令和3年12月18日、三陸自動車道 仙台港北ICから青森県の八戸JCT間 359kmが開通した。
今日で開通して一年である。
開通すると従来予測していた交通量よりもはるかに多い自動車が走っている。
なぜなら、国直轄の高速道路であるため、通行料が無料であるし、便利だからだ。
従来だと曲がりくねりアップダウンの激しい国道45号線での運転であり、
東北の人間でも太平洋沿岸を国道45号線で仙台から宮古までゆくのにも5時間以上を要した。
車を運転するのが疲れて嫌だった。
だが、今は運転しやすい高速道路が走っているため、従前よりも苦痛が大きく和らいだ。
従前の八戸から仙台間の所要時間は8時間40分ほどと9時間ちかかった。
それが3時間半も短縮されて5時間ちょっとで行き来できるようになった。
岩手県に東北自動車道から復興支援道路である横断接続する釜石道路と盛岡から宮古への道路もあり
三陸自動車道は地域に必要な物資が遠くから届けられ、三陸沖でとれた新鮮な魚介類も首都圏に運ばれる。
やはり、道路は東北ブロックなど広域的な地域と、漁村などの地域の発展に寄与している。
平成21年の民主党政権は公共事業大嫌いであり、三陸自動車道は費用対効果で赤字になるから
石巻以北は高速道路をつくらないと中止したのだった。
それが誤った政策であったことが立証された。
今後、三陸自動車道だけでなく、高速道路は何百年も使い続けられ、投資の数百倍の経済効果をもたらすだろう。
仙台から八戸までの三陸道路を含めた復興道路の建設費用は2兆2000億円だそうだ。
ちなみに同じくらいの距離がある東京から大阪間のリニア中央新幹線が9兆円の予算であるから
三陸道がいかに安上がりかわかるだろう。
今はコロナ感染症があるから観光はあまりよくないが、物流の観点では現在もプラスに働いている。
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