HP 27f 4K ディスプレイで等倍比較をしたが、まずレンズフィルターの色被りの有無をテストが優先と判明した。
「タムロン35-150mm F2-2.8 Di III VXD」を使用し「KANI ND2-64 バリアブル 82mm Sidepole」と「Kenko ZX IIプロテクター 82S [保護フィルター 82mm]」の2種類のフィルターの色被りの有無を比較してみた。
モデルは等身大Tedくんぬいぐるみにお願いした。手持ちで同じ条件になるよう撮影したが構図が微妙に異なることとポートレート撮影時の露出補正:+0.3そのままというのはご愛敬だ。(^_^;;
テスト前はフィルターの色被りを最小限に抑えたというセールストークとカメラのホワイトバランス機能を信じ、殆ど差は無いだろうと予想していた。
フィルター使用:なし 焦点距離:50mm 露出:F2.2 露出補正:+0.3 1/50秒 ISO 640
フィルター:Kenko ZX IIプロテクター 82S 焦点距離:50mm 露出:F2.2 露出補正:+0.3 1/50秒 ISO 500
フィルター:KANI ND2-64 バリアブル 82mm Sidepole 焦点距離:50mm 露出:F2.2 露出補正:+0.3 1/50秒 ISO 1000
一目見てNDフィルターの色被りが分かる。フィルターなしが一番目で見た時の色合いに近いが、ケンコーも殆ど違いはない。問題はカニでテッドくんが少々アルコールを嗜み赤くなっている様だ。
商品タグは白く写っているからWBは正しく動作しており、この色が正しいと認識したと考えられる。プロテクター用途とは異なり減光するNDフィルターが写りに影響を与えない筈がないということだ。
これを見るとNDフィルターを使わず絞り開放で撮影するには高速電子シャッター使用となる。そうなるとフラッシュは使えずキャッチアイを入れるためにはレフ板かライトを使うしかない。
イベントでレフ板を使う人がいることや、取材のカメラマンが助手にライトを持たせているのはこの様な理由かと納得する結果だ。さてどうしたものか…。
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