1) パナソニック:4K液晶65型スマートビエラTH-L65WT600 10月中旬発売 価格約75万円 HDMI 2.0とDisplay Port 1.2a入力端子装備
2) ソニー:4K×2KプロジェクターVPL-VW500ES 60p色信号4:2:0で入力可能(4:4:4には未対応) 10月発売予定 価格未定
3) ソニー:BRAVIA 65型KD-65X8500A 価格約67万円、55型KD-55X8500A 価格約42万円 10月19日発売 2013年中にファームウェアアップデートでHDMI 2.0対応予定。
4) ソニー:2013年6月1日発売 液晶テレビBRAVIA X9200A、X8500A 2013年内にHDMI 2.0に対応
5) ソニー:2012年11月23日発売 84型4K BRAVIA KD-84X9000 HDMI 2.0対応について年内に案内
6) 東芝:2013年6月下旬発売 Z8Xシリーズ 2013年内を目処にファームウェアアップデートでHDMI 2.0対応を予定
PlayStation 3は2009年9月3日に発売されたCECH-2000からBDのHD音声をビットストリーム出力可能となった。これはハードウェアで実現された機能で古いPS3は対応不可能だった。今回4Kテレビがファームウェアアップデートで対応可能と言うことはハード的には既に2.0仕様になっていることらしい。
その理由は9/7(土)公開の『本田雅一のAVTrends』に書いてあった。”HDMI 2.0は技術仕様面は一昨年にはほぼまとまっており、昨年の秋にはデバイスの準備も整ってワールドワイドでのローンチ(立ち上げ)になる予定だった。”
つまり2012年秋以降に発売されたHDMI搭載モデルはデバイス的には2.0対応になっている可能性があるということだ。ましてや2013年秋発売の新製品はほぼ間違いなくファームウェアアップデートで対応可能になる筈だ。メーカーがサポートを表明してくれれば安心してAVアンプやBDプレーヤーの新製品を買うことが出来る。
一方で『本田雅一のAVTrends』には”年内に登場する4Kテレビも、ほとんどは4Kの毎秒60フレーム伝送時には4:2:0の8bitとなるようだ。”と気になる記述がある。これでは今後発売されるであろうパナソニックのBDレコーダーが4K/60pアップコンバート出力対応になってもMASTER GRADE VIDEO CODING対応ソフトの12ビット諧調を活かしきれないのではないか。
HDMI 2.0対応というキャッチコピーだけではなく色信号12bit 4:4:4対応かどうか注意深く確認しないといけないとは面倒な規格になったものだ。これを知ってしまうとVPL-VW500ESの仕様が残念だ。パナソニック以外からの18Gbps対応モデル発売はやはり来年春以降になるのだろうか。
【関連リンク】
『HDMI 2.0発表。4K/60p伝送の幕開けと少し気になる点』
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20130907_614482.html
『<IFA>「HDMI 2.0」プレスカンファレンス開催、新機能の詳細を説明』
http://www.phileweb.com/news/d-av/201309/07/33673.html
『パナソニック、12ビット収録のBD新技術「MGVC」を開発』
http://www.phileweb.com/news/d-av/201304/10/32810.html
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