2023年1月から放送されたアニメの中では『お兄ちゃんはおしまい!』が一番面白かった。久々にハマり毎話DMR-ZR1で録画、VPL-VW255で100インチスクリーンに投影、CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成で視聴していた。
数年後には何故ここまでハマったのか自分でも忘れそうなので思いつく理由を書き残しておこう。
参考:自由で平和な日本の脱ー社会的作品『お兄ちゃんはおしまい!』
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20230317/1679061600
まずアニメ版のキャラクターデザインが可愛い。正直言って原作漫画より好みで、そのキャラクターのイメージと声優の声が一致しており違和感が皆無なのも嬉しい。
OPとEDアニメはヌルヌル動き見どころが多い上に楽曲にピッタリ合っている。楽曲は電波ソングぽく中毒性が高い。本編のBGMも良く日常系アニメとしての作品をしっかり支えている。
参考:作画祭りが凝縮された最新作『お兄ちゃんはおしまい!』
https://kai-you.net/article/86063/page/3
本編の作画は質が高く12話通して安定していて不満を感じる回がない。パステル風な色彩は少し色が淡くファンタジーな世界観に合っている。一方で背景美術の情報量は多く作り込みが半端ない。おざなりのアニメ化でないことが一目で分かる力の入れ方だ。お陰で何回観ても飽きることがない。
まひろの女の子生活初体験がHow toアニメになるほど日常描写が細かく丁寧に描かれており勉強になる。一方で登場人物全員が優しい世界なので日常ファンタジーとして視聴中に人間関係でストレスを感じること無く笑顔で観ていられる。
不自然な湯気や謎の光が入らないサービスシーンは品が良い。一方で兄妹愛や女の子達の友情を描きほんわか心を温かくする作品全体のバランス感覚が絶妙だ。
参考:「離脱勢は知らない」最終回が良かった2023冬アニメ・3選 「最高だった」「リコリコ以来かも」
https://magmix.jp/post/151323
『きんいろモザイク』『ゆるゆり』『ご注文はうさぎですか?』等きらら日常系アニメが好きでも感情移入できるキャラがおらず覗き見ストーカー気分で鑑賞するしかない。その点『おにまい』は男性視聴者が緒山まひろの視点で物語に関わり感情移入出来る。この点が魅力だ。
『らんま1/2』の様に女性キャラと男性キャラで声優を2人割り当てるのかと思ったら1人で両方演じているので、まひろの可愛さを損なうことはなく上手な演出だ。
配信によるキャストトークやツイッターを使った感想やイラスト投稿等、今では当たり前のSNS利用の人気アップの施策も「認知的不協和音」を解消し一掃ハマる効果アップさせている。お陰で木曜深夜は24:00のMXテレビ、24:30のBS11とリアルタイムで2回連続視聴して感想を呟いてから寝ると言う恐ろしい生活習慣が身に付いてしまった。
参考:【2023年冬アニメおススメ3選】「お兄ちゃんはおしまい!」──このアニメをリアタイで観れたことを永遠に誇りに思うことだろう!【EXILE/FANTASTICS世界が語るアニメの世界!第1回】
https://akiba-souken.com/article/61570/
『おにまい』のBD-BOX上巻は23/04/19(水)発売だがアマゾンで予約したら4/24(日)にやっと届いた。どれだけ人手不足なのか遅延理由が気になるところだ。
加えて23/04/21(金)には『【重要】AnimeJapan 2023 オリジナルグッズ「キャラファインマット TOHO animation 10 YEARS」配送遅延のお詫びとお知らせ』というメールが届き「お兄ちゃんはおしまい! キャラファインマット TOHO animation 10 YEARS」の送付が5月下旬から6月になるとのこと。メーカーの想定以上の予約が入ったらしいが残念だ。
「ゲーマーズおにまいフェア」「POP UP SHOP 〜パジャマパーティー〜」「カラオケの鉄人のコラボ」「AnimeJapan 2023 オリジナルグッズTOHO animation 10 YEARS」「DMMスクラッチ」「OP,EDの3回購入」と私もせっせとお布施をし続けている。
これなら二期制作もほぼ決まりだろうと勝手に確信して楽しみに待っている。