VPL-VW875は0.74型ネイティブ4K SXRDデバイスと大口径4K「ARC-F(All Range Crisp Focus)」レンズ搭載でソニーストア価格は税抜価格330万円。レーザー光源(Z-Phosphor)を採用し輝度は2,200lmとなっている。
「デジタルフォーカスオプティマイザー」を搭載し光学的な収差を事前に補正、最適化してレンズの「MTF(Modulation Transfer Function)」を向上させるという。
VPL-VW275は0.74型ネイティブ4K SXRDデバイス搭載でソニーストア価格は税別60.5万円。高圧水銀ランプを採用し輝度は1,500lmとなっている。
2モデルとも3D/Deep Color/HDCP2.2対応HDMI端子、18Gbps入力信号に対応した映像エンジン、制作者の意図に近い「HDRリファレンス」モードを搭載している。無線方式3Dシンクロトランスミッターを内蔵しているので3Dブルーレイ再生にも対応可能だ。
参考:『ビデオプロジェクターVPL-VW275』
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW275/
2018年10月発表の前モデルに対し「VPL-VW875」は30万円、「VPL-VW275」は10.5万円も値上がりしている。4Kテレビの価格下落分をプロジェクターで補おうという訳では無く、新たに「ダイナミックHDRエンハンサー」を搭載し”従来機に比べHDRコンテンツに対して最適なコントラストを提供”するという。
「VPL-VW255」はコスパの良いエントリーモデルだったが、「VPL-VW275」は搭載LSIも変わり少しお高くなってしまった。
このニュースリリースを読んで愛用している「VPL-VW255」が2年半も現行モデルだったことを改めて知った。昔は毎年モデルチェンジしていたが市場縮小に伴いモデル更新間隔が長くなってきている。
特に今回春発表というのは珍しい。コロナ禍により予定が半年遅れてしまったのか、「VPL-VW775/575」と同時に4モデルも発表しては話題が分散するというマーケット上の理由なのか少し気になる。
JVCはDLA-Vシリーズのファームウェアを定期的に更新して機能アップさせ画質を向上させてきた。今年はいよいよ新モデル登場だろうか。忠実投影に拘るSONYに対し、感性投影に訴えるJVCはどの様な新機能を搭載するか楽しみだ。
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