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C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS

C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS(カトレア ラビアタ アメシアナ 'マーシャ(マルシア) レジナ')が咲きました。
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 昨年は随分とオープンリップでしたが、今年はちょっと締りが良い感じ。

やっぱりこうやってキュッて咲いてくれた方が綺麗ですね。

しかし、ラビアタのこのアメシアナ系統はオープンリップが多いです。

このマーシャレジナも、数日経ったらわずかにオープンしてました!



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(昨年の様子。オープンリップだと、その分リップが丸く大きく見えるようで、これはこれで可愛いです)




 他のラビアタと同程度の日光に当てると葉焼けしてしまいます。

この個体は葉が汚くなりやすいようです。



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 今年鉢増しをしました。

古い個体なのか、それとも昨年コンポストを総入れ替えしたダメージの問題なのか、やや根が弱いようで、根張りに勢いが感じられません。

根がしっかり張れていないから、日光にあまり強くないのだと思います。

 しかし、ここまでくればある程度は大丈夫なはずで、あとはしっかり日光と風に当てて、乾湿のメリハリをくっきりつけていけば、通常であれば根がぐんぐん張って、さらに生育に勢いが増すはず。

これでうまくいかなければ、本当にちょっと弱い、栽培がやや難しい変わった個体ということになると思います。



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 そういう訳で、来年の栽培が肝心になると思われ、気合が入ります。


C.(旧L.) perrinii s/a (sib.)

C.(旧L.) perrinii s/a (sib.)(カトレア(旧レリア) ペリニー セミアルバ)がちょっと前に咲き、そしてとっくに散りました。
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 前回開花時は、花弁がナメクジの食害に遭って、ボロッボロのアルバみたいになってしまったため、きちんと花をみるのは今回が初めてです。

ペリニーは上品で儚い美しさがあるのですが、花命が短い(約1週間?)うえに、運搬時のちょっとした衝突で花が傷みやすいので、美しい状態で見かけることは少ないです。

私もいつの間にか、向かって左ペタルの先端を傷つけていたようです。

美人薄命というのでしょうか、自分で栽培して、しっかり守ってあげなければ、この花の最も美しい状態をみることは難しいと思います。

 この個体は、株の状態の割に花がやや大きい印象を受けたのですが、花命が短いために計測し損ねてしまいました。



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 ペリニーのセミアルバは薄ら色素がノッテいるものが多く、私はまだ完全なセミアルバをみたことがありません。

この個体も良く見ると、ホラ、色素が、、、、




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 リップは赤色の面積が少なく、これはこれで静寂感があって良いのですが、もう少しはっきりした特徴があると、更に良い個体になると思います。



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 ペリニーは、ブラジルのエスピリトサント州、、リオデジャネイロ州、ミナスジェライス州の標高700m〜900mあたりに自生するそうです。

このあたりはワルケをはじめ、ミナスジェライス州にはロックレリア、エスピリトサント州の海岸山脈にはC.(旧Soph.) coccineaなどが自生するそうなので、これらの栽培に準じるとよく育つのではないかと思います。

いずれもある程度の低温に耐えてくれるものばかりなので、ペリニーも栽培しやすそうであることが伺い知れます。

最低気温は10℃くらいでも全然大丈夫です。

もっと低くてもイケそうですが、株がかわいそうなので私は試していません。

 ロックレリアやコクシネアと自生地が同じということで、暑さには弱いのかなと心配になりますが、ワルケがあるなら大丈夫だろうと、ホッとします。

 ペリニーの生育・開花パターンは、春に新芽を出して成長し、そのまま秋になれば咲く、いわゆる秋咲きなので、栽培は容易です。

我が家では、冬の間は他のカトレアと同様に、室内で栽培しています。

それで順調に育っています。


 この株に関しては、順調にきているので、このまま鉢増しして、さらにバルブが充実したときに、花型がどう変わっていくか経過を追ってみたいと思っています。

しかし、栽培の上手い方の話によると、この株のようにいつまでも後ろの小さいバルブを残しておくのは、よろしくないようです。

力がなくて十分な脇芽も出せないような小さいバルブを残しておいたが為に、鉢が大きくなって、いずれその小さいバルブの古い根も腐ってしまう、それだったら早めに子供バルブは外して、同じ鉢の大きさだったら、大人のバルブだけでいっぱいにした方が、結果が良いということではないかと思います。

しかし、根鉢を1回崩すと回復するまでにちょっと時間もかかるし、そういう訳でコンポストが余程傷んでいなければそのままいきたい気もするし、、、どっちがベターなんだろうって、今日も悩んでいるところです。



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 ペリニーは株に色素が出たり、逆にどういう訳かバルブがちょっと黄色っぽくなったりしやすい印象を受けます。

この個体も、まさにそんな感じ。

アルバの株もそんな感じの色素の出方をするのか、いつか確認してみたいのですが、なかなかみかける機会がありません。



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 さて、こちらは例会の会場でみかけたペリニー。

私は今までペリニーはセミアルバが最も好きだったのですが、tipoをみると「やっぱりtipoっていいよなぁ」と思うようになってきました。

何故なら、こんなに綺麗。



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 そしてこちらはセミアルバ。

やはり花弁に薄ら色素がノッテいて、ペリニーの完全なセミアルバは存在するのだろうか、という気持ちになります。

ところで、この個体はリップがベタで、さらにP幅も広く、イイ個体ですね。



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 我が家にはもう1個体、ペリニーセミアルバの未開花の実生苗があるので、上の写真のような良い個体が咲いてくれないかなぁ、と祈るばかりです(でも、チポでもいいですけど)。






こちらは我が家のペリニーセミアルバより花弁幅があり、より丸っこい感じです。ペリニーは栽培し易く、花型がちょっと独特なところがおススメです。

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C. labiata semialba 'Icarus'

C. labiata semialba Icarus(カトレア ラビアタ セミアルバ 'イカロス')が咲きました。
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 親は'Machan'×'Bom Dia'です。

2年前のフェニックスプラザで、ある蘭園の、私の尊敬するある従業員の方の勧めで購入しました。

その方は、ギリシャ神話に登場するDaedalus(ダイダロス)のように聡明で、巧みな栽培家でした。


 この交配からは入賞花が出ていて、アルバも出ているそうです。

この個体は初花でNS13.5×13.3cm、ペタルが少しオーバーラップする、丸くて完全なセミアルバが咲きましたよ。

研究生の私には、ちょっと綺麗すぎて、もったいないくらい、、、

いつものあの場所で、あの方の栽培の話がもう聞けないと思うと、、、、寂しいです、、、、




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 蝋で固めた鳥の羽根で翼を作り、幽閉されていた塔から飛び立った親子。

この個体はダイダロスに因み、その息子の名をとって'Icarus'(イカロス)と名付けました。


 その方がいなくなった以上、私がその蘭園に行くことはもうあまりないだろうけど、その方にはフェニックスのように蘭の世界に復活してほしいです。



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 ちょっと葉焼けさせたり、葉を折ったり、古いバルブがコンポストに埋もれていたり、リード側が浮き上がっていたり、根が上手く張れずに飛び出していたり、、、、、、

栽培相談にのって頂きたいことが、まだまだ山のようにあります、、、、





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 もう長いこと咲き続けてくれていますが、見かける度にどうしても思い出す顔があって、切なくなります。

愛らしい花が咲いた報告と、御礼を伝えたいのですが、現在のところその手段がありません。

このブログの中に、その方を想って咲いている花があることに、気付いて下さることを祈るばかりです。





Rl. Aristocrat

Rl. Aristocrat(リンコレリア アリストクラット)が咲きました。
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 Rl.digbyana x Rl.glaucaのプライマリー交配です。

いつも春〜夏の間に咲いていたので、この時期に咲くのは初めてです。

昨年は温かい時期に咲いたためか、それとも何故かディグビアナの血がいきなり騒ぎ始めたのか、どういうつもりかオープンリップのちょっとだらしない感じとなりましたが、我が家で咲く場合は今回のようにシュッとした素敵な花で咲いてくれることが多いです。





(昨年の花)
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 Aristocratとは、「貴族的な」という意味らしいです。



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 このブログは、ある1人の若い障害者の方が、どうやって働いて収入を得ていくか、その方法を模索する過程で生まれました。

障害が重度になると、働いて収入を得る方法は想像を絶するほど少なく、広告収入を得るアフィリエイトは本当に小さな光でした。

しかし、導入の仕方を間違ってしまうと、働くことが嫌になったり、ネットを介した心ない言葉で傷つけてしまい、小さな芽を摘んでしまう可能性がありました。

よって、まずは私が、そのノウハウや問題点を把握するために、私にできる蘭という媒体を介して、試験的に開始したプログラムなのでした。
 





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 時間も栽培技術もない中で、人目に留まるようなブログを綴り続けることは難しくて、更に蘭に興味のないその人が時々みても分かるような内容を盛り込んで綺麗にまとめていく作業は難易度が高く、辛くなることも多いのですが、嬉しくなることもあります。


 僅かでも金銭が関与するブログなので、私は自分がブログをやっていることを自分から言うことはありません。

しかし、私がブログをやっていることに気付いて下さった心ある方が、さりげなくアドバイスをして下さることがあります。

このアリストクラットも、前回薄皮が綺麗に剥けなくて困っている件を記載したところ、「水に濡らすと剥きやすくなる」と教えて頂きました。

その方法が実にさりげなく、私に直接言うのではなく、例えば例会の植え替え講習や展示花の解説等の際に、サラッと会員全員に向かって言って下さるので、私も救われます。

そして水に濡らしたら、、、、、本当に綺麗に剥けました!

 そういう訳で、いつの間にか私1人ではなく、多くの方に助けてもらって完成しているブログになっていたのでした!




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 ノドサも頑張ってまだ咲き続けています。

私も頑張ろうと思います。









こちらは片親のディグビアナです。'Shoko'はJOGAでSMを獲った個体で、特に花が大きいです。MCです。

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こちらも片親のグラウカ。低温にも比較的強く、リンコレリアの中でも栽培しやすい部類です。

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こちらはククラータ。花弁が長く、面白いブラサボラです。

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こちらは逆にシンプルでかわいいブラサボラです。

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C. labiata 'Saito'

C. labiata 'Saito'(カトレア ラビアタ 'サイトウ')が咲きました。
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 tipoの古い個体で、リップの広い範囲に色が乗ります。

オープンリップになりやすいようです。

私はこの花も名前も好きです。

 3号鉢ですが、2花茎あがったので、ラウンドして咲かせようと試みました。

が、なかなか上手くいきません、、、、。

ついでに、写真を撮るタイミングまで逸しました。





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 今春、コンポストをバークに替えました。

 そのような根がしっかり張れていない弱った株を強引に整姿すると、かえってリゾームが浮き上がったりして、後の生育や株姿が結局悪くなります。

よって最低限の固定しかせずに、しばらくは株姿は乱れたまま過ごした方が結果が良いのですが、この株はすぐに根が張ってくれたので、ちょっと大胆に誘因を試みました。





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 鉢の側面に穴を空け、そこに支柱で作った小さいピンを差し込み、そこにビニタイを巻きつけて、バルブを誘引してみたのでした。

'Saito'だけに、(本当は関係ありませんが)ある偉大な栽培家の誘因方法をヒントに、ちょっと工夫してみたのでした!


 しかし私がやると、まだまだですね。

もうちょっと支柱も上手に使って、バルブや花茎を更に綺麗に仕立てるべきでした。

 株がまだこんなんなので、早々に花を切り、休止・栽培モードに切り替えていこうと思います。





 さて、そんなゴッドハンドの超絶栽培・仕立て技巧を、私はどこで勉強しているか。

最近は、その多くを蘭展や例会の展示株から学んでいます。

有名な栽培家の株をまだナマでみたことがない方は、できれば1度は実物を観賞されることをお勧めします。

様々な気付きがあって、興味深いですよ。

 さて、そんな私が毎年足繁く通っている蘭展が、なんとタイミング良く来月開催予定です。



 「つくば蘭展ミニ」

 次項有場所: 筑波実験植物園教育棟
     *植物園の入園料310円がかかります

 次項有日時: 11月2日(日)〜9日(日) 9:00〜16:30(入園は16:00まで)
     *11月4日(火)は休園日です



 会期中は栽培相談にも対応しているので、普段困っていることがあったら気軽に聞いてみるチャンスだと思います。



C. labiata rubra orlata 'Mentor'

C. labiata rubra orlata 'Mentor'(カトレア ラビアタ ルブラ オルラータ 'メントール')が咲きました。
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 株の状態がどうもいまひとつで、花はたいして大きくはないのですが、花型は昨年より整った気がして、リップも魅力的な色です。


 更に今回はペタルの先端にちょっとだけ筋が入りそうな、入らなそうな雰囲気が、、、、、





(昨年の様子)
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 今年は昨年より1輪増えて、3輪開花したのですが、いつの間にか散って2輪に。

ちょっと混み合っていたので、ちょうど良い具合にスッキリしました。




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 頑張って咲いてくれたので、一緒にある蘭展へ一歩踏み出しました。



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 他の方の花がどれも良くて、目移りしそうですが、私は大事な思い入れのあるこの88コレクションの1番を大切にしたいと思います。



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C. labiata rosea(marmorata) 'Perola Rubra' AM/RHS

C. labiata rosea(marmorata) 'Perola Rubra' AM/RHS(カトレア ラビアタ ロゼア(マルモラータ) 'ペローラ ルブラ')が咲きました。
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 私が原種カトレアの中で1番好きな個体です。

これを入手してしまうと、私の蘭に対する興味、蘭収集が終了してしまうのではないか、と怖くて手が着けられなかった個体です。

この個体に対する憧れを引きずったまま、いつも似たような花を求めてきました。

そんな日々を過ごしていたある時、私の尊敬する方から譲って頂きました。

その方は気付けばいつも、最初に出会ったときから、私の道を示して下さっているような気がします。



 その時、その場所で、その方でなければ幕を下ろせなかったと思います。

この瞬間、私の蘭人生の第1章が綺麗に幕を閉じて、第2章に繋がったように感じました。



 やっと私は次のステップに進めそうです。


 

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 さて、この'Perola Rubra'ですが、有名な割に意外と情報が少ないように感じます。

この個体は'Cooksoniae'と同様、100年以上前の古い個体で、RHSでAMを獲った個体と聞いています。

確かラテン語か何かで、「Perolaは真珠、Rubraは濃い色」の意味と教わりました。

昔は真珠と同じくらい美しい花とされていた、とかそんなことを言っていたような気がします。


 他のサイトでは、個体名は「赤い鍋」を意味し、リップの色模様から名付けられたのではないかとされているので、そのような由来もあるのかもしれません。


 フォルマはsemialbaとされることもあるのですが、花弁にはっきり色素が乗るのでrosea(バラ色の意)やmarmorata(雑色の、大理石模様の意。セパルとペタルは淡い桃色系の模様が入り、リップも同色で、中央部分は赤藤色と白色の部分があり、リップの内部には黄色の脈が入る)あたりが妥当です。


 この'Perola Rubra'にはMutant個体もあり、時々見かけます。

そちらは花型がより丸くなっていて、現代風の可愛い感じです。

歴史的価値のあるこの花も、Mutant個体もどちらも非常に魅力的な花です。





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 実はこの株、ちょっとスゴいんです。

なんと2号鉢で咲いてます!


 今回は根鉢を作って、株を作りこむ準備をするつもりだったので、花を咲かせようという気はなかったのですが、、、、

2号鉢でカトレアを咲かせたことが今までなかったので、自分でもびっくり。

古い根を整理し、思い切ってコンポストも変えたので、作落ちしています。



 2号鉢で咲かせることがどれくらいスゴイことかって?

それは下の写真をご覧下さい。

勇気を持って、ある蘭展に出展してきました!






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(ジャーーーンッ!!!)

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 元の持ち主の方も、(この姿に)ある意味言葉を失ったかもしれません、、、、

 しかし、根がどうにか回ったので、これからはもう大丈夫だと思います。






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 植え替え直後は正常な根が少なかったので、十分に日光にも当てられず、固形肥料はもちろんやらず、毎晩トップドレッシングや奥田さんの亜リン酸の液肥やバイオゴールドバイタルやピータース(Ca) やピータース(9-45-15) 等をローテーションしながらシリンジして、コンポストには液肥を極薄めて与え根を傷めないよう気を付け、乾湿のメリハリをはっきりつけ、されど鉢が小さい分乾かす期間が長くなり過ぎないよう、すごく気をつけて栽培しました。


 ここまでくれば、日光や風にしっかり当てて、新根が動き始めたら鉢増ししていけば、すぐに回復していくはずです。




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 蕾が見えた時、今回花を咲かせるべきか、今回は蕾を落としてエネルギー消耗を抑え、次回の生育につなげるべきか迷いましたが、無性に花をみたかったのと、(こんな姿なのに)何故かその人に見てもらいたかったので、咲かせました。


 台風が来たりしてバタバタしていたら、ちょっと変な位置に咲いてしまい、花茎の誘因も変な感じ(笑)

そんなところが自分らしくて、力が抜けます、、、、



 我が家の環境でも実現可能そうな、4号鉢以下で株のチカラを最大限に引き出す栽培と仕立てや、花に関する知識の探求と、私の第2ステージはやることが一杯です。

そういう訳で、私はこんなところで脱力してる場合ではないのでした!

 今日からまた心を入れ替えて頑張ります!




Gchls. japonicus(カシノキラン)

Gchls. japonicus(ガストロキラス ジャポニクス)(和名;カシノキラン)がもう1回咲きました。
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 前回(6月末)アップしたので、また記事を書こうか躊躇したのですが、この時期に咲いたのは初めてなので、記録として残しておこうと思います。


 前回、いつもより花茎数が少ないなぁ、と残念に思っていたら何故かこの時期に遅れて咲いてくれたのでヨカッタ?です。

 やっぱりこの蘭は、今回もちっちゃい虫の幼稚園児みたいです。

この可愛さ、反則のヤツや、、、、



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 あの小株からも咲きました。

あんな小さいのに咲くもんですね。



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  ところで、先日、チンチン電車が走る、あの街に行ってきました。




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 どこまで乗っても1回120円(以前は100円だったのに値上がりしたみたい)で便利なのですが、普通にこんな道路の真ん中を走ってますからね、ちょっと怖いですよね。

あの電車の走行ルールが私には未だによくわからなくて、この街では私は絶対車の運転は出来ないです。



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 そして、チンチン電車には様々なタイプがあります。

私はやっぱり昔馴染みの、緑の古いヤツが好き。



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 白に赤線タイプもレトロで好き。

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 何故この街に来たかというと、くんちというお祭りを久々にみたかったからです。

 くんちとは、厳密には諏訪神社に祀られている三体の神体が、諏訪神社から御旅所(おたびしょ)という海の側の会場に下って、後日再び本宮に上るという神事らしいです。

でも、簡単に言うとお祭りです。



 そのくんちの際に、諏訪神社の氏子にあたる長崎市内の各町が、演し物と呼ばれるさまざまな出し物?(正確には演目・奉納踊というようです)をやるのですが、それが楽しくてなんだか好きなんです。

 町の数が多いからか、各町の演目は7年に1度しか見れません。

よって、毎年違った演目が見れるので嬉しいのですが、好きな町の演目を見るには7年待たなければなりません。


 今回私は、観光客が立ち見で参加できる御旅所(おたびしょ)で見ました。

本当は諏訪神社で見たかったのですが、抽選制なので、、、、、


 

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 これ130〜150kgくらいあるそうで、すごく重いのですが、担ぎ手は1人で持って、グルグル回したりします。

その時に会場から皆で「ヨイヤー」っと言います。



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 しっとりした出し物から、ダイナミックなものまで様々です。

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 この手前のちょっと小太りの係の人が合図して、「モッテコーイ」とか「ショモーヤーレ」とか音頭をとってくれるので、初めて参加した人でも一緒に掛け声を掛けたりして、会場に一体感が出ます。

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 山車が重いので、これをグルグル回すのは大変そうで、端の人は遠心力で宙に浮いてました。

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 今年の龍踊り(じゃおどり)は五島町が担当した為、双龍でした。

龍踊りが双龍だと、何故か得した気分になり、テンションが上がります!


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 こうやって年配者の指導のもと、若者が一生懸命やってくれるので、見ていてスッキリするというか、妙な感動がある祭りなのでした。

 出し物が終わると、同じ町内の年配の方々が「今日の出来が今までで1番良かった」と労ってくれていて、地域は異なりますが私も町内会でそのように育ててもらったので、その光景をみてまたほっこりするのでした。


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 少し時間があったので、街をちょっと散歩してきました。

こちらは眼鏡橋。

あの橋の真ん中からお金を落として、あそこのところに乗ると幸運になれるそうです。

ちょうど観光客らしき人達がやってますね(笑)



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 私が尊敬する坂本竜馬もこの辺を歩いたのかと思うと、嬉しくなります。

こちらは出島(再現)です。


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  ここへ来るといつも寄るお店があります。

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 江山楼というところのちゃんぽんです。

リンガーハットも普通においしいですが、江山楼は2倍くらいスープが濃厚な気がして、でも全然くどくなくて、何とも言えない美味しさです。


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  雨が多いと言われるこの街ですが、この日は台風一過のよく晴れた日で、稲佐山方面も綺麗に見えました。

あそこから見る夜景は、派手さはないものの情緒があって、個人的に好きです。

いつの間にか世界新3大夜景になったそうで、のんきな街の人たちもびっくりしたことでしょう。


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 坂の多いこの街に帰って来ると、やっぱり無性に嬉しくなります。

 こちらはオランダ坂です。

 特別な坂ではありませんが、昔この上に教会があって、日曜日の礼拝の際、オランダさんがよく通っていたからこういう呼び名になったそうです。


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 そしてこの日も大浦天主堂は綺麗でした。

私が1番好きな教会です。


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 帰路の飛行機の窓から関東の夜景が見えるころ、小さくため息を吐き、ポッコリ出来た心の空間に、「よしっ、また頑張ろう」とすかさず気合いをチャージするのでした。

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 そして、またいつもの日常へ。

また、蘭を頑張ろうと思います。



秋の洋蘭展2014(その3)


 3回にわたってレポートしてきた、東京原種カトレヤ研究会主催の「秋の洋蘭展」、今回でラストになります。

最後は原種カトレヤ以外の、私が好きそうなやつだYO−!



【ファレノプシス部門】

Phal. bellina

ベリーナとビオラセアは交雑していることが多く、もう見分けることは困難です。なので名札に従います。この種は葉っぱも綺麗で観賞価値があると思います。元気そうな葉をみると嬉しくなりますよね。
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Phal. violacea alba
アルバ個体なのに展開が良くて綺麗でした。
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Phal. (Botris × violacea) 3Lips?
この美し過ぎる交配は、確か今年5月のサンシャインでも見たような気がして、遡って調べてみたらPhal. (violacea × Be Tris) 'Big Grand'という個体があり、多分同じ交配??濃色トリラベロにヤラレタ。不定期咲きなのか、咲いたり散ったりしながら長い期間咲いているのかよくわかりませんが、花の少ない時期にこんな花が咲いたら嬉しいですね。
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Phal.(旧Dor.) pulcherrima
この花好きなんですよね。ところでこの花って基本的にトリラベロなんでしょうか?この個体もちょっとだけトリラベロ?なんかトリラベロが多すぎて、むしろ普通の個体の方が珍しいのかなってくらいトリラベロが、、、、、
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Phal. pulcherrima
はりきってトリラベってる個体。
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Phal. pulcherrima champorensis alba
アルバでトリラベるという大技。
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Phal. equestris × Phal. pulcherrima
魅惑的なファレノプシス同士の交配。リップが巻いてますが、やっぱりトリラベられており、色も濃くて綺麗です。
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【デンドロ・その他部門】

Den. sanderae luzonicum

やっぱりデンドロのサンデレーは綺麗です。初めて見た時の感動が、やっぱり今も色褪せずに蘇ります。
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Den.bracteosum
この個体はどうも珍しいキメラ株のようで、今回は白花だけだったようですが、時に赤花が数輪混じったりするそうです。株分けしたりするとその傾向が顕著に出現するのだとか。なので株分け禁止なんですって。どうしてそのような現象が起こるのか不思議ですが、面白いですよね。
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Epi. melencparhyren??
ラベルが読めず、申し訳ないです。綺麗色のエピデンでした。
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Lanium avicula
こういうの、無性に好きなんですよね〜。つい写真を撮ってしまいますが、だいたいピンボケして上手く撮れません。こういうのは自分で栽培するといつの間にか枯れているタイプの蘭ではないかと思うので、私は蘭展で楽しむようにしています。
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Dimorphorchis rossii
途中から花の色が変わっている、1株で2度オイシイ蘭。
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Peristeria elata
別名pigeon orchid(ハトラン)と呼ばれ、花の中に鳩がいます。一瞬分かりにくいのですが、多分両手を掲げて、オバQのような顔をしたアイツのことだと思います。割と珍しい蘭のようで、長い年月(10年とか)をかけて栽培し、やっと開花するようです。ベテランの方も今までに2回しか見たことない、って言ってました。
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 以上、東京原種カトレヤ研究会が主催する「秋の洋蘭展」の特集でした。


ここで嬉しいお知らせがあります。

なんと、次回の蘭展も開催予定とのことです。


 次項有開催場所: 江戸川区総合文化センター

 次項有開催日時: 2015年 6月12〜14日


 今回は9月の開催でしたが、次回はなんと6月開催予定。

場所は今回同様のようで、日時は開催が近づいて詳細が決定次第、再度お知らせがあるではないかと思います。

 9月は蘭展やイベントが少ないですが、6月も少ない時期ですよね。

花が少ない、この時期に挑んでいくことは勇気の要る決断だと思いますが、蘭、特に原種カトレヤの世界にまた新しい風が吹くと思います。

今回とは全く異なる時期の蘭展になるので、ラインナップもガラリと変わると予想され、ちょっと目が離せないです。

夏咲きの原種カトレヤを勉強できる機会なので、今から楽しみです。









ビオラセアの珍しいディープピンク。

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こちらはセルレアインディゴ。

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プルケリマのアルバでトリラベってる業物。

Dor.pulcherrima var. alba-aquinii ドリティス プルケリマ アルバアキニー TIZR-80041【現物品】

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デンドロのサンデレー ルゾニカム。これも良い花です。

デンドロビューム サンデレー ルゾニカムDen.sanderae var. luzonicum【花なし株】

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秋の洋蘭展2014(その2)


 今回は、前回の続きとして、ラビアタの様々なフォルマを特集しました。

このブログを見て下さっている多くの方が、自分の好きな形や色、何か新しい発見や再認識ができたら幸いです。

昨年の私がそうだったように、きっともっとラビアタを好きになるはず、、、、。



C. labiata semialba
嫌みのないセミアルバで、個人的には好きです。ラビアタのセミアルバには、 'Perola Rubra'のようなイチョウ型のリップと、'Canaimas'のようなフリル型のリップと、'Cooksoniae'のような中間型のリップがあり、どれも甲乙つけがたく、だから全部好きなんです。
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C. labiata semialba 'Carolina'
こちらはなんかフレッシュな感じのフリル型のリップを持つ個体。
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C. labiata semialba 'Canaimas'
やはりこの花はイイですね。色彩も展開も良くP幅もあり、洗いたてのようにパキッと白くて、カッコイイ!の一言でした。
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C. labiata 'Pixy'
私が今回秘かに期待している花。花型は悪いですが、5弁に筋が入りそうな雰囲気があり、今後どうなるか楽しみな個体でした。
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C. labiata semialba 'Cooksoniae'
私が生まれるずっと昔、蘭を英国に運んだというクック船長の名を冠した、記念品的プラント。随分と古いsemialba個体で、完全なセミアルバかどうかは疑問もありますが、現在でもやはり銘花です。
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C. labiata rosea 'Perola Rubra'
こちらもクックソニエと同じくらい古い、昔でいうsemialba個体。花弁に色素がはっきり入るので、フォルマはroseaやmarmorataあたりが妥当と思います。
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C. labiata amesiana
綺麗色のラビアタ。こういう曖昧な色やコンカラー等の優しい色は日本人受けが良いんですって。
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C. labiata amoena 'Fowleiana'
有名な個体のOGとのこと。MCはたくさんありますが、OGは割と少ないみたいです。私も多分初めて見ました。
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C. labiata concolor 'Pastel Queen'
なんて優雅な色彩なのでしょう、と思わず言いたくなる個体。この会の女性陣を象徴するような、優しい花です。
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C. labiata labeloide 'Conto de Vigario'
こちらはこういう展開しきらない、確かラテラルセパルがリップ化したlabeloideという珍しい個体です。このようなレア個体をコレクションし、きちんと開花させて展示できる方は、かなりマニアックで実力者だと思います。
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C. labiata mosca 'TN'
花が大きく、展開も良かったので存在感があり、非常に蘭展映えしていた個体。かなり優秀な個体ではないかと思います。ステムが強いのか、仕立てが上手いのか、ちょうど良い位置に整然と咲いています。
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C. labiata select 673
セミコンカラーのような花でした。白抜けしたリップに濃い紫と奥の黄色、縁取りのピンクの色彩のバランスが良いので、綺麗に咲かせればレベルの高い個体だと思います。
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C. labiata concolor 'Nobuko'
ラビアタのコンカラーを代表する個体。確か関西のS氏の愛妻の名を冠した個体名。結構弱い株だそうです。
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C. labiata coerulea
青がかすり状に入った個体。
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C. labiata coerulea 'Blue Flag'
青がソリッドに入った個体。レベルの高い個体だと思います。
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C. labiata coerulea 'Blue Storm'
青がソリッドで、さらにかなり濃い個体。リップに限らず、花全体がフワッフワで青みがかっていて、超絶幻想的でした。今回のラビアタではどれもそれぞれ良かったのですが、特に'Orlando'、'Suspensorio'、alba'Brazilian Queen'、alba'Maceiro'、s/a 'Canaimas'、mosca 'TN' 、concolor 'Nobuko'、coerulea 'Blue Storm'、次のcoerulea 'Junior'は個人的に非常に良いと思いました。その中でもこの個体は1位でしょう。
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C. labiata coerulea 'Junior'
ちょっと暴れて咲いてますが、この個体の青は他とは異なり濁りのない青で、リップも大きかったのでインパクトがありました。
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 ここからはジェンマニー部門です。

ジェンマニーはラビアタより少し遅れて咲くので、今回出展株数は少なめでした。

ラビアタに比べるとペタル幅が狭いですが、香りが非常に良くて、輪数も多いので、私の好きな原種カトレヤの1つです。

レベルの高い個体を2つ厳選しました。



C. jenmanii coerulea 'Caballero'
ジェンマニーのセルレアは個体数がまだ多くなく、濁ったようなボヤっとした青がかすり状に入る個体が多いですが、この個体は見たことないくらい綺麗に青が入るセルレア個体でした。
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C. jenmanii concolor 'Canaima's Sumaggler'
ジェンマニーのコンカラーも貴重な色彩で、これも美しくて高価な個体でうっとりします。ですが、最近あちこちで見かけるようになってきました。この頼りなくて儚い美しさは守っていきたい。
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 ここからは交配種部門です。

もっとたくさん出展されていたのですが、私の気になったものをこれまた2つだけ厳選。



(Rlc.)S.O.A 40th.Celebration×C.Mini Song 'Petite'
どことなくレトロな色彩の組み合わせなのに、色の入り方はファンタジアチックで新しい、惹かれる個体。香りを確認し忘れてしまいましたが、こういう花って臭い香りはしなさそう!
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C. Minuet
C. lundii × C. coccineaという惹かれる交配。こういう系統や、ノドサ系の交配種など、私と同じ好みの花を栽培されている方は、きっと自分と趣味が合うんだろうな、仲良くなってみたいなと妄想します。

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チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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