく説明します)
これから新しくインターネット回線を契約する、
あるいは今の回線から乗り換える時などは検討してみるといいでしょう。
次回は、これらのインターネット回線を提供している
「 回線事業者 」 について説明します。
お楽しみに!
2015年04月14日
インターネットとは
みなさん、こんにちは!
今回から数回に渡って、インターネット回線について説明します。
■ インターネット
「 インターネット 」 とは、世界中にある複数のネットワークを
相互に接続することで構築された巨大なネットワークのことです。
インターネット上で提供されるWeb ( WWW ) サービスを指して
インターネットと言うのが一般的になっていて、
Webコンテンツの閲覧や情報検索、サービスなどを利用することを
「 インターネットをする 」 と言ったりします。
インターネットを利用した代表的なサービスとして、
電子メール、映像/音楽の配信、情報の共有や公開、
情報検索システム、オンラインショッピング、インターネット電話、
離れた場所のコンピューターの遠隔操作があります。
スマートフォンでもインターネットができるようになったので、
ほとんどの人がインターネット利用経験がある時代になりました。
このブログを見ているということは、
まさにインターネットを利用しているということですね!
ちなみに、総務省によると平成25年末のインターネット利用者数は、
平成24年末より392万人増加して10,044万人(前年比4.1%増)、
人口普及率は82.8%、とのこと。
内訳としては、自宅のパソコンからの利用が58.4%で最も多く、
スマートフォンが42.4%、自宅以外のパソコンが27.9%となっているようです。
※ 詳しい情報が知りたい人は総務省のページへ
このように、特にスマートフォンが普及したことで、
インターネットはとても身近なものになりましたよね。
でも、意外と自宅のインターネット環境がどうなってるか
知ってる人は少ないのが現状のようです。
家でインターネットできるけど、どういう契約内容かわからなかったり、
プロバイダがどこなのか知らなかったり。
「 特に知らなくてもインターネットは使えるから問題ないんでしょ? 」
という声も聞こえてきますが、引っ越しやパソコンの買い替え、
有線から無線への乗り換えなど、インターネット環境を変えるときに
回線の契約内容やプロバイダの情報が必要になります。
とは言っても、完璧に覚えておく必要はなく、
必要な時にその情報が取り出せるように
キチンと書類などを保管しておけばいいのです。
「 でも、なにが必要な情報なのかわからないんだけど… 」
そうですよね。
ということで、インターネットの仕組みや用語を説明していきます。
次回は、「 インターネット回線の種類 」 について説明します。
お楽しみに!