8回予定の「アバックホームシアター大商談会サマー」詳細レポートの第2回目は15/06/27(土) 13:00〜14:00 SONY:全て見せます、4Kまるわかり講座だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ハードはプロジェクターがソニーVPL-VW500ESに交換され、他は前回同様のAVアンプDENON AVR-X7200WA、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、スクリーン スチュアート140インチ、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rという5.1.4chシステム構成だ。
「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」を使い4Kアプコンを以下の3通りで比較視聴した。このデモでは公平を期すため、ソニーの担当者は他社製品プレーヤーを操作せずアバックの店長が担当するとの説明があった時には来場者から笑いが起きた。
1)プロジェクター側
2)プレーヤー側24P
3)プレーヤー側60P
動きのある映像に関してはプロジェクターが有利との説明だったが、1回見比べただけでは大きな差は見つけられなかった。4番目としてAVアンプ内蔵のアプコン機能もあるが不利なので今回は行わないと言う大人の配慮があった。
「スカパー!4K映画」チャンネルでこの時間に放送中の「スター・トレック」をPPD(ペイ・パー・デイ)形式で購入して視聴したが、ビットレートが低く4Kの魅力を活かし切れていないと言う評価だった。短時間の試聴だったが、この位の画質であればBDで視聴した方が高音質な分、4Kアプコン画面も映えると思われた。
「Mastered in 4K」BDソフトの紹介で「アメイジング・スパイダーマン」の一場面に一瞬”construction”という看板が映るのだが、このシーンがリアル4Kパネルと擬餌4Kプロジェクターの解像度の差が分かり易いと説明があった。最初同じチャプターを何回も行ったり来たりして何を見せたいのか分からなかったが、この説明を聞いて納得した。(^_^;;
「王様と私」「ホビット 決戦のゆくえ」で”リアリティクリエイション”機能のオン/オフの差を比較した。この解像感の違いは本当に分かり易くて文字通り百聞は一見に如かずだ。
VW500ESは他社の4Kモデルとは異なり3Dも4Kで映すことが出来ると言う説明があり3Dメガネが配られ「エクソダス:神と王」の3Dを視聴しようとしたものの他社プロジェクターのBluetooth電波と混信してしまい中止となるトラブルがあった。どんなシーンを3Dデモに使うつもりだったのか気になるオチだ。
最後にUHD-BDと同等のビットレートの4K映像3本を観た。
1)コスタリカ
2)ドラマ「ブラック・リスト」
3)デジタル4Kビデオカメラレコーダー アクションカムFDR-X1000Vで撮影したプロモーションビデオ
「コスタリカ」は蛇やカエルといった爬虫類と両生類のオンパレードだったが、その解像度と豊かな色彩には息を飲むほど。これを観ると余計に「THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐」が終わってしまったことが残念に思える。
以上の通り今現在でもこれだけ多彩な4Kソースが楽しめ、将来性も安心なVW500ESは買い控えることなく今お求め下さい、と挨拶でイベントは終了した。
VW500ESはどうHDRに対応するつもりなのか、後継モデルでは廉価版ランプモデルと高級レーザー光源モデルに2系統に分かれるのか、といった色々なことを想像させるイベントだった。ただUHD-BDプレーヤーに関しては、「まだ規格を策定中で…」と説明に熱意が感じられなかったので、ソニー製プレーヤー登場には時間が掛かりそうな予感がした。
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