予想以上に「キャラホビ2012」を検索キーワードとしてアクセスしてくる方が多いので、多いキーワード順に【詳細版】を書いていこうと思う。まずは「境界線上のホライゾンU」だ。当然の様に撮影録画録音禁止なので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
3) 14:30〜15:10 境界線上のホライゾン キャラホビ2012トークショー
トークショー開始と同時に御広敷のコスプレをした白石稔(御広敷・銀二役)が登場。MCの白石氏がオリンピックにあやかった「極東五輪 男子個人決勝戦」を行うと説明して選手入場を宣言し、名前を読み上げると福山潤(葵・トーリ役)、平川大輔(ノリキ役)、安元洋貴(弘中・隆包役)、川原慶久(ペデロ・バルデス役)各人が行進してステージ上に現れた。
着席後に自己紹介があり演じるキャラクターがスクリーンに映し出された。最後に4キャラクターが着席順に表示されたところで川原氏が「弘中・隆包とペデロ・バルデスの絵が逆になっている」と指摘した。川原氏は「俺はこんなゴッツイ役演じていたっけと思った」と笑い、安元氏も「いつ弘中が金髪になったのかと思った。自分は金髪だけどね」と笑った。
アフレコ現場ではキャストが20数名もいて1回で全員入れないのでA・Bパート入れ替え制で収録しているとか、皆の体温でスタジオがすぐ暑くなってしまうので途中でクーラーを入れ直す必要があるといった収録苦労話が披露された。
福山氏は「Uでは皆が頑張ってくれるのでトーリと同じ心境で気楽に見守っている」と言えば第二期から参加したメンバーからは「福山さんにはホライゾンの世界観から収録時の立ち位置まで色々と教わり第一期からの20名の中にスムーズに参加することが出来ました。」といったトーリ並みの人望があることが明かされた。
白石氏から「競技に掛ける意気込み」を聞かれ川原・安元両名とも「間違われないよう存在感を示したいと思います。」とアクシデントをしっかりネタにしていた。
1回戦は「お絵描き」でスケッチブックが渡され福山氏はハッサン、平川氏はネンジ、安元氏はコボルド(犬鬼)、川原氏はミルトンを描くように指示された。一番早く書き終わったのは平川氏だった。川原氏はちゃんと3本足を描いており、安元氏は「目を黒く塗ってしまったのでまるでしゃれこうべに見える」と反省、平川氏は時間があったので「丸いネンジとばらばらになったネンジの2枚を描いてみました」と言う。福山氏のハッサンは劇画調で強面になっていた。
正解のイラストでも丸いネンジとバラバラになったネンジが描かれていたことで平川氏が優勝。スタッフが作ったという金メダルを掛けてもらいメダルを齧る真似をして会場を笑いの渦に巻き込んだ。4人とも予想以上に絵が上手く感心してしまった。
2回戦は「ヒヤリング」。第二期で使われた効果音がどんなシーンで使われたのかを答えるというもの。コミカルに作られた擬音なのでとにかく分からない。白石氏が次々とヒントを出して福山氏が1つ目は「ホライゾンのアッパーカットをもらったトーリが飛んで行く音」、2つ目は「女性キャラ(名前失念)のボインがこぼれ揺れる音」と連続して正解して2ポイントリード。正解シーンを見て「トーリはしっかりボカシを中心に回転して飛んで行くんだ」という声が出演者から漏れた。
白石氏は「3つ目はボーナス問題です。正解者には100ポイント差し上げます。」との説明があり、これを川原氏が「胸の谷間に挟んだ手紙を抜き取ろうとして失敗した音」と正解して逆転優勝。福山氏が「銀メダルはないの?」とぼやく結果となった。
白石氏が「本当は4競技を準備していましたが時間が無くなったので、最後におみくじで総合優勝者を決めます。」と言い4名茫然。白石氏が冗談で「私の名前のくじも入れていいですか?」と4人の許可をもらい入れてから福山氏におみくじを渡した。福山氏がくじを引いて白石氏に渡したところ、それを見た白石氏がステージ上で崩れ落ち「もう1本引いて下さい」と懇願したが全員「それでいいから名前を読み上げて」と急かす。
白石氏が「総合優勝は白石稔さんです。」と発表すると会場大爆笑!白石氏が「まさか入っているくじ全部が私の名前じゃないでしょうね?」と疑問を呈したので5人が頭を揃えてもう1本引いたところちゃんと別人のくじが出た。福山氏がMCを担当して「ドーピングの疑惑も晴れましたので改めて優勝の喜びの声をどうぞ。」とマイクを振れば、白石氏は顔を真っ赤にして汗かきながら「皆さんとのチームワークの勝利です。」と優勝者コメントを話してオリンピックは終了。
「TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック Vol.2」発売の告知があり、出演者から「ボインの効果音も入っているの?」との質問が出れば白石氏は「収録されていなかったらランティスに文句を言いましょう。」と笑って答えていた。
最後に4人が一言ずつコメントを語り福山氏は「最終回は普通のテレビアニメの4話分のボリュームを盛り込んでいますので楽しみにしていてください。」と話した。白石氏が「選手退場!」と宣言して5人がステージ袖に捌けてイベントは終了した。
第二期放送中ということで今回のステージでは一番の集客力を誇っていた。私は変に五輪パロディにこだわりつまらない競技をやるよりは普通にトークショーをやってくれればいいのにと思っていたが、そんな懸念を吹き飛ばす大いに笑えるステージとなった。とにかく5人のチームワークの良さとアドリブを含めた会話の巧みさが光った楽しいイベントだった。
金メダルを掛けてもらった時のメダルの見せ方や優勝コメント等はしっかりロンドン五輪の金メダリストの物まねとなっていて笑わせてくれるし、楽屋での打ち合わせで「もし白石のくじが出たら受けるよねー」と言っていたことが現実となってもしっかり機転を利かせその場を大いに盛り上げて終わらせる芸達者ぶり。プロのステージを見せてもらい観覧していたファンは全員大いに満足したことだろう。