24/10/23(水)NHK総合で「熱中時間のあとしまつ」が放送された。20年前に6年間放送されていた『熱中時間 忙中趣味あり』の続編という内容で番組が紹介した熱中人の莫大なコレクションをどう処分するのかを追う番組だ。
当時この番組を観ていてヘリコプターのコレクターが「夢は博物館を建てて展示したい」みたいなことを語っていたのが記憶に残っている。
参考: 熱中時間のあとしまつ
https://www.nhk.jp/p/ts/QG2W65QKLK/
番組内で個人の消防車コレクションが茨城県ザ・ヒロサワ・シティ「ユメノバ」内に移管され「消防自動車博物館」としてオープンし本人が館長として勤めている姿が紹介された。
参考:消防自動車博物館
https://rescue6926.wixsite.com/jfem
また蜘蛛の網(巣)コレクション約2000点は「姫路科学館」に引き取られ学術資料として保管展示貸し出しされていると言う。
参考: 姫路科学館・常設展示
https://www.city.himeji.lg.jp/atom/jousetu/index.html
今回生前贈与を願っている熱中人は将棋の駒を彫る趣味の男性で、しかも木材の樹の種類を毎回変えているので木材コレクションも兼ねている。
NHKが将棋や木材と関連する団体に膨大な将棋の駒の引き取りを打診したが、その量の多さに即断できず結局ザ・ヒロサワ・シティ「芸術の森 分館」彫刻の部屋に飾られることになった。唯一性があり、美術や科学的に意味のあるコレクションであれば引き取り手は現れるだろう。
自分も趣味で色々とコレクションしている。カセットテープ、βビデオカセット、VHSビデオカセット、MD、DAT、BD-REといった記録媒体、CD、LD、DVD、BD、UHBDといったパッケージソフト、キャラクターグッズ、コミックスやゲームソフトなどそれなりの量があるが、私は整理整頓が苦手で何がどれだけあるか把握していない。(^_^;;
自分が死んだら遺族にとってはただのゴミとなり捨てられるかリサイクルショップに二束三文で売られるしかないのだろうと思うと悲しくなった。なかなか罪作りな番組だ。
その点デジタルデータは場所を取らないしOSやアプリが整理してくれる。死んだらパソコンとスマホを初期化してくれれば良い。これはこれでスッキリする。これからCDよりハイレゾデータをダウンロード購入するのが良さそうだ。