2014年06月17日
春ゼミシーズンの支笏湖
5月の猛暑が嘘のように、北海道の天気は6月に入って雨天続きでぐずついている。気温も20度を下回る日もあり、朝方にストーブに火を入れたという話をあちこちから聞く。天候の悪化は特に週末で顕著に現れている。中でも14、15日は、大雨による落石の恐れから、各地の道路が閉鎖された。その方面に、釣りを計画していた人達も予定を変更した人が多いと思う。救いはワールドカップのテレビ放送だが、日本が負けて落ち込む人も多かったのでは。
さて、支笏湖は春蝉の季節を迎えて15日には多くの釣人が繰り出したようだ。中でも美笛川河口、トンネル下、苔の洞門前、虹鱒・姫鱒橋、有料道路下、オコタンペキャンプ場などの主要ポイントは釣り銀座の様相を呈した。
春蝉シーズンは、湖面に落下する蝉を虹鱒やブラウンなどの大型魚が待ち構えている。そのため、樹木の枝が水面までせり出しているところがポイントとなる。これを狙って、17日に再度開通したオコタンペキャンプ場へ向かった。オコタンペはオコタンペ川を境に、右と左の湖岸では対象となる魚が分かれる。いずれも遠浅だが、美笛に向かう右側のワンドは大型虹鱒の回遊コースとなっており、始終沖合いで大きなライズが見られる。丸駒温泉方向の左側の湖岸は、樹木が湖面に張り出す場所が多く、木から落ちてくる昆虫や毛虫、蝉などを狙ってアメマスや虹鱒、ブラウンが居付いている。
オコタンペキャンプ場では平日にも係わらず道路脇に5〜6台が駐車、人気の高さを物語っていた。今回は春蝉フライを用意して左側のポイントに入った。釣場にいくには、旧温泉旅館の裏手からオコタン崎に抜ける道を通れば近いが、キャンプ場が閉鎖されてから熊の活動が活発になっていると考えて、敢えて湖岸伝いのコースからポイントに向かった。途中のワンドでは、60センチを超える茶色の魚が悠然と泳いでいるのが見えた。多分、婚姻色を帯びたブラウンだろう。
20分ほど歩いて目的地に着いた。湖面に架かる樹木の枝の下のライズは、ひとつひとつは大きくはないが予想以上に頻発している。まず♯10のカディスをプレゼン、即座に20センチ強のアメマスが食いつく。その後、このカディスでは最長25センチのアメマスをはじめ入れ食い状態だったが、目指す大物はかからなかった。
続いて春ゼミフライを投じる。春ゼミフライは、通常のセミフライ(シケーダ)と比べて、一回りほど小さいことから、20センチ前後のアメマスも平気で食いつく。魚の反応はカディスと全く変らない。
陽が高くなるにつれて、ライズの数が少なくなっていく。♯8のビーズマラブーを投じると30センチほどのウグイがかかった。時間的には夏の湖となった。これからの季節は、朝まずめ・夕まずめでなければ難しい。
写真は今回の春ゼミポイントからオコタンペ川方面を臨んだ
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さて、支笏湖は春蝉の季節を迎えて15日には多くの釣人が繰り出したようだ。中でも美笛川河口、トンネル下、苔の洞門前、虹鱒・姫鱒橋、有料道路下、オコタンペキャンプ場などの主要ポイントは釣り銀座の様相を呈した。
春蝉シーズンは、湖面に落下する蝉を虹鱒やブラウンなどの大型魚が待ち構えている。そのため、樹木の枝が水面までせり出しているところがポイントとなる。これを狙って、17日に再度開通したオコタンペキャンプ場へ向かった。オコタンペはオコタンペ川を境に、右と左の湖岸では対象となる魚が分かれる。いずれも遠浅だが、美笛に向かう右側のワンドは大型虹鱒の回遊コースとなっており、始終沖合いで大きなライズが見られる。丸駒温泉方向の左側の湖岸は、樹木が湖面に張り出す場所が多く、木から落ちてくる昆虫や毛虫、蝉などを狙ってアメマスや虹鱒、ブラウンが居付いている。
オコタンペキャンプ場では平日にも係わらず道路脇に5〜6台が駐車、人気の高さを物語っていた。今回は春蝉フライを用意して左側のポイントに入った。釣場にいくには、旧温泉旅館の裏手からオコタン崎に抜ける道を通れば近いが、キャンプ場が閉鎖されてから熊の活動が活発になっていると考えて、敢えて湖岸伝いのコースからポイントに向かった。途中のワンドでは、60センチを超える茶色の魚が悠然と泳いでいるのが見えた。多分、婚姻色を帯びたブラウンだろう。
20分ほど歩いて目的地に着いた。湖面に架かる樹木の枝の下のライズは、ひとつひとつは大きくはないが予想以上に頻発している。まず♯10のカディスをプレゼン、即座に20センチ強のアメマスが食いつく。その後、このカディスでは最長25センチのアメマスをはじめ入れ食い状態だったが、目指す大物はかからなかった。
続いて春ゼミフライを投じる。春ゼミフライは、通常のセミフライ(シケーダ)と比べて、一回りほど小さいことから、20センチ前後のアメマスも平気で食いつく。魚の反応はカディスと全く変らない。
陽が高くなるにつれて、ライズの数が少なくなっていく。♯8のビーズマラブーを投じると30センチほどのウグイがかかった。時間的には夏の湖となった。これからの季節は、朝まずめ・夕まずめでなければ難しい。
写真は今回の春ゼミポイントからオコタンペ川方面を臨んだ
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この記事へのコメント
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Posted by Fake Oakley Sunglasses at 2014年06月21日 23:34
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