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2022年04月26日

150年前に考え製造されたからくり人形に感動


150年前に製造されたからくり人形のひとつが大英博物館にも所蔵されているとのことだった。

国内にも何体か現存しているものがあり、伝承をしている方がいる中で、実際動いているものを見て、

科学技術が現在のように発展していない150年も前に、あのような繊細で高度な動きをする

からくり人形を考えだした当時の技術レベルの高さに驚嘆し感動した。

からくり人形でも有名なものに、

「茶運び人形」「弓曳童子」「文字書人形」などが現存し、実際の動きをみてすごいと思った。

それらを考え製造したのは田中久重という人で現在の東芝の創始者であることに二度びっくりした。

田中久重はからくり人形だけでなく、彼の最高傑作に万年時計というのもあり、

現在の技術者100人が数か月かけて現在の工業技術を駆使して復元したというが、

歯車やしかけを考えた高度な技術に現代の技術者でも驚嘆した内容だった。

日本は鉱物資源に乏しい国だが高い技術力を背景とした経済力によって世界諸国の中でも国の地位を維持している。

その証が5円玉の穴の周りに歯車の模様を施していいる理由だという。

万年時計の動画はYoutubeで以下のアドレスで見れる。

https://www.youtube.com/watch?v=N35jJKJKRl8


2022年04月16日

昭和のアニメと科学技術の発展



1,昭和のアニメ

 1)昔のアニメでは人の道や命の尊さを教えてくれていた

   私は40代のおやじ世代である。
  最近、某有名DVDレンタル屋で旧作が100円や半額で1週間借りられるキャンペーンを
  行っている。
   メールでそれらキャンペーン情報が届くので、それを利用してDVDを借りてみている。

  私の年齢に近い世代の多くは仮面ライダーシリーズ、ゴレンジャーシリーズ、科学忍者隊ガッチャマン
  サイボーグ009、銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマト、ルパン三世、未来少年コナン
  キャプテンハーロック、ベルサイユのばら、スペースコブラ、巨人の星、タイガーマスク
  世界名作劇場など多くのアニメを知っているだろう。
 
   それらの代表的な原作者である「石ノ森章太郎、松本零士、寺沢武一、モンキーパンチなどなどだが
  現代より漫画家の数も少なかったように思う。コンピュータ技術や画像処理技術の進展していなかった
  時代に一枚一枚絵を描いてアニメーションを作り上げる。さぞ激務であっただろう。

   特に松本零士、手塚治虫、石ノ森章太郎は膨大な数の作品を世に送り出した。
  「彼らはひとえに日本の将来を担う子供達のためにがんばったのだ。」
  特に石ノ森章太郎は宮城県登米市出身であるので感銘深い。
  
  日本のアニメは世界でも認められ、読まれ、見られ、世界各国で大人気がある。

  自動車にひけをとらないほど誇れる文化である。

  創作者の創造性、想像力に感銘するばかりだ。

  たとえば、仮面ライダーなどは特撮という技術をふんだんに使い、改造人間、人造人間、
  変身という画期的な発想、変身ベルト、「仮面ライダーは変身ベルトの風車が回ることによって
  変身するのだなどの音声説明。 

  ショッカーという秘密結社などという発想、よく考えたものだと関心させられる。

   そのどれもに幼少期には白黒テレビでも夢中になり、テレビに釘付けになり、
  今でも大人になって改めて鑑賞すると心を感動させる内容が含まれており
  人としての心を改めて思い起こさせてくれる。

  例えば「キャプテンハーロックの名言:男なら負けるとわかっていても戦わなくていけないことがある
     死ぬとわかっていても戦うことがある。」ハーロックはいざとなるとリーダーシップを発揮するが
      普段は隊員たちとフェアーなつきあい方をしている。隊員たちは戦闘態勢以外自由である。

     「宇宙戦艦ヤマト:オープニング主題歌の歌詞でもわかるように人としての責任感や使命感」
      たぶん戦中に幼少期を過ごした松本零士の戦争体験や特攻隊員への思いかも
     
   ルパン三世のカリオストロの城:最後の場面の時の銭形の名言でのクラリスの心を盗んだという文言」

  「銀河鉄道999では無限の宇宙に対比させた有限の人の命の尊さ、すばらしさ、
   大切さ、悲しさとはいかなることかなど」

   「仮面ライダーでは一人悪と戦う男の勇気:仮面ライダーは人間の自由のために
    ショッカーと戦うのだ」

   「人造人間キカイダーではキカイダーも改造人間の悲しさなどどこか影を背負ったヒーローである。
      特にジローのギターや01のトランペットは好きである」

     「フランダースの犬では貧困の生活でも人としてのやさしい心は失わず明るく生きる様」
 
     「未来少年コナン:人としての素朴さや鍛えた体のすばらしさ、友情」

     「アルプスの少女ハイジ:自然の大切さ、友情の大切さ」

   「キャプテンハーロック:アルカディア号を設計建造したトチローのエンジニア(技術のすばらしさ)

      その他数え切れないほど感銘をもたらしてくれた。

   現在の日本の科学技術の進歩はアニメにだいぶ影響をうけているのではないだろうか。
   アニメーションの世界では「こうゆう装置があったらいいなー」というのを容易に表現できる。

   ロボットや装置を創り出すのは決まって○○博士といった具合だ。
   「光明寺博士、死神博士、ギルモア博士、その他ロボットアニメでも博士や研究所が多く登場する。

   鉱物資源やエネルギー資源に乏しい日本だからこそ生み出すことができたアニメーションの想像力。

 そしてその想像力を現実化しようと試みてきた日本の研究者達、設計建造しようと研鑽を積んだ技術者達。

    だから日本が世界有数の科学技術の国になり発展してきたといえよう。

    キカイダー01の発想では太陽電池、電子エンジン(現在の太陽光発電、電子回路技術、
    コンピュータ技術)、
   仮面ライダーの回転ベルトの風力エネルギー(現在の風力発電の発想)、
   改造人間での臓器移植技術、ロボットアニメや戦艦アニメでの建造技術
   
   スーパージェッターやスペクトルマンなどでは腕時計に通信装置で会話ができる。
   これって現在の携帯電話に通じるのではないか。

   自由と友情の象徴であるアルカディア号を建造した技術者(エンジニア)魂。

巨人の星や柔道一直線、空手バカ一代、アタックNO1、エースをねらえ、などではスポーツ振興に役立った。

 70年代アニメは日本の科学技術と日本の発展に先導役でありヒントをもたらし、日本人の心を豊かにし、

   ここ数年、技術者倫理や医療倫理がとりざたされているが、
   
 数十年前もうすでに科学技術は正義のため、世のため人のために使用されることを
 多くのアニメや特撮で語っている。

昭和のアニメでの多くは科学技術への夢と同時に人としてどうあるべきかということを教えてくれてきたといえる。

  日本アニメは自動車に匹敵するほど世界を席巻して、多くの世界の子供達に夢と希望と技術研鑽、
  エンジニアのすばらしさを広めているといえよう。






2022年04月11日

バイオマス発電は推奨できない


日本政府は世界に向けて2050年を目途に炭素ゼロを宣言した。

つまり、これから脱石油、脱石炭、脱ガスなどを行い、

発電での電力シェアーを現在の火力75%、太陽光20%、水力発電、地熱発電合計5%から

2040年には火力40%(アンモニアを燃料とする発電も含む)、太陽光をはじめとする自然エネルギー由来を

60%を目指すと経済産業省資源エネルギー庁が主体となり推し進めていた。

今後、自動車は2035年にはガソリン車廃止、現在の暖房や給湯、調理など熱エネルギーなどは電気へ移行である。

この方針は昨年12月頃より今年の6月のCOP26を考え2013年比2030年にCO2を45%削減を目標としていた。

自然エネルギーの内容として太陽光発電、洋上風量発電、少水力発電、地熱発電、バオマス発電を推す進めるというが

ここで全国で反対運動が大きな発電がある。

それは、バイオマス発電でも生ごみを利用した発電と木材を利用した発電である。

生ごみを利用したバイオマス発電の難点は悪臭を放つ生ごみを一か所に集めて

腐らせることでメタンガスを発生させ、メタンガスを燃やしてす蒸気を発生させてタービンを回すものだ。

タービンを回し終えた高圧蒸気は一度冷却しないと、圧力が低下しないため冷却水が必要だが

その冷却水は地元住民の水源の沢や渓谷から取水し、発電での冷却で温めたれた水が河川に放流され

水生生物の生育に悪影響が懸念される事態が多発しているのだ。

バイオマス発電所の事業の多くがFIT事業と言って、民間企業が電気事業法での許可以下の発電所をつくり

発電した電気を例えば東京電力なり中部電力などの大きな電気事業者に買ってもらい、それで儲けるしくみだ。

よって、バイオマス発電業者でも悪質な業者は地価が安い山間地の土地を購入し、

ただ同然で生ごみなどを回収して燃料として利用して金儲けを企てる。

建設場所が多くが山間地であるから都市計画法上の無指定地域のため

1ヘクタール以下の敷地面積で許可が必要ないという盲点を利用している例が多い。

一方で地元には問題が多数発生する

1、住民には十分な説明をしない。
2、毎日100トン単位の生ごみ車両が通過し悪臭などで地元住民の生活が悪化する
3、生ごみがすべてメタンガスに置き換わることはなく、廃棄物処分場建設が必要で
  それらの地域の住民に悪臭や住環境で迷惑となる
4、発電での温排水が河川に放流されて、蛍や沢ガニなどの希少種が絶滅する可能性がある
5、地域住民の飲料水が枯渇する恐れがある
6、町のイメージがゴミの多い不衛生な町と言う悪いイメージとなり
  特産品などの販売に悪影響が出る場合が考えられる。

このようなバイオマス発電を自然豊かな地方で行おうと企んでいる企業の多くが
東京などの首都圏の会社が多い。

今後、日本のエネルギー事情を考えると再生可能エネルギーへのシフトは必要だろうが

地域住民との合意形成と地域の利益、自然環境保全は十分に配慮する必要があり

そのような法令の制定が必要と考える。

特に生ごみや輸入木材を利用したバイオマス発電は温排水の処理、使用済み生ごみ、

燃焼済み木材の廃棄場所、搬入の悪臭などが問題となる。

誰しも自宅近くに悪臭の原因をつくられたり、自然環境が穢されたら怒るだろう。





posted by 土木技師 at 10:00| 公共事業の問題

2022年04月06日

日本防衛に道路が役立つだろう


日本は四方が海に囲まれた島国であることは誰もが知っている。

今回のウクライナの戦争での映像を見ると道路が戦車などの残骸で閉塞して通れない状況だ。

もし、日本に爆弾が落とされても、日本国中には道路が網の目の様に構築されているため、

他の道路ルートを利用して物質の供給が可能だ。

東日本大震災でも九州の地震や豪雨でも物資は届いた。

日本の道路の延長は127万キロメートルで内訳で一番多いのが市町村道が75%

県道が20%、国道が5%、高速道路1%であり、道路があることは国防でも役立つだろう。

もし、公共事業でつくった道路が乏しかったら、幹線道路が爆弾や戦闘車両で閉塞したら

日本はたちまち国民生活に必要な物資が滞るだろう。



2022年04月03日

大地震多発で今後、建物は小規模になるのでは


11年前の東日本大震災、そしてまた今年3月16日の福島宮城沖での震度6強の大地震、

九州でも熊本の地震など日本全国で大地震が多発し、

今後、北海道での千島海溝地震、首都直下型地震、南海東南海地震など大地震が起きる可能性が高いと言われている。

大地震になると、多くの建物で一部損壊、半壊などの被害が多発し、

住家の床や柱、天井、ドア、戸などで不具合が生じて、安全に快適に住むことが難しくなる。

実を言うと私も今回の東北の大地震で母屋の主要構造部がやられて、次に大地震が来たら

もう住めない程度まで家が壊れた。

このような家庭が増えると、建て替えは小規模の床面積の家を望むだろう。

なぜなら、家を建てても、どうせ壊れて修理代金がかさむなら、

小さい家のほうが修理費用も少なく、リスクが少ないからだと思う。

それと地震保険に入る人が増えるかもしれない。

しかし、地震と火災の保険は年間10万円程度かかるのが普通であり、高い。

今は新型コロナと大地震の中、経済が縮小する中で、母屋など家を修理するお金がない大変だ。

ロシアがウクライナを侵攻して戦争が始まったせいで

東北地方の多くの家庭で大地震による被害が大きいのが全く報道されない。

多くの人が新型コロナがなかなか収束せず、失業したり、大地震で家や墓石が壊れて大変なのだ。

だから、政府も全然動かない。

もし家を建て替えるなら、また地震で壊れる可能性もあるから小規模として

または耐震構造の家にする人が多いのではと思う。
posted by 土木技師 at 09:06| 公共事業の問題

2022年03月29日

日本人の食の安定を支える農業土木や水産土木


公共事業には農業土木というお米や野菜を効率的に生産するための分野がある。

また水産業に必要な漁港の整備などを行う水産土木も公共事業である。

ところで多くの国民は、日本は石油や鉄鉱石など鉱物資源だけでなく、

農産物の6割以上を輸入に頼る輸入大国だとの認識が薄いと思う。

食料自給率が100%を超えているのはお米ぐらいだけ。

そこで、いったい日本はどこの国からどのような農産物をどれだけ輸入しているのかが気になり調べてみた。

近年の農林水産省の統計によると、日本での輸入費の多い順に10位までの農産物と輸出国を並べると以下のようになる。

1位:トウモロコシ:アメリカ48%、ブラジル等南米40%輸入

2位:たばこ:農水省での公表データがないので産出国は不明
   
3位:豚肉:アメリカ40%、EU諸国30%、カナダ20%、ブラジル10%輸入

4位:牛肉:オーストラリア50%、アメリカ40%輸入

5位:生鮮、乾燥果実(ナッツ類):フィリピン、中米、アフリカが主と言われ農水省でデータを公表していない。

6位:アルコール類:農水省でデータを公表していないがおそらくワインなどEU諸国と推測される。

7位:小麦:アメリカ50%、オーストラリア30%、カナダ20%輸入

8位:鶏肉:農水省に輸出国のデータが公表されてないが、フライドチキンの報道から中国産が多いようだ。

9位:大豆:アメリカ60%、ブラジル20%、カナダ16%、中国3%輸入

10位:なたね(主に食用油に使用):94%カナダ、6%がオーストラリア輸入

なるほど、私たちが日常食べるラーメン、カップ麺、パン、うどん、パスタ、牛丼、豚丼、豆腐や納豆などの大豆食品、みそ、醤油、おかず類、カレーのもとの香辛料、胡椒、からし、とんかつ、お好み焼き、たこ焼き

ハンバーガー、フライドチキン、コーヒー、チョコレート、お菓子、ケーキ、南国果物、ナッツ類の多くが海外からの農産物が原料になっていることがわかる。

牛丼の多くが外国産の牛肉であることは多くの人が知るところだが、カレーライスの原料の香辛料、

とんかつ、ラーメンやパン、パスタ類の原料の小麦が外国産、なるほどコンビニのパスタが安いわけだ。

現在国内産の豚肉や小麦使用での商品は少ないし、国内産大豆を使用した納豆も豆腐、醤油、みそも少ない。

外国人に人気の日本食のほとんどが外国から輸入した原料で作られているのが現実のようだ。


次に我が国がどこの国から多くの農産物を輸入しているのかを見ると上位5か国は以下の国になる。

1位はアメリカで23%、2位が中国で13%、3位がオーストラリアで7%弱

4位がブラジルで6.5%、5位がタイで6.3%と上位5か国で輸入の6割を占めている。

上位5番以外では東南アジア、EU諸国、南米、アフリカ諸国、ロシアなど世界各国からに輸入となっている。

例えば、日常で飲むコーヒーも日本で生産がほとんどされていないため、99%が輸入に頼り、

チョコレートやアーモンド、ナッツ類もほとんどを外国に依存してる現状がある。

EUからの輸入品で多いのはワインやチーズ、バター、オリーブオイル、豚肉などである。

東南アジアからの輸入品で多いのは香辛料などカレーライスのもとの原料などだ。

立ち食いソバなどに日常でお世話になることが多いが、そばの原料はほとんどがロシア産である。

一方で日本の食料自給率は昨年4割以下となり、今後のTPPで日本人が食べる食料品の外国依存が高まれば、

諸外国での農産物の不作の影響がもろに食料品の物価高騰に反映され、国民生活を混乱させることが懸念される。

少し前にヨーロッパからのバターの輸入が品薄状態となり、バターを使用する食料品の値段が一気に上がり

消費者のふところを圧迫したことを記憶にある方も多いだろう。

上記の輸入品目の中でも、日本の気候では生産が難しい、コーヒー、チョコレートの原料のカカオ、

バナナやパイナップルなど外国産果物、アーモンドなどのナッツ類、などは輸入に頼らざるを得ないが、

日本で生産可能なものまで、ただ安いという理由だけで輸入に頼るには国民の食生活や健康への懸念が大きい。

例えば中国産の農産物の多くには日本では有害指定されている農薬が多量に使用されていたり、

鉱山開発や工業排水での汚濁水を農産物の生育に利用されているのは明らかであり有害性の疑念がある。

アメリカ産農産物は遺伝子組み換え食品が多数を占めているが、

アメリカ国内では遺伝子組み換え食品の人体に及ぼす悪影響や農薬使用について有害との研究結果もある。

アメリカでも中国同様に儲かればよいという経済優先の考えが残っている。

10年ほど前になるが、アメリカ産の狂牛病牛肉の輸入検査が杜撰なことが何度も報じられたが、

全数検査は無理だから、抜き打ち検査にとどめるようにアメリカ側と摩擦があったことは記憶に新しい。

安いという理由だけで外国の農産物に頼りすぎると、国民の健康に懸念があるばかりか

海外の農産物の不作の影響が日本経済をもろに直撃し消費者である国民生活が困ることが懸念される。

なぜなら農作物の生産高はそのとその年の天候よって大きく左右されるからである。

このように、農薬や重金属等が多く含まれていれば、長く食べ続けると人体に悪影響がでる可能性が否定できない。

近年、日本でも花粉症やアレルギー、アトピー、免疫抵抗力の低下に起因する様々な病気などが多いが、

ここ40年で外国産農産物が多量に日本に入るようになった時期と病気の増加傾向に相関関係があるように感じる。

日本が輸入する農産物のうちアメリカの次に多い中国が上位10位に品目が入っていないのが不気味だが、

農水省のページをよく調べると様々な生鮮野菜と冷凍野菜、唐辛子が中国産で占められ、

ビタミンCに至っては日本国内で現在は生産されておらず100%近く中国からの輸入である。

なるほど大手飲料メーカーがレモン100個分のビタミンCが入っているなどと触れ込んで販売している

ジュース類に入っているのは中国産の天然でないビタミンCであったか。

いったい中国産のビタミンCがどのような過程で製造され、100%安全か、健康に良いといわれるビタミンCだが疑問である。

こうなると日本の果物に含まれる自然のビタミンCのほうが安全性が高いと思う。

中国産の野菜や冷凍野菜は日本では冷凍食品や加工食品として惣菜など様々なものに使用されている可能性は高い。

したがって、外国産は安い分、食品安全性でリスクがあることを心に留め置く必要はあるだろう。

それ以外に中国のような悪意のある国に依存しすぎると過去のレアアースのように政治的に食料供給を外交のカードに使われかねない。

外国に食料を頼りすぎた中で、外国で何か不足の事態が起きたら日本人は一気に食べ物に困ることになる。

ところで世界の人口は今から60年前は30億人だったが現在は72億人まで膨らみ、

特に人口増加は東南アジア諸国、アフリカ諸国、中南米など発展途上国の人口増加率は今後も続くと予測されている。

人口が増えればそれだけ食料が必要になるが、将来を考えれば日本政府は外国に食料を頼りすぎることのリスクを心配する必要がある。

将来到来すると考えられる食料不足に備えて水田耕作作物だけでなく、畑作での多種多様な種類の野菜栽培のための農地の温存と後継者育成、

畜産の振興や酪農地域の整備など食料自給を高める政策が日本人の食の安全と健康に必要であり、

国策として今からそのことに取り組んでゆく必要があると考える。

2022年03月26日

これからは脱石油が必要かも


今年後半になってガソリンや灯油の値段が上昇し、日本やアメリカは困っていると報道された。

中東諸国での石油輸出国機構(OPEC)は石油消費国である日本やアメリカと駆け引きが続いており

OPECに非加盟の産油国のロシアは石油の値段で自国に有利なように考えている模様だ。

やはり、石油が無いと何もできない、もっと言えば国民生活も経済活動もままならない日本は弱い。

日本もアメリカもEU諸国も未だに石油と天然ガスを産出するロシアや中東に逆らえない。

地球温暖化での異常気象や海水面の上昇の問題もあるが、

早急に自国で電気などのエネルギーを太陽光や風力、水力、地熱、水素電池、全個体電池など

石油から電気エネルギーに転換する社会にならないと、経済や国民生活だけでなく

外交防衛上も不利だと言える。

今後のインフラ整備は発電や藻から石油をつくったり、

海洋の鉱床からレアメタルを取り出すなどの資源エネルギー分野で必要だと考えられる。

もし、自国で石油を生産し、自然エネルギーによる電力に大きくシフトしたら

中東での争いやロシアからの悪い影響力が弱められ、世界で戦争や争いが減少すると考えられる。

2022年03月23日

東京一極集中の弊害(電力不足)


東京電力管内で電力不足が深刻だ。

一都3県に3700万人も住み、企業も集中し、電気が足りなく問題だが

その弊害を一挙に解消する方法がある。

それは、大手企業と人の地方への移住だ。

東京とその周辺に人口が集中すると、首都直下型地震、感染症、風水害での水没、電力供給不足など

弊害が大きいと考える。

2022年03月21日

先祖の墓を守り供養する移住


もう少しで春の彼岸の時期である。

今、あなたが生きているのは先祖が確実に存在したためだ。

先祖のおかげで今、生きて存在している。

東京に8年住んでみて長野県や山梨県、群馬県などの首都圏在住者には周辺県出身と

東北地方や新潟県出身者が多いと感じる。

東京に住んでいる中で東京の人が気が付かない、または忘れてしまった郷土のことを思い出してほしいと思う。

その契機になるのが先祖の墓参りであると思う。

その良い方法が定年退職したら自分の両親や祖母や祖父などの出身地に回帰して移住する方法がある。

都会でのデメリットは土地の値段が高い。

それはお墓でも同じことで、都会で田舎では普通の墓石でのお骨を収められるお墓を

購入するのに土地代や墓石代金など含めると数百万円もかかってしまう。

しかし、地方ではまとまった霊園などで条件のよい場所でも

かなり安い金額で普通の墓石のお墓を購入できる。

また、お盆や彼岸には僧侶が自宅に訪れて、仏壇で読経をしてくれるお寺もある。

友人のお墓がある仙台市など都会のお寺は狭い敷地の墓地に所狭しと墓石が並び、

何というか余裕がない感じだ。

田舎で1月16日、3月の春彼岸、8月のお盆、9月の秋彼岸などにお墓参りで

母や父、祖父母、古い自分のルーツの先祖供養と移住をセットに考えることも自分のためになると思う。

先祖供養と定年後の安らぎでの生活のために地方への回帰移住が良いと思う。


2022年03月16日

老後の田舎暮らしは快適だと思う


昨年2月の福島宮城大地震で10年間に2度も大きな地震があった東北沿岸部の県は、

住むべき県でないとの意見が散見されたが、そんなことはないと思う。

都会でのマンションなどの高層ビルに暮らす人からは首都圏での揺れの怖さの投稿も相次ぎ、

都会も決して災害時に安全で安心できるすみかでないとの意見もあった。

確かに地方では交通手段が少なく自家用車の購入代金や維持費がかかる。

しかし、都会の様に狭く複雑な道は少なく、広くわかりやすい幹線道路などで運転は容易で

好きな時に好きな場所へ簡単に買い物にも行けて、ほとんどの商業施設で駐車場も広い。

大病院のような高度医療機関が少なく、そのような医療機関まで1時間かかるとか田舎には心配もある。

田舎のしがらみや特別に気をつける地区があるなど場所によっては逆に面倒くさい面もある。

ただ東北地方は関西や九州北部県のような、特別な地区は存在しないので、面倒は少ないと思う。

読者コメント欄では、老後の田舎は住みずらいという記事を書いた週刊誌記者への反発の声が多かった。

その記事を読むと記事を書いた者が都会にしか暮らしたことがない都会の目線での偏見で書かれている感じがした。

確かに都会には都会のメリットがあると思うし、都会と自分のスタイルが合っている人も多いと思う。

しかし、私は田舎推進派であり、地方創生、地方移住に賛成だ。

国での有事の際のリスク分散、国土の有効利用、人口密集でのリスク分散、企業活動でのリスク分散など

首都圏をはじめとする都会への人、モノ、カネの集中には経済効果を生み出すメリット、

利便性や仕事での効率性など多くのメリットもあるが

一旦麻痺した場合のデメリットのほうが大きいと思う。

雪が降る地方の人間からすれば、首都圏で少しの雪で電車などの公共交通機関がマヒするなどの

生活や仕事に支障がでる脆弱性には驚かされる。

東北地方では過去に仙台に20年、東京に8年、秋田に1年住んだ経験がある。

仕事では東北6県の仕事で出張を繰り返し仕事をした経験もある。

首都圏4都府県に足掛け8年住み、仕事で関東圏内で出張しながら仕事をした経験もある。

そして思うことは田舎は仕事や収入さえあればとても快適な環境だということだ。

不動産での土地の価格は平米1万円前後が多て安く、もちろん固定資産税は安い。

都会での固定資産税や不動産の相続税の支払いなどバカバカしく思える。

安い土地や土地建物付き中古物件も安く、数百万円もあればよい不動産物件が見つかる。

春になれば多くの場所で桜が咲き、畑ではいろんな種類の野菜が栽培でき、

農業をしながら適度に体を動かし、それを食べ健康的に生きれる。

物価が安く、地元のスーパーやドラックストアでの値段が安く生活しやすい。

道の駅などにゆくと地場の無農薬の農産物や特産品が安く売られている。

一度地元の店で買い物をするとコンビニなどで購入する気持ちがなくなる。

なぜなら、全く同じ商品の値段がどれもこれもだいぶ安いのだ。

地元スーパーやドラックストアでコンビニよりも高い値段の同一商品は無いと言ってよい。

基本田舎では家の敷地が広く、家から20歩も歩けば自家用車があり、

それに乗って風景を見ながら好きにドライブして気分転換できたり

好きな場所へ買い物に行けるし、基本的に店舗の駐車場が広い。

東京ではなかなかないホームセンターが多く、生活必需品も車に乗せて簡単に購入できるのは便利だ。

東京だとちょっとした家具を購入するのも大変だし、要らなくなった家具を処分するのも大変だ。

しかし、地方では市役所などで有料だが大きなゴミを収集してもらえるし、都会の業者よりも安い。

都会では駅やバス停まで歩いて、寒いところ待って乗って、また降りて歩いて、

運動にはよいのだが、不便だと逆に感じる。

基本的に治安は良く、凶悪犯罪など極端に少ないので安心。

家の敷地が基本的に広く、自家用車を何台も止められるし、都会の様にうるさくない。

近隣関係でのイライラすること少なく、自然や緑地が多い。

お金と仕事があれば田舎暮らしのほうが快適だと思う。

特に定年退職して高い退職金がもらえて年金生活が約束される人にとって地方移住はよい選択ではと思う。

私は都会と田舎の両方のメリット、デメリットを知ってるつもりだが、

田舎住まいもメリットが多いと思う。

2022年03月13日

少子高齢化で地方で人口減少問題


地方で人口が少なくなると、その地域で商売をしている業種がお金を使って買い物をする人が減るため

経済の空洞化が生じる。

例えば、人口が減ると、スーパーや理容店、美容店、日用雑貨店、建築補修工事屋、電気店などで

買い物をする人が減るわけだから、上記のような産業の人たちの仕事での収益がなりたたず、

上記の仕事で生計を立てている人たちの生活が厳しくなり、若者は都会へ出て行き

高齢者はその地で亡くなって人口減少すれば、更に経済の空洞化が進むという負の連鎖となり

地域の魅力が減少して、さびれてゆくのだ。

それはつまり、国内の内需を低下さえ、国民生活が貧しくなるということだ。

政府が行った1昨年の人口減少率調査のデータによると、

人口減少率が大きな県のトップは秋田県、2位が青森県、3位が岩手県、4位が山形県、5位が高知県となっており

東北地方での人口減少それと高齢化率が全国で最も高いのが秋田県であり深刻である。

人口減少地域が多いのは日本海側であり、やはり雪国のために雪が降る地方は産業を行う上で

暖房費や工場までの輸送費、高速道路などの輸送路で太平洋側の地域に負けてしまう。

それを解消できるのが、冬でも使える高速道路、融雪道路と新幹線だと考える。

日本の国土の均衡ある発展、地方の人々も豊かに幸せに暮らすためには

上記の交通網と今後期待される自動車自動運転技術の更なる進歩が必要だと考える。

やはり、日本の地形や季節でのマイナス面をプラスにするためには

例えば政府が後押しして、雪国では室内で仕事ができるコンピュータソフトなどの情報産業

雪国や過疎地域へ移住でのテレワークの優遇措置、それと日本海側と太平洋側を結ぶ

高速道路をあと数本程度を全国につくり、北海道と本州を結ぶ、青函第二トンネルなどが必要だと思うが

国家予算が。

ただ、仮に50年単位で考えた際には上記の公共事業は日本全体の経済を考えればプラスにはなるだろう。

地方に大手企業や政府の一部が移転する中でのメリットは地価が安く、自然豊かで仕事でのストレス軽減が図れるなど

そのほか、メリットもたくさんあることを念頭におくべきだ。

2022年03月06日

今後大規模な公共事業するなら青函第二トンネル


もし今後、多分予算的に厳しいだろうが

大型公共事業を行うとしたら青函第二トンネルだと個人的に思う。

新しいトンネル構築技術でつくるわけだから、40年前の技術の青函トンネルよりも

湧水も少なく、維持管理費がかからないトンネルができると考えられる。

それで、観光地が多く、農産物も海産物も美味しい北海道と本州がつながるメリットはあると思う。

韓国に日韓海底トンネルをつくるよりもはるかに工事費が安いし、我が国のためになる。

2022年03月02日

秀吉のバテレン追放令は正しかった


実をいうと私は豊臣秀吉は嫌いだ。

彼は当時の残忍な殺戮、虐殺、いくさで和議を結んでも約束を破って相手を滅ぼしたり、

どこかの大河ドラマとは大違いの人としての倫理観念に欠ける人間性の悪い一面があったことが古文書や言い伝えで多くある。

ただ、学校の歴史教科書で少ししか教えられなかった豊臣秀吉の伴天連追放令(ばてれんついほうれい)は

正しい判断だったと思う。

その内容は歴史学者の渡辺大門氏の記事で、当時の資料からなぜそうなったのかが理解できた。

秀吉は東北の人間からすれば奥州仕打ちや伊達政宗を下にした態度など嫌いなのだが

バテレン追放令は日本人女性を性奴隷、男性は労働力としての奴隷として売買をしていたポルトガル商人に

激怒して、このような非人道的な風習を持ち込まれたら、日本の仏教文化や神道まで

破壊されると考え、ポルトガル人を追放し、国交を辞めた。

このときポルトガルに日本人子女などを奴隷売買で売った売人の日本商人でもあったのがキリシタン大名。

そう考えると、秀吉は非道な感情ももっていただろうが、日本の国民と領土を守ろうとしたということになる。

そういうこともしたので少しは良いことをしたということだ。

キリスト教国の植民地支配のやり方は宣教氏を最初に送り込み、その国を支配可能だと判断すると

次に軍隊を送り込みアジアやアフリカ地域の国々を次から次へと植民地化していった。

それが欧米諸国のやりかただった。

キリスト教もそうだが排他性の強い宗教や歴史とかが大嫌いである。

だいいちキリスト教は人をつくったのは完全無欠の神だとし、

自然を支配するのは人間だという考えである。

白人以外は動物と同じという考えが当時の主流の考えだったようだ。

ただ、どうしても仕事の関係上、その地域の歴史を深く知り、観光資源として掘り起こしたり

シンボルとして地域デザインとして生かしたり、

地域の住民感情に配慮し、地域に利益があるように設計や計画を行う必要がある場合がある。

2022年02月23日

土石流災害を受け盛土規制法


読売新聞の記事によると

死者・行方不明者27人を出した静岡県熱海市の土石流災害を受け、

政府が盛り土の規制強化のために検討してきた「宅地造成等規制法」改正案の概要がわかった。

名称を「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称・盛土規制法)に変更し、

法人対象の罰則規定を新たに設ける。法人への罰金は最高3億円となる見通し。

3月上旬に閣議決定し、通常国会に提出する方針。

 政府関係者によると、改正案では、盛り土によって人家などに被害が及ぶ恐れがある地域を都道府県知事らが規制区域に指定する。

区域内での盛り土や切り土、一定規模以上の土石を積む行為は知事らの許可制となる。

土地の用途にかかわらず宅地や森林、農地などが広く規制対象となるため、改正後は国土交通、農林水産両省が法を所管する。

 造成工事の中間・完了検査も実施する。管理責任を明確化するため

盛り土が行われた土地について所有者らが常に安全な状態を維持する責務があることを明記。

危険が生じた場合、所有者だけでなく、造成した業者、過去の所有者にも是正措置を命じることを可能とする。

 現行法では無許可行為や命令違反への罰則は、個人、法人問わず最大「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」となっており、これを大幅に引き上げる。

個人への罰則は「懲役2年以下、罰金100万円以下」より重くする。

法人にはより重い罰金を科すことができる規定を新たに設け、最高3億円とする方針だ。

 昨年7月に起きた熱海市の土石流災害では、盛り土が行われた後、土地の所有者が変わり、県の条例に基づく安全対策を命じることが難しい状況となっていた。

 また盛り土は場所や規模に応じ、森林法や農地法、自治体の条例などで規制されているため、

規制が緩い場所や方法を選んで建設残土が不適切に処理されているとの指摘もあり、

全国知事会から全国一律の基準を求める声があがっていた。

昨年8月から全国で実施されている盛り土の総点検では、無許可・無届けなど不備のある盛り土が約1400か所に上っている。

という。

2022年02月19日

脱炭素悪徳環境ビジネスが始まる


昨年日本政府が地球温暖化推進法を施行して2050年まで炭素ゼロを目指すことになった。

以前の記事でも述べた通り、地球温暖化による弊害を抑制する目的で

世界諸国で2050年を目標に炭素ゼロを目指す動きが加速している。

そのような中で我が国の民間企業も脱炭素をビジネスチャンスととらえて

脱炭素に関連したビジネスが加速している。

もうすでに昨年あたりから始まった弊害がある。

脱炭素は社会的に良い事という風潮にのっかり、社会を騙してビジネスする輩が現れはじめた。

私が知る例では生ごみや海外の木材廃材を燃料にしたバイオマス発電でのビジネスである。

例えば生ごみを原料にしたバイオマス発電は、生ごみを広域的に集めて、生ごみが腐る際に発生する

メタンガスを燃料にしてタービンを回し発電するスタイルであり、以下の弊害が深刻である。

1、メタンガス発生に利用した生ごみの廃棄物が多量に発生し、
  その廃棄を地域住民が居住する自然豊かな山地や水源の場所になり自然環境破壊になることが多い。

2、他地域から生ごみを搬入するので、地域住民生活が悪臭などで悪化する。

3、当該市町村の衛生的なイメージが悪化し、観光などに悪影響を及ぼす。

4、地域住民の電気代が安くなることもなく、何もメリットがない。

5、廃棄木材を燃焼させた灰の廃棄場所をつくるための施設は自治体が負担することになる場合がある。


経済産業省が推し進める新エネルギー政策は脱炭素の旗印のもと、上記の問題があっても正当化され

地域住民の住環境を犯してまでも行う問題が薄れるのは問題であると言える。

バイオマス発電事業者の多くが首都圏の地元とは何の縁もゆかりもなく、地域利益を目的とせず、

要は脱炭素を売り物に正当化した金を儲ける目的のみの民間企業でしかないのだ。

脱炭素のための発電が良い事だとする風潮を隠れ蓑に、実は地域住民の住環境が犯される弊害によって

地方の魅力が半減し、地域が更に寂れることも発電事業の問題として挙げられる。

posted by 土木技師 at 12:00| 公共事業の問題

2022年02月16日

年間で東京の入れ換え人口は42万人


総務省の統計によると、昨年1年間での東京への転入が41万5000人ほどで

転出が42万人ほどではじめて5000人ほど転出が増加した格好だ。

特に23区内では1万8000人ほどが転出者がうわまわった。

どうやらコロナの影響で大手企業を中心に働き方改革の推進で

テレワークや在宅ワークを推す進めたことや、首都圏での感染リスク、

ストレス増大、今後予測される首都直下型地震、過去の台風での水害リスク

などで東京を離れた人が多くなったようだ。

その証拠に首都圏と地方の地価の上昇を見ると、

首都圏での地価の上昇率が0.3%だったのに対して

札幌、仙台、広島、福岡などの地方都市で地価が10%程度上昇したと報じられた。

コロナが転機となり東京一極集中に歯止めがかかったようだ。

考えても見れば、満員電車で込み合いコロナの感染リスクが高く、不動産も高く、

物価も高く、静かさもなく、緑も少なく、住環境が良くない東京の少ない魅力は

大手企業が集中することでのいろんな多くの仕事があることでの就職に困らないことや

給与体系がたかいことぐらいしか魅力が無い。

東京のあちこちに8年住んだ経験がある私だが、3年程度住めば東京は飽きてしまう。

物価が高く給与が高くとも住みにくいところだと思う。

2022年02月13日

高齢の母が語る、今の人はお殿様



85歳になる高齢の母が時々言う。

今の人は昔と比べれば、殿さまのような生活だと。

昔は体がキツイ腰を曲げての肉体、手間暇と根気のいる忍耐力が必要な仕事がほとんど

食べ物は粗末で美味しい食べ物は1年に一度食べれるか、女性の人権も軽視、経済的に苦しい家系が多く

学校にも行けないで中卒がほとんど、自家用車もないから歩く、仕事の種類も内容も乏しく、賃金は安く、

医者にかかれる頃にはほぼ手遅れ、今では治る病気で命を落とすこともしばしば、医療費が高額

私の世代では頭がよく努力をすれば対人スキルがあれば頭脳職になれるし、仕事も結構選べる。

食べ物は常に美味しいものが売っている。

体調不良や健康に心配があると3割負担で医者にすぐかかれる。

医療機関が充実し急病の場合救急車がある。

普通の家庭で自動車所有が普通。

女性の社会進出が大幅に進み時には女性のほうが有利な場合がある。

宅急便が便利。

いろんな便利な商品が安く買えるし沢山のアイデア商品や食品がある。

しかし、私の世代から今の10歳代から35歳以下を見るともっと恵まれていると思う。

私の世代での恩恵以外に以下の恩恵があり、便利で基本無料。

頭が良ければ奨学金で大学へ行ける。

生まれた時よりインターネット、携帯電話やスマートフォンがあり、

本を購入したり、図書館に行かなくともインターネットでいろいろ無料で調べ放題。

インターネットでゲームも無料で遊べる。

知りたいことはネットとYoutube動画で調べ、音楽も無料で聞けることが多い。

買い物も意思の伝達もメールで簡単。

写真や図形データをメールで送れる。

働き方改革で長時間労働が少ない。

すぐパワハラ、セクハラなどと個人の権利が守られ。

子供は学校へ車で送迎。

何につけてもインターネットとスマホのおかげで無料で楽しいことが多い。

俺から見たら、今の35歳以下の若者は御三家殿様クラスではないのか。

2022年02月08日

働き方改革が30年前にあったらよかったのに


働き方改革を始めた総理は安倍総理だ。

私は後悔していることがある。

建設業界は現場も設計も最近でこそ働き方改革で残業や休日出勤を減らす風潮になったが

10年前まではその逆で月に100時間以上の残業もできない者は設計に向かないとか言われた時代があった

現場の施工管理職、現場監督も休日出勤が当たり前で心身ともに長時間労働できつかった。

今更ながら思うが、今から30年前に働きかた改革があったら、

私の人生ももっと人間らしく生きれたのではと半分、後悔の念がある。

しかし、私は高速道路や橋梁、構造物の設計、用地買収での測量などで社会に役立ってきたという自負心だけはある。

これはまぎれもない事実である。

もし、高速道路や橋がなかったら、国民に必要な生活物資も生活必需品も簡単に手に入らず

高速道路や国直轄の国道は日本経済の活性化、日本の産業の発展に大いに貢献してきたのだから。



posted by 土木技師 at 12:00| 公共事業の問題

2022年02月06日

日本で地熱発電所が急増


発電技術協会の統計情報によると、日本での地熱発電所の数が2010年に20基だったものが

2019年には92基まで急増した。

今後10年の2030年には150基まで増えると見込まれている。

今後、我が国では太陽光、風力、小水量発電など多様な発電で電源確保が進展してゆくと考えられ、

個体電池など蓄電池技術と相まって自然エネルギーでの電力供給の安定化で国民経済に寄与する

方向がもう始まっている。

2022年02月02日

建設は人を幸福にする科学技術


人類の発展と人々の幸福、宗教や科学技術には大きな相関関係があるが、

科学や技術も宗教も人を幸福にも不幸にもする両刃のやいばである。

科学技術を戦争などの兵器や殺傷に使用すれば、人類の存亡にかかわる。

一方で社会の発展や医学分野では人を救うことに貢献できるもだと考えられる。

しかし、科学や技術は実は神や宗教を否定することから始まったといえる。

科学や技術が発展していなかった時代は特に世界中に不治の病や病気が人々を苦しめた。

それらの不治の病や伝染病は神の怒りや祟りであるという人や魔女のせいだと流布する者さえいた。

それらの病気が蔓延した際に神に祈ってもほとんど無駄だったのだ。

その際に神や宗教を否定した科学が進化すると、人々を苦しめた病苦の原因が

細菌やウイルスが原因だったり、栄養素不足だったり、遺伝が原因だったりということが判明すると、

科学的な側面での治療法が開発発見されることで、人々の病苦を救った。

その後科学の発展とともに人々の幸福度が上昇し、平均寿命が延び、

物質的な面での人々の人生での幸福度、充実度をあげていったと思う。

これは、神や宗教のおかげではない。

しかし宗教など神の教えは道徳的な人間規範を教え治安や法律で人々の日々の安全安心を支えるうえで人類に貢献していることは否定できない。

日本人は一般に仏教と日本神道の両方を軸足に信じる多神教で自然崇拝的な考えであり、

浅く宗教を信じる人が多く、浅いために無宗教と諸外国から見られがちだ。

神は万能だとは思っていない人が多いと思うし、普段から神を意識して生活していない人がほとんどだと思う。

日本人は日常で神を意識して生きているのではなく、相手という「人」を意識して生きているのだ。

相手から見て自分は人として恥ずかしい行動をしていないか、人としてどうかという観点が無意識にあると思う。

自分をはじめ周りを見渡すと一部の新興宗教信者以外に宗教にはあまり熱心ではなく、宗教意識が薄い。

しかし、日本国は平和で幸福で自由な雰囲気があると思う。

毎日、ニュースでいろいろな事件が報道されるがこれでも世界でも犯罪発生率が少ない国に分類される。

一方で世界各地で内乱や戦争、暴動が絶えない国々や地域では宗教熱心な人種やある思想に偏りすぎていることのほうが多いと思う。

カルト宗教以外、どの宗教でも神の教えとして殺人、窃盗、強姦、暴力、人を騙すなど信義に反する行為は禁止事項とされている。

しかし、宗教熱心な国や地域でこそ上記の神が戒めている行為が頻繁に行われている現実がある。

例えばキリスト教もイスラム教も自分の神以外を否定する排他的な宗教である。

また、神は完全無欠の絶対的な存在であり、神の教えに絶対的に従うことだけが、死後に天国へ行ける唯一の方法だと教えている。

そのためには個人個人が「自分が死後天国へゆくために」神の教えを実践する必要がある。

これが外国の個人主義の根底であり、日本のように社会を大切にする考えとは違うと考えられる。

他の宗教の神を認めない厳格な宗教や思想偏重は自分と違う価値観の人々へ対する攻撃性をはらみ、

その攻撃性は残虐な殺人であろうとも神の名のもとに正当化されてしまう。

その結果、内戦や戦争、テロの原因となり国民や人々を不幸にしていることがある。

一方で日本の神道は自然の多くの神を認め、仏教の中の多くの仏を認め、キリスト教をも認める排他的でない温和な宗教である。

未来志向の日本には神道、仏教があるが、日本人の多くが熱狂的にそれらの宗教を崇拝していない。

なぜなら、神道には厳しい戒律や聖書のような教えの経典はないし、

強いて言うなら自然の万物に神が宿り、絶対的な完全無欠な一つの神があるわけではないし、日本の神は全知全能の神ではない。

したがって、全知全能でない部分は各々の得意分野を持った神や仏が存在し人を救うと考える。

日本の神道や仏教で教えていることは武士道など「道」という概念を生じさせ、

この道とは、一生を通じて人としての精神性を高め、人の道に外れたことを戒めている人道主義を教えているだけだと思う。

海外ではアニメや漫画といえば日本というくらいの浸透ぶりだが、外国人の多くが日本の漫画の主人公は多くの仲間がいる内容であり、

最初は心身ともに弱い存在だが、失敗や修練を繰り返すうちに、「精神的に成長」する漫画が魅力だという意見が多い。(人生の中で精神性を高めるために努力を重ねる)

また、いろいろな得意分野の技をもつ、仲間がいるのが特徴だ(つまり多神教的)。

確かに北斗の拳、ドラゴンボール、naruto、ワンピース、鋼の錬金術師など多くの漫画アニメもそのようなストーリーである。

この様相は神道が和を重要視し、ヒーロー個人だけでなく、個性を持った仲間も尊重するモデルである。

これこそが日本の誇るソフトパワーの力で、それは確実に世界に支持され浸透している要因であると思われる。



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