まずフォーラム中庭で開催されている「音楽ソフト蔵出し限定市」を覗いてみた。高音質レコード会社10社が出展とのことだが目ぼしいものは既に購入済みだし、目新しいものは当たり外れが分からず手が出しにくい。通販購入ですっかりリアル店舗での買い物スキルが落ちたようだ。ググってカスタマーレビューを読みたい気分になった。(苦笑)
12:00〜13:00 G405:ナスペック 角田郁雄氏
ジョセフオーディオ パースペクティブというスピーカーの試聴会を行っていた。角田氏はプレイバック・デザインズ社のSACDプレーヤーMPS-5を大変褒めている。CDのPCMをDSD変換してアナログ的な音で聴くことが出来る上にオリジナルPDFAS回路で高精度クロックは不要と言う。FPGA採用で将来的なアップグレードも保証しているというのだからLINN DSと同じ設計思想のようだ。USB DAC機能はあるがネットワークプレーヤーにならないのが残念だ。確かに余韻と響きが美しい音だ。
13:00〜14:00 G604:リンジャパン 山之内正氏
こちらは例年通り満室と大人気だった。山之内氏は自宅でDS3台とNAS6台を愛用していると言う。そのうちの1台のNASを持って来たら英語名のフォルダと日本語名のフォルダでフォーマットの違う同名曲が保存されていてデモの時に探すのに苦労していた。(汗)
バッファローの技術者からNASやハブにノイズ対策のテープを貼る様アドバイスをもらったことやLANケーブルは短い方が良いと言う話が聞けた。
14:05〜14:50 G701:デノン 藤岡誠氏
ハーマンの潮晴男氏の講演が満員で入れなかったので急遽第二候補のデノンに向かった。こちらも立ち見エリアも満員で大盛況だ。PMA-2000REとDCD-1650REでEPICON6を鳴らしていた。藤岡氏は1650REのDA変換とS/Nが良くなったと評価していた。
「オーディオはこれで十分だ。」と褒める一方でハイエンドモデルについては「金が掛かりすぎる。脱税でもしなければ買えやしない。」と言ったり「オーディオ愛好者層の新陳代謝を進めなくてはいけない。でも日本はこの20年間貧乏になっているから無理か。」と悲しいことを言ったりと口の悪さに磨きが掛かっていた。(苦笑)
15:00〜16:20 G503:フォステクス 麻倉怜士氏
アキュフェーズDP-700、C-2820、M-6000×2台でGX250MGを鳴らしていた。担当者が廊下に出されてしまうほど大人気の満室となっていた。GX250MGになって私が気に入ったのはユニットフレームの色がやっと統一されたことだ。しかも純マグネシウム振動板と同じカラーなのでスピーカーユニットが映える。(笑)
麻倉先生の講演が予定より30分弱伸びて16時配布のTAD整理券を入手出来なかったがサービス精神旺盛な方なので仕方ない。(笑)
16:30〜16:50 G404:タイムロード 山口孝氏
デンマークRaidho Acoustic(ライドーアコースティック)のS2というスピーカーの試聴会を行っていたが使用する曲はポルトガルのファドだけと非常に個性的な内容だった。
17:10〜17:50 G402:ハーマンインターナショナル 藤岡誠氏
TADの整理券が無いのでG410ロッキーインターナショナルの潮晴男氏の講演を聞こうと向かったらうっかり反対方向のG401CECに入ってしまい1曲聴いてきた。(笑) G410へ行ったら講演会をやっていなかったので予定変更、14時に入れなかったハーマンに入った。DD67000の試聴を行っておりいい感じで鳴っていた。
すっかり口の悪いオーディオ評論家というキャラで売っている藤岡氏は「日本メーカーによる3本足トランジスターの生産が今年終了しました。音の良いローノイズタイプが入手出来なくなり来年から発売される半導体アンプは音が悪くなるでしょう。これにより中古のアンプが値上がりするかもしれません。」といった暗い情報を提供してくれた。(汗)
18:00〜18:55 G602:エソテリック 三浦孝仁氏
新製品プリアンプC-02とP-02、D-02、A-02、G-01でTANNOYキングダム・ロイヤルを鳴らしていた。ステレオサウンド社High Resolution Master Sound 02の発売が予定されており収録曲のSACD盤を聴いた。同じくグレン・グールド「ゴールドベルク変奏曲」のガラスCDも使用された。
さて明日は今日回れなかったメーカーを聴いて回ることにしよう。
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