2016年12月17日
苫小牧東港でアメマス急上昇
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フェンス前のルアーはこれからか
12月5日のブログの更新で、苫小牧東港のアメマス釣行を載せた。まだ走りということで、釣果を得ることはできなかったほか、一帯の魚影も薄く感じた。それから10日経った16日に、この冬2回目の釣行。果たして魚影は濃くなっているのか。
当日の気温は、札幌でマイナス5度だったのに対して、苫小牧は同12度。札幌でも冬に二桁台のマイナスを記録するのは、そう多くはない。それが苫小牧では、当然のように冷え込む。
午前8時の苫小牧東港は、暖かい海水と冷え込んだ大気の温度差から発生する「けあらし」が、まるで水蒸気のように海面一帯に漂っていた。そして火力発電所の左右の煙突は、2本とも風のない天空へ真っ直ぐに煙をはき続けていた。
この時間なのに、発電所前のフェンスには釣人が2〜3人ほど。ただ、奥のプールには右の煙突から煙が出ている関係か、4〜5台の車が止まっていた。その様子を窺がうのは後にして、中央に近いフェンス前で店開き。
今回用意したのは、魚影センサーの役割を果たすきびなご仕掛けのウキ釣りセットに、5号のサビキ、10フィートのルアーロッドと、その気になった時に使用するWハンドのフライロッド。これだけ用意しても、周りに釣人がいないことから、迷惑をかける気遣いはない。
まず、サビキ仕掛けを磯釣り用ロッドに装着して、置き竿にする。その傍らにウキ釣りロッドを置いて、脚立の上からアタリを待つ。すぐに反応したのは、餌を付けていないサビキ。結構引くので、上げてみると20センチ弱の大チカ。それに、ニシンの子供らしい同じようなサイズの幅広の魚。
サビキ釣りの目的は、50センチ越えのアメマスを釣ることなのだが、当たり前のように小魚がヒットする。大型アメマスを、サビキで狙う方がどうにかしているのかもしれない。しかし、その光景を何度も目撃しているので、恥も外分もなく釣れた小魚をバケツに入れる。
一方のきびなご餌のウキ釣りは、潮が速くて流される。そしてアタリらしきものは皆無。こちらのウキ釣りが本命なので、ウキを外してオモリだけの垂らし釣りに切替えた。
すると、それから10分ほどして、垂らし釣りの竿が大きく引き込まれた。アメマスのアタリだと確信して、アワセを入れる。海中から出てきたのは40センチ越えの魚で、右へ左へと暴れながら浮上。
用意したタモが短すぎて使えないために、ごぼう抜きを行った。しかし、引き上げる途中でラインが切れた。誰も見ていないので「バカヤロー」と大声で叫んだ。
その後もヒットが続いて、同じようにゴボウ抜きを行ってはバラスということが3回。いい加減コツを覚えないと、1匹も手にすることができなくなる。
そして5回目のアタリで、ようやく魚を岸に上げることができた。上がったのは、30センチほどのアメマスだった。
苫小牧東港ではこの冬第1号となるが、どうも積丹のアメマスとは色合いが異なる。通称、白点のメリハリのあるブルーバックとは違うようだ。
不思議なもので、一度コツを覚えてしまうとその後もうまく適応、アタリの全てをバラスことなく引き上げることができた。手にしたのは合計4匹のアメマス。最長は40センチ強だが、初めにバラした中にはこれ以上のサイズのアメマスもいた。
サビキ仕掛けの竿を片づけて、2本の竿で垂らし釣りを行う一方、ルアーも開始。これだけ餌釣りにアタリがあれば、ルアーにもヒットするだろうと考えた。しかし、ジグやミノー、スプーンと手を替え、品を換えてもアタリは来ない。
いつの間にか、フェンス前には多くのルアーやフライの釣人が竿を出していた。そのアングラー達にもアタリは来ていないようだ。
結局、この日はバラしを含めて10回ほどのヒットがあった。4時間ほどの釣行としては、予想以上の釣果だったと思う。これから寒さが増して、苫小牧東港ではアメマスの魚影が濃くなっていくだろう。場合によっては、サクラマスも期待できる。さて、この冬は何度通うことになるだろうか。
最後に奥の排水プールを覗いたいたところ、ルアーとフライの常連の釣人で一杯だった。中には、タモを抱えて遡上する鮭を狙っている人もいた。あまりに場の雰囲気が違うために、竿も出さないで帰ってきた。
今回の釣行もビデオ撮影した。これを編集して、近いうちにyoutubeに動画投稿する予定です。よかったら見てください。
写真は@けあらしが発生した苫小牧東港の景色Aきびなご餌にヒットしたアメマス、Bバケツの中にはサビキに掛かった大チカC大チカは結局野良キツネに
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