5回予定の「2011東京インターナショナルオーディオショウ」詳細レポートの第3回目は「12:55〜13:45 G605:DYNAUDIO JAPAN」だ。
機器構成は最初の1曲のみConfidence C1 Signature(ペア税込94.5万)+MIRAD SRA-15HQ(税込16.8万) +SIMAUDIO MOON 750D(税込136.5万)で行い、それ以降はセパレートアンプのMIRAD SRA-C20/ULTIMA(税込59.9万)+MIRAD SRA-M20(税込78.8万)を使用した。
「6Wの出力しかないプリメインで能率86dBのConfidence C1 Signatureを鳴らしてみましたが如何だったでしょうか。十分な音量で鳴っていましたね」と担当者が問いかけてきたが、事実音量的にも音質的にも不満のないものだった。
試聴曲は次の通り3曲。
1)?(曲名聞き取れず)
2)(安田)一葉:翔 空に刺さった三日月 よりテネシー・ワルツ
3)ヴィヴァルディ:四季より冬(バイオリン演奏)
17cmバス・ドライバーでも低音不足を感じさせずスケール感のある音楽を聴かせてくれる。解像度もあるハイエンド・スピーカーの音が90万台で手に入るとはお買い得だ!と思ってしまうとは私の金銭感覚がかなり麻痺してきているらしい。(苦笑)
スピーカーのみをConfidence C4 Signature(ペア税込252万)に交換して第二部が始まった。担当者が音を出しながらスピーカーを交換すると言うむちゃをやって驚かされたが「M20には負荷保護回路がありショートさせても壊れません」と言う。「北米市場ではこの様な扱いで壊れたらリコール返品扱いにされてしまいますので、中小メーカーは大変気を使っています」とのことらしい。
試聴曲は次の通り5曲。
1)ヴィヴァルディ:四季より冬(バイオリン演奏) [同曲]
2)(安田)一葉:秋桜
3)ギター演奏曲:G線上のアリア
4)アカペラ:ムーンリバー
5)ピアノ曲(曲名聞き取れず)
C1の低音に不満を感じなかったがこうして同じ曲を直後に聴くとC4はしっかり低音が沈み魅力的だ。「上のユニットはほとんど鳴っていません」という。どうやら仮想同軸のサポート的な使い方らしい。「安田一葉さんの様に声の周波数帯域が広い歌手の場合、高音域がきつく感じることがあればアクセサリーで調整しましょう。美空ひばりさんもオーディオ調整用にお薦めです」との話があった。
最後に試聴客からリクエストを取り本人持参のCDを再生した。
1)レオナ・ルイス:(曲名聞き取れず)
「試聴会では使用システムで良く鳴る曲を選んで使用していますのでリクエストを受けると言うのは実はリスキーなんです」と裏話を聞かせてくれたが、満足できる音を聴かせてくれて大成功に終わった。
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