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C. trianaei 'The Grand'

C. trianaei 'The Grand'(カトレア トリアネ 'ザ グランド')が咲きました。
P1190517.jpg



 今回9.0×9.2cmでした。

ペタルが垂れたり、展開が悪くなったり、セパルが反るクセがあるそうです。

また、樹勢が強くて株は増えるのですが、花はややつきにくいと言われているようです。

やや古い品種で、上記のような欠点がみられるため、手放した人も多いのか、最近あまり見かけなくなりました。

しかし、逆に展開が悪いが故にオーバーラップすることもあり、またスプラッシュも入るため、個人的には割と好きな花です。

リップの赤が広い面積を占め、そこも良いと思います。




P1190522.jpg



 この花で私が気になったところは、「花が付きにくい」と言われている点です。

何故、花が付きにくい個体なのか。

たいていの事象には必ず理由があると思います。

この株を観察すると、やはり樹勢が強く、花が咲きつつも新芽が生育を続けています。

よって考えられる理由として、単純にこの栄養成長にエネルギーをとられて、生殖成長にエネルギーが回せないのではないだろうか、ということがまず挙げられます。

よって花を咲かせたい場合は、秋冬も頑張って積極的に栽培するか、もしくは夏~秋に出てくる押し子を思い切って掻いてしまう(私にはできませんが)等の対策があるのではないかと思います。

もしかしたら他の理由もあるのかもしれませんが、それはもう少しこの個体の栽培を続けてみないと見えてこないと思います。



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 株の状態はまだまだ不十分ですが、私は古い個体が結構好きなので、時代に逆走して頑張っていこうと思います。


 

C. quadricolor select

C. quadricolor select(カトレア クワドリカラー セレクト)が咲きました。
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 'Victoria' x 'Select'からの選抜個体とのことです。

今回、6.6×5.9cmでした。



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 株ができていないので、今後の栽培によって花が変わるのではないかと期待しています。

もう少し大きく、花型も、特にこのセパルの基部のちょっと巻いた感じとかが改善されれば、より力強い花になると思います。




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 今回、見てお分かりの通り、私が編み出した最凶の植え方をしています。

なんと、思いっきりハミ出しています!!




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 生きている根がほとんど無かったので、本来だったらバック側をカットして、小さい鉢で根鉢を作り直していった方が成績は良くなると思うのですが、作落ちした3バルブだけではリードをしっかり育てられる気がしなかったし、かといってバック側を多く残すと鉢が大きくなってしまうので、今回は敢えてのハミに仕上げました。

 これをひらめいた時には、なんて素晴らしいアイデア!て思ったんですけどねー、ヴィジュアル的に完全にアウトですね、、、

てか、こーゆー植え方思いついて実践した人、他にもいると思うんだけどなー。

ただただ、違和感が凄いというだけで、、、、





P1190514.jpg




 この方法によって、根もいくらか回ったし、どうにか咲いてくれたから、とりあえず良しとします。

これから先どうすればいいか、ちょっと途方に暮れるんですけど、ここまでできたので、花を早めに切った後に特等席に置く→新芽・新根を早めに動かす→トップ3バルブとバック2バルブで分けて、さらに鉢を1回り小さくしてしっかり根を張らせる→7月頃にもう1度リードが出た頃に鉢増しする、という攻め方をしてみようかと考えています。


 この状態の株を、これから先どのように栽培していくか。

人によっては、だまってそのまま鉢増しする、ハミ出してるヤツだけ切って鉢増しする、などいくつかの異なる意見が挙がりそうで、それぞれの立場の人と栽培に関する話ができたら勉強になりそうですね。

私の栽培方法はマイノリティかもしれませんが、とりあえずわが道を信じてイケるとこまで突っ走ってみようと思います!

もしも私が曲がった道へ突っ走って非行中年になったら、どなたか修正して頂けるとありがたいです。


Van. Blue Star

Van. Blue Star(バンダコスティリス ブルースター)が咲きました。
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 旧Yonezawara(ヨネザワラ)属なので、そちらの方がなじみ深いかもしれません。

夕方くらいからフウラン系独特の、すがすがしい香りを放ち始めます。



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 株がまた一回り大きくなりました。

まだつぼみがあるのでこれからも咲くようですが、相変わらず1花茎のみという、、、




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 前回、根が鉢から飛び出していることが気になっていました。

そして、飛び出した根が湿度のある鉢に向かって伸びていることに気付いたため、鉢の向きを真っ直ぐに直したら、重力と湿度の影響で、新根が鉢内に収まるのではないかと推測しました。

しかし結局、案外順調に育っているから変にいじらずこのままいった方が良いんじゃないかと思い直し、鉢の向きも変えず、植え替えもせず、そのままにしてしまいました、、、

だって、こういう系統、調子を崩したら復活させるの大変そうなんですもん。


 途中まで湿度のある鉢に向かって伸びていた根は、鉢より長く伸びると、今度は重力に引かれてか、下方に伸び始めました。

やっぱり何か理由がありそうだ、と今回も興味津々の私ですが、さて今年はちゃんと植え替えや仕立てを頑張るのか、、、

鉢内の根の状態や株の状態をもっと観察して、そのタイミングを間違えないようにしたいと思います。






Van. Blue Star
耐寒性があり、栽培し易いです。水が結構好きです。

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こちらは原種なので、原種のシンプルな美しさが好きな人にお勧め。

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こちらはマニアックなので、どんな人が購入するのか謎ですが、見れば見る程、、、やっぱり謎です。

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こちらも同様のキロスキスタ。株の様子や花や香りも面白いですが、場所をとらないのでマニア心をくすぐられます。

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こちらも存在感のある良い花なんです。実物を見ると、ゾッコンで好きになると思います。

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魚のような可愛いルックスに、虜になる人が多いベトナミカ。ペット系の洋蘭です。

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C. trianaei 'The King'

C. trianaei 'The King'(カトレア トリアネ 'ザ キング')が咲きました。
P1190311.jpg


 ヨコ11.2×タテ11.4cmでした。

現在根が生育中なので、トレーに入れたまま撮影しています。

この株は、すごい方が大切にしていた株なので、むやみに傷つけるものではないと思います。

逆光になってしまい、花の特徴が分かりにくい写真になってしまいました。



P1190313.jpg



 C. trianaei 'The King'の特徴は、栽培されたことのある方はご存知だと思いますが、株高がかなりあることに加え、リゾームも間延びし易く、縦にも横にも場所をとることです。

加えて、性質が強健なのでガンガン増えて、たちまち大きくなり、しょっちゅう鉢増しが必要になります。

よって、だんだん手に負えなくなって、手放す方も多いのではないかと思います。




P1180293.jpg

P1180292.jpg




 こちらは先日の埼玉洋らん展で展示されていた株達です。

写真が上手く撮れているので、こちらの方が花の特徴が分かりやすいです。


 'The King'は、良型で嫌味がなく、どこか奥ゆかしい美しさがあります。

大山ア山荘で加賀正太郎氏が愛でた蘭を、約70年~が経過した現在、私がみていることに感動します。

どれ程科学が進歩しても、タイムマシーンなんて作れないし、どんなに望んでも過去のあの場所へ行くことは不可能です。

こうして株と資料が残っていることで、私たちはあの時代を感じることができ、それは新しい感動を芽生えさせ、また次の世代へと伝承していくことができる。

咲かせられて良かった、と思った1株です。




P1180344.jpg



 どの株も丁寧に栽培されていますね。

私の持っている'The King'も、こちらの会にゆかりがある株だと思うので、こうやって元株が大切に大株に栽培されている様子が見れて嬉しい限りでした。

 実際は、'The King'がもう数点展示されていたのですが、写真が上手く撮れていなかったので割愛しています。



P1180343.jpg




 'The King'は前述した通り由緒ある蘭で、あの蘭花譜にも登場している、数少ない原種カトレアの1つです。

蘭花譜自体が古いものだし、その中で個体名のついた原種カトレアで現存するものは、おそらくこの個体とC. purpurata 'Oyamazaki'だけではないでしょうか。


 歴史的価値のある1株。

大切にしていきたいものです。




 、、、、と綺麗にまとめましたが、私が本当に言いたいことはここからです、、、

書くべきか戸惑いましたが、書いておきたいです。

この花が咲いた時に、確かに感動しました。私にも咲かせることができたことに、正直また感動しました。

 しかし、この現実を大富豪だった加賀正太郎氏は望んでいたのでしょうか。

強健であるが故に、どんどん安値で切り売りされ、現在ではありふれて、この個体の価値を重要視していない人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

美しいのですが、、、この花を、私が見ていることに、、、正直少し悲しいと感じました。


 しかし、もう数十年すれば、この個体自体の寿命が尽きていき、所有者は激減するでしょう。

そのとき必ずこの個体の価値が再び見直されます。

何故なら、それだけ意義のある株だからです。

私はその瞬間をきちんと見届け、伝承していこうと思ったのでした。



P1190536.jpg




 って、あれ?

この本に登場する'The King'、現在出回っている'The King'と同一個体?

なんかリップの色合いも、色の配置もちょっと違うような、、、、


 てか、昔は版画だからしょうがないのかもしれません。

おそらく薄い赤と、濃い赤を微妙に色分け出来る程、赤色が存在していなかったのではないかと思います。

写真の'The King'のリップの赤い部分を全部同一色の赤にすると、確かに蘭花譜の版画に近づく気がしますね。

万が一、版画の個体と現在出回っている個体が異なっていても、この個体に限ってはそれはそれで良かったと思えます。

そういう訳で、一件落着(!?)なのでした。




L.anceps v.delicata 'H&R'×self

L.anceps delicata 'H&R'×self(レリア アンセプス)が咲きました。
P1180256.jpg



 我が家のアンセプスの中には、まだ1度も咲いたことのない個体('KG gerrero')もあるのですが、この個体は毎年咲きます。

実生だから咲きやすいのかもしれません。

花の大きさは7.2×9.1cmです。

てか、ゲレーロの咲かないっぷりは一体何なんでしょうねw




P1180265.jpg



 この個体は毎年確実に咲いてくれるので、今年はどこまで花茎が伸びるのか試してやろうと思って、昨年より温かい場所に置き、水をジャージャーあげてみました。

なんでそんなことをやろうと思ったかというと、「温度を低めにして、水を辛めにすると花茎があまり伸びない」という仮説を逆説的に立証するためです。




(今年の花茎の様子)
P1180264.jpg

(昨年の花茎の様子)
P1120176.jpg

(2年前の花茎の様子)
P1090850.jpg




 結果、遠近感により写真だと分かりにくいですが、やはり今までで1番伸びた気がします。

前回の花径の長さは計測していないので目測での比較となりますが、前回より更にお邪魔に、扱いにくく、支柱を立てないとどうしようもないくらいなので、きっと前回より伸びているのですが、数値で比較出来ない為断定できません。

ちなみに、今回は約62cmでした。


 そういう訳で、アンセプスは花茎が伸びている時期に温度低めで水辛めにすると花茎が伸びにくく、逆に温かめで水多めにすると花茎が伸びやすいのではないか、と思うのですが、まだ仮説から抜け出せません。

しかも、我が家の1個体で試しただけなので全てに共通するかは分かりません。

これが明らかになれば、例えばパフィオ等の花茎を伸ばしたい時や、短めにしたい時などに応用できる可能性があるのではないかと期待しています。




P1180266.jpg



 以下に記載する内容は、恐ろしいことに全て私の妄想です。

筋金入りの中二病なもので、、、

そもそもアンセプスに限らず、植物の花茎の長短に関する性質は、自生環境とポリネーターとの関係の中で進化した結果ではないかと考えます。

アンセプスに関しては、花茎を長く伸ばさなければポリネーターを介して受粉できない状況にあった(短いものは子孫を残せず淘汰されていった)、のではないかと思います。

これは、他の背の高い植物や派手な色彩、強い芳香を持った花等のライバルが多かったから、とか、そもそもポリネーターが限局的で絶対数が少なかったから、などの理由が考えられます。

ここで、アンセプスは自生地ではほぼ直射光下に自生しているそうなので、背の高い植物に囲まれて進化したとは考えにくいです。

よって、近辺にポリネーターにとって魅力的な植物、つまりアンセプスのライバルがいたか、ポリネーターが限局的だったのではないかと考えます。


 ところで、我が家ではアンセプスの花茎は必ず窓の方、つまり最も明るい方角に向かって伸びます。

たいていの花は太陽に向かって花茎を伸ばして咲きます。

これは、光があたっていない側の細胞がより早く成長する光屈性という性質のためで、植物ホルモンの1つであるオーキシンが関与するそうです。

おそらく逆光よりも、花全面にきちんと光があたった方が、ポリネーターに存在を認識してもらい易くなるのでしょう。

 
 さて、アンセプスがほぼ直射光を受けながら、太陽に向かって花茎を長く伸ばして、中輪の花をある程度の輪数を付けて、微香で咲く性質は、ポリネーターの嗅覚より、視覚に訴えている気がします。

これはポリネーターの行動範囲が広い、つまり飛行系のポリネーターをターゲットにしているのではないかと推測します。

そのような状況が影響して、アンセプスは花茎を伸ばして目立ったり、風で揺れることでさらに気付いてもらいやすくしたのではないでしょうか。



P1180267.jpg



 花茎が伸びるためには細胞分裂を繰り返さなければならないと思うので、エネルギーをかなり消耗する気がします。

未熟な株は消耗を抑えるため、花茎をあまり伸ばさないようにほどほどでコントロールしたいものです。

 このエネルギーは、バルブや葉に蓄えられた養分や、光合成によって賄われているのではないかと考えます。

光合成には、水と二酸化炭素と光と温度(あと微量のミネラルとか?)が重要だった気がします。

よって、花茎の長さをコントロールするには、水と温度以外に、光の調整も重要なのではないかと思います。

きちんと光合成ができるように、明るい環境に置いてあげた方が、花茎が伸びるのではないかと考えます。

蛇足ですが、折角の光合成をフルで稼働させるためには、植物体自体の活性が必要だと思うので、やはりある程度の温度は重要な気がします。


 そういう訳で、アンセプスを通して直感した、蘭の花茎の長さをコントロールするための私なりの仮説は、

「生育期に株をきちんと充実させ、花茎が伸びている時期は温度が高く明るい場所に置き、水を多めに与えて管理すると、花茎が長く伸びる。

逆に、花茎は短くして消耗を抑えつつ花を確認したいときは、温度が低く暗い場所に置き、水を少なめに管理すると良い。」


です。
 
 他にも、他の植物ホルモンの影響とか、個体毎の性質(variety、遺伝的要素)も関与しているような気がするので、花茎の長さは温度や水や光だけで決まる訳ではないと思います。

しかし、我々が恣意的に最もコントロールしやすい部分は温度や水や光なので、この関係が明らかになれば、さらに蘭を咲かせたいようにコントロールできるのではないか考えています。

突飛なことを書いてしまったので、もしこれが全部間違っていたら大変申し訳ないのですが、何か分かったらまた報告したいと思います。




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ちょっと咲きにくいと言われていますが、ancepsの中で最も美しい色彩といわれています。

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プロフィール

チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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