第5話「沼の名は。」は主人公14歳の少年ハルがライバルのワイズマンとの対決で助っ人をコール(召喚ガチャ)することにハマり全財産を注ぎ込んで破産してしまうというストーリー。原作がHappy Elementsのスマホゲームなのにガチャを”沼”呼ばわりするドキュメンタリー風演出には驚いた。
全財産を注ぎ込んでも星1しか出ずハルが「10連ガチャは星3以上確定だろう」と叫べば召喚士イオナが「あれはゲームの設定だから」と答えるというギリギリを攻める内容には笑ってしまった。
6話以降この様な危険な笑いが無くなりつまらなくなったなあと思っていたら18/06/07(木)の第9話「膨張する銀河」でやってくれました。
ハル達に負け続けるワイズマンにアンドロイドの幹部ソニアが就任した。その強さにハル達は連敗続き。1カ月経とうと言う時ソニアは六大国を征服し女王になると言い出した。阻止しようと立ち向かうワイズマンだったが…というストーリー。
Aパートではアンドロイドのソニアを購入した理由が「カスタマーレビューの評価が高かったから」と言いつつ、その文面がステルスマーケティングで外国人が書き込んだ様な不自然な日本語だったり、文章の読み方が中国人風だったりとヒヤリとする笑いを提供してくれた。
BパートでSFにありがちなロボットによる人類征服という話になった。その中で保証期間が切れた途端ソニアが本性を現したのを知り、購入したボスが「これがソニアタイマー!?」と驚くシーンがあって名前はこのネタの仕込みだったのかと苦笑した。
ソニアの助っ人コール命令を召喚士ルルナが林檎を齧って「ルルナ アンドロイド 嫌い!」と叫ぶシーンでは齧った林檎がアップになり、第9話が実はiOS vs Android OSというスマホ対決ネタと判明して大笑い。
怒ったソニアが有翼猿グルを「グルグルグル」と連呼して呼んだ時はグルが「ノーコメント」と言いちょこが「ここにきてヒョった」と突っ込むシーンにニヤニヤ。ソニアの「(Closedでない)オープンな規格で世界を征服する」という台詞の意味が深過ぎる。(^_^;;
ソニアが変身する時の台詞「ジンジャーブレッド、ロリポップ、マシュマロ」はそれぞれAndroid 2.3、5.0、6.0のコードネームだったりする。
負けて爆発するソニアの最期の台詞が「ギャラクシーアン!」でちょこが「飛行機持ち込み禁止」と呟くのは2016年9月に起きたSamsung Galaxy Note7のバッテリー問題によるリコールをネタにしているのは明らか。この内容は大丈夫なのだろうか?
下手するとこの第9話放送バージョンは幻の回になるかもしれないので消さずに永久保存とすることにしよう。(^_^)
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