こうして2駅でAPを稼ぎまくりレベルアップしてLv.6になることが出来た。5/26(火)18時半過ぎからほぼ5日間で150,000AP稼いだことになる。敵ポータルを壊して新たに自陣営にしてリンクを張ってコントロールフィールド(CF)を作ればかなりのハイペースで稼げる様になるものだ。次は30万APを稼ぐ必要があるので10日間は掛かりそうだ。
イングレスはGPSを使った陣地取りゲームだ。現実世界にある建物などの半径40メートル以内に近づきスマホ画面に表示されているポータルにレゾを挿すことで自陣営のものとする。こうして手に入れた3か所を個々にリンクさせて三角形を作ることでコントロールフィールド(CF)が出来上がりその面積が自陣営の色で染め上がる。
ポータルを探し歩くことはオリエンテーションに似ているし、ポータルを歩きリンクを作っていくのはゴルフで自分が打ったボールを追って歩く様な感覚だ。CFを作り面積を広げていくのは囲碁の勝敗に似ている。これに加えグリフハックは頭の体操になるし、走行する電車内でハックするのはリズムゲームの様だ。
Lv.1から3までは敵ポータルを攻撃しても歯が立たないのでハックしながら自分なりの楽しみを見出すことになる。
Lv.4以降は高レベルのレゾと高性能なシールドが無く、多重リンクされていない柔らかい敵ポータルを見つけてはXMPバースターで焼いてポータルを奪いリンクを張ってCFを作ることが出来るようになるので、対人戦闘ゲーム色が強くなる。
これはオンラインRPGでPvPと呼ばれる対人戦やファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)に燃えるプレーヤーが好みそうなゲーム内容だ。
最初単純な戦闘ゲーム仕様に「アメリカ人は本当に戦争ゲームが好きだなー」と呆れたのだが、最近では実はこのゲームは延々と戦い合うことの虚しさを教えてくれる反戦ゲームではないかと思うようになってきた。何しろせっせと歩き苦労してポータルキーを集めてCFを作っても早ければその夜には破壊され敵陣地に落ちてしまう。
この徒労感は味わう度「地獄に落ちれば賽の河原の石積みしては鬼に壊されるのに何を好き好んで生きている時もこんな虚しいゲームをしているのか」と心が折れそうになる。
『聖☆おにいさん』11巻「その80 インビジブル三角形」で梵天さんがブッダに「砂絵系の苦行でしょう?」とブッダが守っているポータルに攻撃を仕掛けるシーンがあり、ゲームも苦行にしてしまう2人に笑ってしまったのだが、今ではこのシーンが笑えない。本当に苦行僧の気分が味わえる。
『ライター後藤弘茂がIngressにはまったワケ(中)』の中で「始めるのは簡単だが、進めるのが難しいIngress」という章がある。「レベル5の壁」の正体はこの諸行無常ではないのかと思える今日この頃だ。
それでも修行の為、今日も飲まず食わずでスマホ片手にポータルを歩き巡るのだ…。
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