ソニーがIFAで発表したネイティブ4KプロジェクターVPL-VW5000、VPL-VW535を16/09/06(火)日本でも発表した。
VPL-VW5000の仕様は以下の通り
1) 0.74型4,096×2,160 SXRDデバイス搭載
2) レーザーダイオード搭載
3) 輝度5,000ルーメン
4) HDR対応(Hybrid Log Gammaアップデート対応予定)
5) データベー型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)搭載
6) 18Gbps対応、CEC対応、HDCP 2.2対応HDMI端子2系統搭載
7) 大きさ550.0W×262.0H×880.2Dmm、重さ43kg
8) 16/09/24(土)受注開始予定、税別800万円
価格とサイズ的に高嶺の花で、レーザー光源か普及モデルに搭載されるのはまだ先の様だ。
VPL-VW535の仕様は以下の通り
1) 0.74型4,096×2,160 SXRDデバイス搭載
2) 280W/高圧水銀ランプ搭載
3) 輝度1,800ルーメン
4) HDR対応(Hybrid Log Gammaアップデート対応予定)
5) データベー型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)搭載
6) HDCP2.2 & 4K60p 10ビットの入力信号対応HDMI端子2系統搭載
7) 大きさ495.6W×195.3H×463.6Dmm、重さ14kg
8) 16/10/29(土)発売、税別100万円
2015年10月発売のVPL-VW515後継機が1年で発表された。ソニーも18Gbps未対応のVW515ではJVCとの販売競争に不利と判断した様だ。VW515は税別90万円だったので日銀・黒田総裁も喜ぶ11%値上りのインフレ価格となっている。競争が激しいAVアンプの価格下落を見ると、ソニーがネイティブ4Kプロジェクター市場を独占している弊害とも言える。(^_^;;
デジタルAV機器は機能アップでも価格据え置きという販売形態に慣れているので後継機が値上がりすることに戸惑うが、高性能化に見合った価格付け、と言うより量産効果による値下げが出来ないどころか販売台数減少により製造コストがアップしているのが実情なのだろう。
HDR未対応モデルVPL-VW315(税別75万円)は販売終了しているしネイティブ4Kプロジェクターはプレミアム製品という位置付けになっていきそうだ。そうなると予定より長くVPL-VW500ESを大切に使っていくことになるだろう。
【関連リンク】
『VPL-VW5000』
http://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW5000/
『VPL-VW535』
http://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW535/