参考:朝日新聞DIGITAL『検証 4K放送は暗いのか』
https://www.asahi.com/special/matome/4k/?iref=kijishita_bnr
そして19/11/01(金)に東洋経済ONLINEで『あの4Kテレビが「暗い」というとんでもない衝撃』という記事が公開された。朝日新聞社記者の記事がどういった経緯で東洋経済に転載されたのか分からないが『輝度が十分足りない製品が多数出荷されている』というサブタイトルまで付いている。
参考:東洋経済ONLINE『あの4Kテレビが「暗い」というとんでもない衝撃』
https://toyokeizai.net/articles/-/311180
記者は4K関連業界が”視聴者に対して、「暗さ」の原因をきちんと説明していない”ことを問題と考え、本格的な普及を前に説明責任を問う為に再度記事を公開したようだ。
そうだとしても4K HDR収録番組を観て、その高画質を理解した上で暗い番組もあるを問題とするならともかく、4Kテレビは輝度不足の不良品と誤解させる様なタイトルは某スポーツ新聞風で記事内容は一方的だと感じる。
19/12/03(火)やっと、これらの記事に関する解答となる記事が掲載された。
参考:本田雅一のAVTrends『“4Kテレビが暗い”原因と誤解。消費者守る対策を望む』
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/1221847.html
それにしてもマスコミは昔から同業者嫌悪が強く、同業他社のミスや事件を大きく取り上げる傾向があると、私は感じている。特に活字業界は映像業界により、日々その地位を脅かされていると感じているだけに今回4K放送が暗いことを好んで取り上げている様に思える。しかも当初”暗い”のは”4K放送”だったものが今は”4Kテレビ”になっている。(^_^;;
民間企業であれば通常広告主になる大手電機メーカーに忖度してこんな記事を何度も取り上げないと思うのだが、今やネット広告が主流になり新聞や雑誌に4Kテレビの広告を掲載してくれないメーカーに気を使う必要なしということなのだろうか?
メーカーとマスコミの力関係と広告媒体の変化を気付かせてくれる日本経済的な意味でも興味深い問題だ。さて今後の展開はどうなるのだろうか…。
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