「ありがとう!BS11様」だ。
今までさり気無く散りばめられていた伏線が一気に結びつく快感が味わえると同時に次の始まりを予感させるようなシーンもあり満足感が高い最終回だった。8月4日(土)公開の劇場用実写映画「Another アナザー」も期待出来そうだ。
この作品の中で重要な品としてカセットテープが登場する。デザインと色からSONY CHF C60だと一目で分かった。そしてこのテープを再生するデッキがSONYカセットデンスケTC-D5Mだ。VUメーターにちゃんと”SANY”とメーカー名が入っているのが笑わせてくれる。中国製だったら”ZONY”だろうか?(爆)
話の設定は1998年で、このテープは15年前の1983年に録音された物だ。TC-D5Mは1980年3月発売とのことだから放送室の備品としては最適だ。この部屋にあったオープンリールデッキやアナログレコードプレーヤーやレシーバーはさすがにメーカーや型番は分からなかった。オープンはティアックあたりだろうか?
そして未来の3年3組の生徒達へと1998年にMDでメッセージが残される。この時使用していたポータブルMDレコーダーとミニディスク74分はどこのメーカーなのだろうか。気になり検索してみたがモデルとなった機器は見つからなかった。録音出来るポータブルMDウォークマンって種類が少なかったと記憶しているのでシャープでは、黄色のディスクケースはビクターかと思っているがきっと答えは「Another アナザー アニメ版」のウィキペディアにありそうだ。
「MDウォークマン」の生産が2011年10月に終了したというニュースを聞いて、もしも15年後の2013年に再び死の連鎖が始まってしまいこのMDに残されたメッセージを聞こうとする生徒がいたら再生するのに苦労する・・・と思ったがまだMDミニコンポは入手出来るようで何よりだ。
その2013年の中学3年生が次のメッセージを残すとしたらどんな録音機器を使うのだろうか。今だとICレコーダーで録音媒体はmicroSDカードということになりそうだ。microSDカードを掃除用具入れに隠したりしたら小さすぎて気付かれずテープのゴミと思われて捨てられてしまいそうで心配だ。(笑)
そして15年後の2028年にこのメッセージを聞こうとした場合、microSDカードであればアダプター等を使い再生する方法はまだ何通りかあるだろうと予測する。一番確実なのはCD-RかDVD-RにMP3またはWAVファイルとして焼いておくことだと思うのだが、それは少々パソコンに詳しい級友がいないと気付かない方法だろうか。
もっとも今だとコンパクトデジカメでも簡単にビデオ撮影が出来るのでメッセージをビデオで撮って即ニコニコ動画やユーチューブ(YouTube)にアップしてしまいそうで、それはそれで祭りや炎上が怖い。(爆)
個人的なファイルはクラウドストレージサービスであるSkyDirve(スカイドライブ)やGoogle Drive(グーグルドライブ)等に保存しておきましょう。もっとも該当サービスが15年後も残っているか否かは誰も分からないのだが。(汗)
【関連リンク】
『SONY TC-D5M』
http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-d5m.html
『さらば「MDウォークマン」 ソニー、今秋生産終了』
http://www.asahi.com/business/update/0707/TKY201107070678.html
映画『Another アナザー』
http://another-movie.com/
『記録メディアの寿命はどれくらい?』
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/parts/20031006/106168/?rt=nocnt
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