19/01/15(火)19:30〜20:00 BS4K 101にて「にっぽん百名山 富士山」が放送された。富士山の絶景が4K HDRで楽しめるのだろうと期待してVPL-VW255とDMR-SCZ2060で視聴した。
2017年7月に富士山麓北西の青木ヶ原樹海から2泊3日で富士山に登頂する。9合目でご来光を眺め標高3776メートル剣ヶ峰に立つ登山中級者向けのコースを4K収録した番組だ。
参考:「にっぽん百名山 新たなる峰々へ」
http://www4.nhk.or.jp/100yama/
期待通りBT.2020の広色域とHDRでご来光を美しく眺めることが出来た。このご来光を観るため夜中に登る登山者のライトの光を地上から撮影したシーンもHDRらしく明暗が引き立つ。
4Kの解像度で見る頂上火口は迫力満点だ。5合目より上の富士山の光景は岩と小石だらけと殺風景なので前半に樹海を通る構成は正解だ。
登山ガイドさんに「樹海ではコンパスが効かないとは本当ですか」と尋ね、火山岩に含まれる鉄分で方位がずれるのを確認するシーンもあった。樹海という名称の由来となる地表に広がる樹木の根を眺めたり、富士風穴の入口に立ったりと前半の方が観光としては楽しめるシーンが多かった。
2chステレオだが登山の小石を踏みしめる音くらいしか環境音がないので特に不満は無かった。
なるほど雲海を見下ろす絶景を見ると登山を楽しむ人達の気持ちも分かるというもの。苦労して登りこの光景を見た時の感動を味わいたいと思うほどの臨場感が楽しめる番組だ。このシリーズはしっかり録画することにしよう。(^_^)