参考:パナソニックプレーヤとJVCプロジェクタがコラボ! 共同開発のHDR画質を観た
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1173234.html
レポートは“4K/HDRを家庭で、なおかつベストな状態で楽しめるユーザーが1人でも増えるよう、JVCプロジェクターに続く垣根を越えた“画質コラボ”が出てきて欲しい。”とまとめられている。
SONY VPL-VW255ユーザーとしてPanasonic DP-UB9000 (Japan Limited)の購入を検討していた過去があるので私も期待したい。しかしSONYはUHD BDプレーヤーを発売しているし、βマックスとVHSグループの因縁もあるので難しいだろう。(^_^;;
あるとすればSONY製品同士で同様の機能を実装ことだろうが、過去のプロジェクターデモで明言している通り、ソニーはソフト制作者の表現意図を脚色するのを嫌っている。しかも”HDR方式は、スタティックメタデータのHDR10”の「IMAX Enhanced」グループなので可能性はかなり低い。
このHDR規格誕生の経緯を本田氏がまとめている。
参考:液晶テレビ“視野角問題”に終止符? HDR動向とこれから by 本田雅一
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/pb2018/1160605.html
私の勝手な想像だが、UHD BD規格策定の時ハリウッドがDolbyVisionのデモを見て急遽4KだけではなくHDRも採用するよう言い出した。HDRソフト制作のノウハウが無いメーカーが慌ててHDR10規格を策定して実装した。この為実際UHD BDを制作する様になってからソフトメーカーの苦情が出ることになった。
DolbyVisionの仕様を研究して動的メタデータを活かすことにしたのがHDR10+で、Dolbyと言うブランドに対抗するためIMAX というブランドを活かすことにしたのがIMAX Enhancedなのだろうと思っている。
HDR10とHDR10+は当初家庭用プロジェクターを想定していなかったというのも酷い話で、だからUHD BDソフト再生に苦労している訳だ。(^_^;;
一方テレビソフト制作のノウハウを持つNHKと英国のBBCが開発したHLGはSDR機材流用可能で上位互換となるよう策定された。この為家庭用プロジェクターとの親和性も良いのだろう。
NHK BS4Kを観ているとHDRの効果を十分楽しめる。今後UHD BDで発売されている映画が「4Kシアター」で放送されることがあれば是非HDR10とHLGの違いを比較視聴してみたい。
19/03/07(木)に隣のまとなさんからコメントを頂いた。「ありがとうございます。」
私として今はPanasonic DP-UB9000 (Japan Limited)よりBS4Kチューナーを内蔵しHDRトーンマッピング機能を搭載したDMR-UBZ1後継機が発売されたら購入したいと思っている。その時VPL-VW255での効果を確認しよう。
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UHD BD策定時の話、鋭い考察ですね。
プロジェクターでの視聴とか今になってみれば随分バタバタと駆け足的に策定された規格なんだろうなと想像できます。
それだけにDolbyVisionやHDR10+などより見やすく見るための規格があるのは致し方ないとしてハードメーカーさんも機械を売りっぱなしにしないでほしいですよね。
初期の機械でも新しい規格や考え方の機能を享受できるようファームのアップデートで対応できる体制を作ってもらいたいです。
この辺は特に国産メーカーは弱そう。
新しい機能は新しい機械を買ってください的に。
OPPOは比較的頻繁にアップデートして機能拡張してくれますがUB9000みたいなトーンマップ機能の神アップデートを期待してるんですけどね!無理か(^^;
あと、昨日ソニー厚木のプロジェクター関係の方と話す機会があったのですがやはりソフト制作者よりの意識があるように思いますね。
画質調整項目などいじりどころがJVCに比べて少ないところから見ても自分ところだけで完結させたい感じを受けました。
JVCやパナとの因縁もあるのでコラボはなかなか難しいのではないかと。