「大商談会ウィンター」に行く前に欲しいAV機器をリストアップして物欲を整理していたのは11/22(金)、23(土)のブログの通り。最初はHDMI2.0対応が10.2Gbpsと18Gbps混在状況のデジタルAV機器は今しばらく様子見をして、長く使えるアナログオーディオ機器やアクセサリーを買うつもりだった。
ところがここ数週間関東地方周辺に大きな地震が度々発生したことで考えを改め、今何が一番欲しいかを重視することにした。明日のことは誰にも分からない。1年後の新製品を夢見て待つより、今手に入る製品を1年間楽しんだ方が後悔しない人生を過ごせるだろう。(笑)
各機器の購入時期とこの1年間の稼働率を考えるとAVアンプを優先的に買い替えてハイレゾ音源と9.1chサラウンドを楽しむのが良いと考えた。
11/23(土)はその決心を固める為、2度目のパイオニアSC-LX87視聴会に参加した。「良いと思う」、でも今欲しいという気持ちが起きなかった。SC-LX85の試聴会で味わった様な驚きがないのはスピーカーS-3EX、プレーヤーBDP-LX55とその時よりシステム構成がプライスダウンしているからなのだろうか。
また現在3D BDソフト視聴の度にDMR-BWT3100のHDMIケーブルの差し替えをしている身としてはHDMI2.0未対応のAVアンプを買って今と同じ苦労はしたくない。この時点でAVアンプ買替は無くなった。
一方シュートアウトで2Kと4Kプロジェクターを見比べると4Kには2Kプロジェクターがどう頑張っても追いつけない臨場感がある。どうしても自宅で4Kを観たくなった。我慢は体に悪いので、4Kに買い替えようと決心した。(笑)
SONYとJVCのどちらを選ぶのか。両社のイベントとシュートアウトを観て私が抱いた印象はこうだ。
VPL-VW500ESは、VW1000ESの画質を100点満点としたら80点なら合格!みたいな減点方式の製品作りに思えて浪漫を感じない。ファンノイズ等新筐体採用で今回積み残した項目を改善した後継モデルVW510ES(予想)が来年登場するのが容易に想像出来る。まるで優れた長兄がいる為何かと比較されて損する次男坊という不幸な立場の様だ。
フラグシップモデルの技術を下位モデルに展開し半額までコストダウンしたソニーの努力は理解する。でもコストカットとコンパクト化の為少し画質が落ちても仕方ないよね、というexcuseを聞かされそうで、それが私は嫌なのだ。もしもVW500ESとVW1000ESの発売順序が逆だったらまた印象は変わっただろう。まったく我ながら身勝手な心理だと思う。(苦笑)
DLA-X700Rは、X95Rの画質を100点満点としたら120点を取って追い抜いてやるという気迫を感じる製品作りをしていて感心させられた。同じ20点差でもこの違いは大きい。同一筐体を使った4世代目で、来年のモデルは何をどう改善してくるのか考え付かないほど完成度は高い。
当初DLA-X500Rに買い替えるつもりだった。価格も42万円台と予算的にも現実的だ。ところがx.v.Colorに対応しておらず“Mastered in 4K”BDソフト本来の高画質を楽しめないと分かり、その上位モデルを検討するしかなくなってしまった。
X700Rは66万円台、VW500ESは71万円台と予算的に厳しいものの何とかなる範囲内だ。この2台の価格差が5万円というのが悩みどころだ。あと5万奮発すれば”リアル4K”が手に入ると言うのはAV Phileにとって殺し文句になる。これが10万以上の差があれば、画質的に差は無いのでコストパフォーマンスの高いX700Rを選びましたと自分を納得させることが出来るのだが。
イベントを6つハシゴしながら悩んだ結果、SONY VPL-VW500ESを買った。選択理由はこうだ。
1)プラス3万円で”リアル4K”パネルの将来性を買う。
2)3Dを4Kで楽しめる。
3)3Dメガネが「フルHDグラス・イニシアチブ」互換になり使い回せる。
4)来年以降“Mastered in 4K”BDソフトの充実が期待出来る。
5)アバックから70万を切る価格を提示された。
「今日、この会場だけの価格!」の一言で清水の舞台から突き落とされた。(笑) さてお支払金額を計算しよう。
<- To Be Continued ...
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