去る2014/09/23(火)〜09/25(木)の3日間「2014東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。初日のみ祝日だったので参加出来た。
9回予定の「2014 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第4回目は「14/09/23(火) 13:00〜14:00 G408 ラックスマン 小林貢氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はアナログプレーヤーPD-171A、SA-CDプレーヤーD-08u、プリアンプC-900u、パワーアンプM-900u×2台、スピーカー ソナス・ファベールElipsa(エリプサ)×2本(税別250万円/ペア)だ。
小林氏は愛機のガラード・プレーヤーとPD-171Aを比較試聴して171の方が高音質と認めたと語ってくれた。トーレンスのアナログノイズチェッカーを使い残留ノイズやランブルノイズを計測したが聴感では数値の半分位のS/Nに感じたとのことだ。
「高音質アナログマスター聞き比べ」というテーマで試聴したアナログディスクは以下の通り。
1)「Discover Again /デイブ・グルーシン」:ダイレクトカッティング盤 vs マルチトラック収録盤
2)「オン・ザ・ライン/リー・リトナー」
3) 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
4)「Remember Of Love/今田勝」:東芝カッティング盤 vs ビクターカッティング盤
5)「処女航海/ハービー・ハンコック」より「2. ジ・アイ・オブ・ザ・ハリケーン」:市販盤 vs DAM盤
6)「プロコフィエフ:ロメオとジュリエット」:
7)「ホワッツ・ゴーイン・オン/マーヴィン・ゲイ」:ビニール盤 vs スーパーバイナル盤
ダイレクトカッティング盤はマルチトラック収録に比べS/Nの良さが聴き取れた。DAM盤とは懐かしい。確か会員になると1年に1回高音質盤をもらえたように記憶している。それぞれ多少でも音質の差があり面白い企画だった。
マニアは音の良いディスクを探すことに楽しみを見出せるが、一般消費者なら同じ金額を支払いながら音質に差があるのは納得いかないだろう。寿命の長さ、コンパクトさ、安定のある品質と、CDメリットも改めて確認出来たイベントだ。
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