【操作性:4】
単焦点レンズをAFで使用しているので操作は単純明快だ。だが”レンズ駆動方式を採用しているためフォーカス動作時に動作音や振動が発生“する点がやはり興醒めで不満だ。AFも「G X VARIO PZ 14-42mm」を先に体験してしまうと遅く感じる。と言ってもFUJIFILM X-Pro1のAF速度と同じ位で「ハイ合焦してます」感があって悪くは無い。
【表現力:5】
ピントの合った部分の解像感は高くポートレートを等倍で見ると怖いくらいだ。(冷汗) ぼけは柔らかく被写体を浮き上がらせてくれる。絞り値を変えてどこまでピントを合わせて撮影するかといったテクニックを覚えて写真の表現力を高めたくなるレンズだ。
【携帯性:5】
長さ25.5mm重さ100gと携帯性は高い。GX1の薄さとも良く似合う。
【機能性:5】
3日間使って気付いたのはとにかく省エネレンズだと言うこと。フラッシュを使わなかったのでバッテリ1個で900枚以上撮影出来た。GX1はバッテリの持ちが良くないと言う思い込みがあったがレンズとの組み合わせでここまで差が出るとは思わなかった。”光学式手ブレ補正機能”内蔵レンズでもう電池切れという時にこのレンズへ交換すればあと何カットか撮影出来そうだ。
明るいレンズと言う魅力もありフラッシュを使わないことで、その場の光の雰囲気を思い出させる写真が撮れる。もっともポートレートの場合、キャッチアイ(キャッチライト)が欲しいところなので次はレフ板を用意したくなりそうだ。(苦笑)
GX1のフォーカスモードでAFF(フレキシブル)/AFC(コンティニュアス)に対応していないのはマイナスポイントで残念だ。
【満足度:4】
使い始めれば明るくボケが楽しめるポートレート用レンズとして気に入った。さすがに評価が高いレンズだけあると納得してしまった。それだけに”動作音”が趣味性に欠けるので不満を感じる。2009年9月発売なので次期モデルがG Xレンズシリーズに加わることを期待したい。
「G 20mm/F1.7」「DG 45mm/F2.8」と明るいレンズの魅力を知ってしまったので、発売予定の「大口径標準ズームレンズ:24-70mm相当(35mm判換算)、ズーム全域でF2.8」と「大口径望遠ズームレンズ:70-200mm相当(35mm判換算)、ズーム全域でF2.8」の発売が非常に楽しみになってきた。長さと重さ、そしてお値段は幾らになるのだろうか。
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