「ミュージシャンの経済状況は脆弱でコンサート中止が続くと生活が困窮する。JASRACは著作権料徴収ばかりしていないで貯めこんだお金をこんな時に使って欲しい」旨の話をした。
過去に聴取者のお便りの質問に「ハイレゾ音源は聴こえ過ぎて私の好きなポップスの勢いを伝えられない」「AI美空ひばりは故人に対する冒涜だ」といった歯に衣を着せない答えをしている。
山下氏はアナログからデジタル録音へ移行するのが大変遅かったと聞いていて、新しい技術に関して慎重と分かっているだけにこれらの回答は予想通りだ。1991年のアルバムタイトルに付けた通り「アルチザン(職人)」なのだろう。
奥さんの竹内まりやさんもテレビのインタビューで「達郎は自分の音楽に対する信念があり同じミュージシャンとして尊敬している」といった内容の話をしていた。
一般社団法人日本音楽著作権協会は共済組合ではないから音楽家への給付は期待出来そうにない。山下氏や竹内さんならネット映像配信サイトに自宅で録画したアコースティックライブ映像をアップすればその広告収入だけでバックミュージシャンへの支援金を集められそうな気がする。
ダウンロード販売のみの新曲を発表し、その売上を寄付することも可能だろう。ここは最新のデジタルサービス活用を検討したらいかがだろうか。それともレコード会社との契約上難しいのだろうか?
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