4つのイベントに参加したので、今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
11:30〜12:30 Pioneer・NewミドルクラスAVアンプ「VSX-LX503」試聴イベント
パイオニア専門スタッフの説明から、パワーアンプを9chに増設し11.2chプリアウト端子を備え税別194,000円という価格設定にするコスト的な理由からアナログパワーアンプに変更したようだ。
「AVアンプ試聴ルーム」の天井埋め込みスピーカーを使用した5.1.4ch構成で視聴した。デジタルアンプでないのでカタログ等では”同時ハイパワー”という表記になっているそうだが、デモではもう少し音量を上げても良いと思った。
13:00〜14:00 JVC4Kプロジェクター「DLA-X990R」「DLA-X590R」禁断の比較視聴
アバックからの提案でメーカーとしてはやりたくない自社モデル同士の比較視聴を行うことになったと挨拶があった。新開発「4K e-shift5」は8K e-shiftのアルゴリズムを導入して精細感が向上したと言う。
従来X5xxRシリーズは上位モデルに比べ色域が狭いという制限があったが、X590RはHDR対応もありDCIの色域93%をカバーしてX990Rに近い発色を得たと説明していた。実際比較しても大きく差は感じられない。
輝度はX990R が2,000lm 、X590Rが 1,800lmとなっているがX990Rはカラーフィルターが入るので明るさもほぼ同等とのこと。JVCとしてX590Rは大きくテコ入れしたモデルと語っていた。この点はライバル機ソニーVPL-VW245の存在が大きいのだろう。
14:30〜15:30 人気エントリークラス4Kプロジェクター比較視聴イベント
4KプロジェクターJVC LX-UH1、EPSON EH-TW8300、BENQ HT2550を比較視聴した。HT2550は完全にデータプロジェクター並みの画質。色も薄くプラスチックレンズで精細感も欠けている。それに対しLX-UH1はJVCらしい発色が楽しめガラスレンズで4Kらしい精細感が味わえる。アバックスタッフがこの価格でこの作り込みではJVCの利益は出ないと語っていたが納得するコストパフォーマンスの高さだ。
EH-TW8300は2016年8月発売のモデルなためHDR対応ノウハウ不足と近づくとピクセルシフト方式でも格子が見える点がマイナスと説明されていた。LX-UH1はDMDのカラーブレイキングが見えず、高コントラストに拘らず、3D非対応で問題なければ買いと言える完成度の高さだ。
16:00〜17:00 Integra最新AVアンプ「DRX-R1.1」試聴イベント
カスタムインストール向け機能としてHD Base Tを搭載し、HDMI信号をLAN信号に変換してLANケーブルで長い距離伝送できるとの説明があった。これにより高価な長尺HDMIケーブルを使わずに済み同期トラブルにも悩まされなくなるとは便利過ぎる。引き続きパイオニアの「ハイブリット・ハイカレントデジタルアンプ」11ch分を搭載しているから、今後発表されるSC-LX903(仮称)でも搭載されるだろう。
6/9(土)にオープンしたばかりで防音視聴室が3部屋あり良く考えられた間取りだが、防音化の弊害か段差が多いのが気になった。場所は新宿に移ったが数名立ち見が出る程に集客はあった。
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