20/11/25(水)夜ブログを書きながらradikoでTFMを聴こうとMusic Castを起動したところYAMAHA CX-A5100の最新ファームウェアアップデートを行うか尋ねられた。
2018年10月に後継機CX-A5200が発売され、旧モデルであるCX-A5100は19/03/05(火)リリースのVer.2.65でラジオ局データベースサービスが変更されて以来アップデートは行われていなかった。
1年半ぶりのアップデートに期待してすぐに更新を始めた。待つ間アップデート内容を確認したところ「Spotify無料アカウント対応」と記載されている。
参考:CX-A5100 最新ファームウェア
https://jp.yamaha.com/support/updates/cx-a5100.html
2017/01/05リリースのVer.2.04でSpotifyに対応したが、接続可能デバイスとしてCX-A5100を選べるのはPremiumユーザー限定だった。まあFreeだから仕方ないと納得の差別化だったが、何故3年半も経った今解放されたのだろう。
私の勝手な憶測はこうだ。現在Amazon MusicやApple Musicは対応スマートスピーカーを使いスマホを使わず手軽に部屋で音楽を聴くことが出来る。
Google HomeがSpotifyに対応しているが、今後各社間で自社サービスへのユーザー囲い込みが激しくなった場合、自社でハードを発売していないSpotifyは苦しい立場に追い込まれる。そのリスク低減の為、オーディオメーカーとの提携を強化したのだろう。ヤマハとして旧モデルの機能強化に余りメリットはない。Spotifyからの働きかけがあっての対応と考えるのが合理的だ。
Ver.2.85にアップデートされたCX-A5100で早速Spotify Freeを聴いてみた。本当に再生デバイスとしてCX-A5100のRoom1が選択出来るようになった。プレイリストから「日本トップ50」を選んで再生してみる。何曲か再生するごとにスポティファイのCMが入る、選曲が出来ないのは無料版として当然の制限だ。
48kbpsのradikoで聴くより音質が良い。「システムと設定/音質」を見ると”自動”となっていて”他のデバイスで再生する場合”には、オーディオの設定は変更できない仕様だが、標準音質:約96 kbit/秒以上はありそうだ。これなら音楽が結構楽しめる。
参考:システムと設定/音質
https://support.spotify.com/jp/article/high-quality-streaming/
AVアンプの制限は記述されていないがスマートスピーカーと同様に”30日あたり15時間の制限”を超えたら翌月リセットまで再生不可となりそうだ。1か月15時間もあれば私には十分な無料サービスだ。
試しに”あにそん”プレイリストを作ってみたが、メジャーなヒット曲も配信されているから選曲が楽しいし、SPOTIFYが勝手に追加した曲も私の選曲に合った楽曲をちゃんと加えている。楽曲との出会いを広げてくれそうだ。
音楽ストリーミングサービスとして魅力は高まったが、我が家の場合まずはネット回線強化しないと音切れなく安心して音楽を聴くことが出来ないからPremium移行の優先度は低い。(^_^;;