各誌とも「秋の新製品」特集号なので、発表前に雑誌社には情報が提供されていると改めて認識した。「フォトテクニックデジタル」の別冊付録:長野博文mini写真集「ふたり」と「アサヒカメラ」の「Nudeの探求」が気になったものの、どの新製品記事もメーカー提供の情報を読み易くしているだけなので一番安価な雑誌で良いと『カメラマン 2012年 10月号』を買った。私的に読んで興味深かった記事は以下の通り。
P034:新製品紹介&インプレ
1)ニコンD600
2)キヤノンEOS 6D/PowerShot G15/S110
3)ソニーα99/Cyber-shot DSC-RX1
4)ペンタックスK-5 II/IIs/Q10
5)オリンパス PEN Lite E-PL5/OLYMPUS PEN mini E-PM2/STYLUS XZ-2/M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro
6)フジフイルムX-E1
7)パナソニックLUMIX G5
8)シグマDP1 Merrill
インプレではD600は”バカ売れは必至だろう”、6Dは”結構なヒットになる予感がする”、α99は”バッテリーの保ちが悪い”とコメントされている。
E-PL5は”中身はほぼOM-D E-M5”とのことだがボディ内手ぶれ補正は5軸対応ではないのは残念だ。E-PM2は液晶モニター固定式のE-PL5といった機能画質とのことで、そのコストパフォーマンスの高さに驚かされる。
S110とS100の高感度(ISO6400)の等倍比較では”大きな違いを発見することはできなかった”とのこと。S110が4.2万円、S100が2.9万円ならば型落ちのS100を選ぶ選択肢もありえそうだ。
P080:100万人の疑問&謎とことん追求…
Q「ロンドンオリンピックでのキヤノンとニコンシェア争い。正直な話、どちらが優勢だったのでしょうか?」に関してロンドン五輪タイ公式カメラマンが回答しており実態が分かって納得出来た。
Q「35mm判フルサイズセンサーこそ最強?」についてはニコンD4とオリンパスE-M5の解像力が同等レベルとサンプル写真を撮って答えている。
Q「エリアAFの端の測距点は精度が低い?」の答えが「ほとんどのケースでアナタが悪いだけです」とバッサリ切り捨てているのには笑ってしまった。
特別付録の「センサーダスト作例集」も普段は誌面を飾らない写真だけに面白い。
P091:どっちのパンケーキ・レンズショー!!
キヤノンEF40mmF2.8STM、ペンタックスDA40mmF2.8Limited、オリンパスM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8、パナソニックLUMIX G20mmF1.7といった単焦点パンケーキとキット標準ズームレンズの画質を比較しており興味深く読んだ。G X VARIO 12-35mm/F2.8購入後G20mmF1.7を使わなくなっていることを反省させられる内容だ。(汗)
9/21(金)の記事は本屋へ行けないまま書いたので”来月発売のカメラ雑誌が楽しみだ”と締めくくったが実際には10月号でかなりの新製品情報が掲載されていた。(冷汗) 11月号からは使用レポートの内容で購入雑誌を決めることになりそうだ。
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