1. 11:30〜12:30 DENON:AVRX7200WA徹底試聴
ハードはAVアンプDENON AVR-X7200WA、BDプレーヤーパイオニアBDP-LX88、プロジェクターEH-LS10000、スクリーン スチュアート140インチ、スピーカーB&W CM9 S2、CM Centre 2 S2、CM6 S2、サブウーファー ヤマハNS-SW1000、トップスピーカーUnisonic Plata AHT-40Rという5.1.4chシステム構成となる。
オブジェクトサラウンド登場はAVアンプにとって歴史的な転換点と語り、UHD-BDに採用予定のHDCP2.2、HDR、BT.2020に対応し、DTS:X対応予定と今一番安心して買えるフラグシップモデルとX7200WAを説明していた。DACを旭化成製に変更したのは多彩なモードとエネルギッシュな音を評価してとのことだ。
「ジュピター」のドルビーアトモスデモはその映像内容とサラウンドが大変面白かった。しかしまあCGでは何でもありで「どうやって撮影したのだろう?」と考えることが無くなったのは寂しい点だ。
2. 13:00〜14:00 SONY:全て見せます、4Kまるわかり講座
ハードはプロジェクターがソニーVPL-VW500ESに交換された。
「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」を使い4Kアプコンを以下の3通りで比較視聴した。
1)プロジェクター側
2)プレーヤー側24P
3)プレーヤー側60P
動きのある映像に関してはプロジェクターが有利との説明だったが、1回見比べただけでは大きな差は見つけられなかった。4番目としてAVアンプ機能もあるが不利なので今回は行わないと言う大人の配慮があった。
「スカパー!4K映画」チャンネルでこの時間に放送中の「スター・トレック」を購入して視聴したがビットレートが低く4Kの魅力を活かし切れていないと言う評価だった。最後にUHD-BDと同等のビットレートの4K映像3本を観たが、「コスタリカ」の解像度と豊かな色彩には息を飲むほど。これを観たら「THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐」が終わってしまったことが余計に残念に思えてきた。
「エクソダス:神と王」で3Dを視聴しようとしたものの他社プロジェクターのBluetooth電波と混信してしまい中止となるトラブルがあった。どんなシーンを見せてくれるつもりだったのだろうか。
3. 14:30〜15:30 PIONEER:AVアンプのコストパフォーマンスを考える
ハードはプロジェクターがEH-LS10000(約80万円)、AVアンプがVSA-1130とSC-LX88に交換された。
VSA-1130はMCACC Pro搭載にHDCP 2.2対応と9万円台のアンプとして機能は上位機種並み。SC-LX88はHDCP 2.2やDTS:Xに関しては一切触れないデモ内容だった。その分プライスは22万円台と大変お買い得になっていた。
4. 16:00〜17:00 EPSON:AVマニアックス カーブド&アナモの映像美
ハードはカーヴド・スクリーン スチュアート117インチHD130G3(税別99万円)とシュナイダーアナモフィック・レンズCDA1.33X(約146万円)に交換された。
HiVi6月号P52の「いまこそ見直そう シネスコ・カーヴド・スクリーンの世界」を体験出来た大変有意義なイベントで映画の達人 久保田明さんもゲストとしてトークに参加していた。
「ゴーン・ガール」「ブレードランナー」「わたしを離さないで」「FURY / フューリー」「椿三十郎」「“スウィート・サマー・サン" ストーンズ・ライヴ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013」と誌面をなぞる視聴ディスク構成となっていた。
アナモフィック・レンズを使うと解像度と明るさを犠牲にせずシネスコ映画が楽しめるという説明通り、ズームでシネスコサイズに合わせた映像との比較で大きく画質の差を付けていた。映画の魅力を伝えてくる画のパワーが違う。
このセットで約300万円、スクリーンを常時セットしておける人向けのシステムですとの説明に参加者は大笑い。それにしてもLS10000のパーフェクトブラックは凄い。レーザー光源を消していると言う動作原理通り真っ暗だ。
どの回もほぼ満席で立ち見が出る程だった。なお冬は池袋を予定しているそうだ。
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