ところがそんな駅周辺に白い中立ポータルが残っていることがある。敵ポータルを焼いたのであればレゾを挿し自陣営にすればいいのに何故放置するのか?低レベルの味方プレーヤーにAPを稼がせる為であれば最低でもLv.8レゾ1本挿しておかないと結局すぐに敵に取り戻されてしまう。ずっと気になっていた謎だが日々栄枯盛衰の理を味わっているうちにその理由が分かってきた。
イングレスの終わりなき戦闘に疲れてしまい、ポータルを取りリンクを張ってコントロールフィールドを作る虚しさをもう味わいたくないのだ。いくらこだわって美しい多重CFを作っても敵に壊されAPを稼がれてしまう。それならば敵のポータルを焼いて自分はAPを得るが、奪われるのが分かっているCFは作らないという意思が白いポータルに込められているように見える。
『ライター後藤弘茂がIngressにはまったワケ(中)』の中で「始めるのは簡単だが、進めるのが難しいIngress」という章がある。"1段階目のゴールのレベル8に達した段階で目的を見失う「レベル8の壁」がある。"と書いているが、目的を見失うのではなくて悟ってしまうことが壁の正体ではないかと思う。
イングレスは無差別級のゲームなので今日プレイし始めたLv.1の新人と最高性能のLv.8のウェポンとMODが使えるLv.8以上のプレーヤーが同じ土俵、同じルールで戦うことになる。容赦ない弱肉強食の世界だ。私はその悔しさをバネにLv.8を目指して地道にグリフハックをしつつCFを作りAPを稼いでいる。
ではLv.8になったらどんなプレイスタイルに変わるのだろうか。強くなった自分を確認する為敵の重要ポータルをゲリラ的に焼いて楽しむのか、水抜きをして自陣営の新人育成に勤しむのか、まだ分からない。
ただ今ではCF作成はAP稼ぎの手段と割り切り、奪い奪われことを前提に出来るだけ楽にAPが稼げるポータルを集中的に周回するようにしている。それが私のお遍路コースだ。
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