2021年04月25日
積丹もサクラ本番迎える
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泊村・照岸海岸でサクラを狙ったが・・・
このところ、釣果の無かった釣行日のブログを更新しないことが多くなった。
今回も4月14、15日に釣行しながら、更新は見送った。釣果の伴わない釣行記を読んで頂くのが申し訳ないからだ。
ちなみに14日は美国海岸、15日は苫小牧東港という、釣行先はここ最近のホームグラウンド。いずれもトラウトの数よりも釣人の方が圧倒的に多かった。
ただ、自分以外の釣人が50センチから60センチのサクラをポツポツ揚げており、サクラはすでに本番入りしていると感じた。
直近22日の釣行先は、泊村の照岸海岸(写真)。ここは、泊漁港と兜千畳敷の中間に位置する長い平盤の続くポイント。先端は潮通しが良くて、回遊魚を狙うには打って付けというが、何しろ初めての場所で勝手が分からない。
ただ、平盤が遠くまで続いているために、釣人が隙間なく立ち並ぶという兜千畳敷や堀株川河口のような風景は見られず、心置きなく遠投出来る。
初めに入ったポイントは、小さな川が流れ出る切れ込みの深い入り江。足元から急深、遠投する必要がなくて十分にミノーを泳がせることができる。
それでも、釣人の習性で入り江から外海に向けて遠投。15センチのミノーに40センチクラスのホッケ(写真)は掛かるが、トラウトの反応はない。
今度は入り江の対岸に向けてゆっくりとミノーを泳がす。入り江の根に付いていたのか、すぐに50センチ越えのアメマス(写真)がヒット。
次はサクラを、とモチベーションは高まるが、その後はアタリひとつこない。
場所を平盤の先端に移動。遠投して回遊するサクラを狙うことにした。ところが、茫洋すぎてポイントが特定できない。沖でハネでも見られればピンポイントで狙えるのに。
仕方なく右や左、正面と打ち分けながら探ることにした。ここではメタルジグを使用して距離を稼いだが、ヒットするのは小ぶりのホッケだけ。
結局、照岸では午前5時から9時まで4時間粘ったが、釣果はアメマス1匹に40センチを頭のホッケ4匹。
ただ、その後からも数人の釣人が竿を出していたので、場所的には問題がなく回遊条件さえよければサクラも期待できるだろう。
このままでは引き下がれないと、積丹半島の先端に向かう。途中の神恵内では、竜神岬に2ケタを越す釣人が竿を出していたほか、古宇川河口にも7、8人が立ち並び、遡上するサクラマスを狙ってルアーやフライを投じていた。
その中の一人にヒットしたのは、スレがかりの60センチ強のサクラマス。岬を含めた河口全体でもかなりのサクラが上がったのでは。
5月1日から古宇川の河口規制が敷かれ、河口海岸での釣りは禁止されるので注意。
更に北上して珊内川河口に。何とか潮通しの良いマッカ岬の岩場に乗ることを考えていたが、ここにも数人の釣人の姿が。珊内漁港も、コロナ禍に伴う車両の乗り入れが禁止され、入ることができない。
西積丹は波風ともに穏やかだったが、積丹岬を越えた東積丹は時化模様。余別漁港を越えて着いた来岸漁港も、コロナ禍に伴う密の解消のために関係者以外は立ち入り禁止。防波堤に上ることさえできない。
最後は美国漁港(写真)の先端で竿を出した。時間はとうに昼を過ぎており、ルアーに掛かるのは底荒れで剥がれた海藻だけ。残念ながら、この日もサクラに出会うことは無かった。
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