「音展2015」詳細レポートの第1回目は「15/10/18(日) 2F/207:ヤマハ 10:30〜11:20 CX-A5100+MX-A5000視聴会」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はAVプリアンプ:CX-A5100、パワーアンプ:MX-A5000、ステレオアンプ:A-S2100、プレーヤー:OPPO BDP-105JP、フロントSP: NS-F901×2、センターSP: NS-F901、リアSP: NS-F901×2、トップSP: NS-B901×4、サブウーファー:NS-SW1000×2、プロジェクター:SONY VPL-VW500ES、スクリーン:(未確認)だ。
視聴ディスクは以下の通り。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念して関連ディスクを2枚入れた構成になっていた。
1)『ライヴ・キス2012』から「1. 手紙でも書こう」(ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーON/OFF比較試聴)
2) Atmos『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』アドベンチャー
3) Atmos『シカゴ』から「監獄のタンゴ」
4)『チーク・トゥ・チーク ライヴ!/トニー・ベネット&レディー・ガガ』から「11. アイ・ウォント・ダンス」
5)『スター・ウォーズ ジェダイの帰還(エピソードVI)』から「銀河帝国皇帝パルパティーンとの対決」
6)『A John Williams Celebration』から「スター・ウォーズ・メドレー」
7) Atmos『ゼロ・グラビティ』から「大気圏突入」
最初にハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーのオン/オフで比較試聴を行った。96kHz/32bit処理を行うと高音域が伸び音の粒立ちが良くなった様に聴こえる。想像以上に効果がある。
シネマDSP HD3サラウンドプログラムとDolby Atmosの掛け合わせ再生では文字通り音の半球に包まれスピーカーの存在が消えるのには驚いた。音の密度が高く、大気圏突入時に摩擦熱でカプセルが燃えることに実感が伴ってくる。これを聴いてしまうと他のAVアンプのアトモス再生の音の密度が薄く感じてしまいそうだ。大きな部屋でホームシアターを楽しむならシネマDSP HD3が欲しくなるだろう。
前モデルからの音の良さにシネマDSP HD3サラウンドプログラムとの掛け合わせと言う唯一無二の特徴を備えたCX-A5100は魅力的で、買い替えモデル選定に悩むことになりそうだ。
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