2015年05月07日
支笏湖・美笛川河口に釣行
支笏湖の美笛川河口に釣行。ここは、休日には釣人銀座と化す場所で、支笏湖の中でも一級ポイントなのは間違いない。支笏湖には今年も何度か訪れたが、美笛川河口は初めて。昨年10月以来半年ぶりとなる。昨年10月は9月の大雨により河口が一変。上流からの流木が山のように積み重なって、竿を出す場所がなかったほど。また、美笛キャンプ場も浸水して、その後閉鎖された。
河口やキャンプ場がどのようになっているのか、そのことも目的のひとつで今回訪れた。通常ならば、この時期には国道からキャンプ場に入る道路のゲートは開いており、そこから右方向の貸しボート乗場や、左方向のニナル川に行ける。ところがゲートは閉まったまま。入口付近には、歩いて河口に向かったのか3台の車が止まっていた。
徒歩で河口まで行くには15分ほどかかるが、道路はアスファルトで歩く分には支障はない。釣りの準備をしていると、先行車の1人が帰ってきた。話を聞くと、「美笛橋から上流の餌釣りで虹鱒とブラウンの型物を上げた」という。美笛川の雪代は治まったようだ。
そして、「美笛橋が損壊しており、橋を修復しない限りキャンプ場は再開しないと思う」と教えてくれた。
熊鈴を鳴らしながら、15分かけて河口に到着。河口の手前にはルアーマンが1人。今のところアタリは来ていないという。重なり合う流木を交わしながら、河口の先端まで水をかき分けて歩行。所々深い箇所はあるが、沖合20メートル付近まで行けた。そこから先は、水の色がブルーに変わる急な落ち込み。
フライロッドと一緒に持ってきたルアーのコンパクトロッドに8gのスプーンを結んで駆け上がりを狙う。右、左、正面と方向を分けながら1時間ほど様子を見たが、追ってくる魚は見えない。また、岸や足元にもいつもはこの時期に姿を見せるアメマスがいない。
この場所に着いた時から気になっていた、河口の上流部にあるプールにルアーを投じると、小さいが追ってくる魚がいる。それを機に、湖の釣りから美笛川の遡行に変更した。
河口を少し遡ると、魚の居つきそうな適度な流れ出しが現れた。5gの軽いスプーンに代えて上流に投じるとすぐにアタリが。しかし針がかりがしない。何度かアタリが続いたあと、ようやくブラウンがかかった。
その後もアタリは頻発するが、針がかりしないのでフライに変更。#14のメイフライを上流から流すと、ボサの影から10センチほどのやまめが飛びついた。やまめは禁漁期間に入っており当然リリース。というより、どのような川魚もリリースに徹することにしている。
さらに上流への遡行を続ける。至るところに現れる淵や流れ出し、プールでルアーとフライを交互に使うが、チビ虹鱒やブラウンが混じるものの大物は来ない。美笛橋まであと100メートルというところで、川幅が一気に広がり遡行を阻む。
橋から上流には大渕やプールの点在する、美笛川の中でも最高のポイント。先ほどゲート前であった釣人は、その場所で型物の虹鱒とブラウンを釣り上げたのだろう。
しかし、無理してまで遡行するのは危険と、遡行してきた川を河口まで下る。河口ではルアーとフライの新たなアングラーが2人、ロッドを振り出していた。
河口から先のニナル川も好ポイントで、とくにこれからの季節はハッチザマッチの期待が大きくなる。
なお、いつもはゲートが開いているオコタンペキャンプ場跡に向かう道路は、5月29日に開くとの情報。
写真左:閉じられた美笛キャンプ場に行くゲート、同右:支笏湖の美笛川河口。流木が岸を埋め尽くしている、同下:美笛川の流れ出しの淵で釣れたブラウン
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河口やキャンプ場がどのようになっているのか、そのことも目的のひとつで今回訪れた。通常ならば、この時期には国道からキャンプ場に入る道路のゲートは開いており、そこから右方向の貸しボート乗場や、左方向のニナル川に行ける。ところがゲートは閉まったまま。入口付近には、歩いて河口に向かったのか3台の車が止まっていた。
徒歩で河口まで行くには15分ほどかかるが、道路はアスファルトで歩く分には支障はない。釣りの準備をしていると、先行車の1人が帰ってきた。話を聞くと、「美笛橋から上流の餌釣りで虹鱒とブラウンの型物を上げた」という。美笛川の雪代は治まったようだ。
そして、「美笛橋が損壊しており、橋を修復しない限りキャンプ場は再開しないと思う」と教えてくれた。
熊鈴を鳴らしながら、15分かけて河口に到着。河口の手前にはルアーマンが1人。今のところアタリは来ていないという。重なり合う流木を交わしながら、河口の先端まで水をかき分けて歩行。所々深い箇所はあるが、沖合20メートル付近まで行けた。そこから先は、水の色がブルーに変わる急な落ち込み。
フライロッドと一緒に持ってきたルアーのコンパクトロッドに8gのスプーンを結んで駆け上がりを狙う。右、左、正面と方向を分けながら1時間ほど様子を見たが、追ってくる魚は見えない。また、岸や足元にもいつもはこの時期に姿を見せるアメマスがいない。
この場所に着いた時から気になっていた、河口の上流部にあるプールにルアーを投じると、小さいが追ってくる魚がいる。それを機に、湖の釣りから美笛川の遡行に変更した。
河口を少し遡ると、魚の居つきそうな適度な流れ出しが現れた。5gの軽いスプーンに代えて上流に投じるとすぐにアタリが。しかし針がかりがしない。何度かアタリが続いたあと、ようやくブラウンがかかった。
その後もアタリは頻発するが、針がかりしないのでフライに変更。#14のメイフライを上流から流すと、ボサの影から10センチほどのやまめが飛びついた。やまめは禁漁期間に入っており当然リリース。というより、どのような川魚もリリースに徹することにしている。
さらに上流への遡行を続ける。至るところに現れる淵や流れ出し、プールでルアーとフライを交互に使うが、チビ虹鱒やブラウンが混じるものの大物は来ない。美笛橋まであと100メートルというところで、川幅が一気に広がり遡行を阻む。
橋から上流には大渕やプールの点在する、美笛川の中でも最高のポイント。先ほどゲート前であった釣人は、その場所で型物の虹鱒とブラウンを釣り上げたのだろう。
しかし、無理してまで遡行するのは危険と、遡行してきた川を河口まで下る。河口ではルアーとフライの新たなアングラーが2人、ロッドを振り出していた。
河口から先のニナル川も好ポイントで、とくにこれからの季節はハッチザマッチの期待が大きくなる。
なお、いつもはゲートが開いているオコタンペキャンプ場跡に向かう道路は、5月29日に開くとの情報。
写真左:閉じられた美笛キャンプ場に行くゲート、同右:支笏湖の美笛川河口。流木が岸を埋め尽くしている、同下:美笛川の流れ出しの淵で釣れたブラウン
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