もしも混入した異物が目に見えないミクロン単位のものだったらどうだっただろう。被害が出ても一般消費者には原因が分からないから問題にもならなかったのではないか。そう思ったのには訳がある。
実は9か月前Windows XPサポート終了に伴い会社でWindows 7パソコンを15台導入した。同一メーカーの同一モデルだ。購入時に念の為延長保証5年間を付けたのだが、このパソコンが既に4台も故障している。今年1月になって2台連続、しかも壊れた4台の内3台の製造番号が連番となっている。
全て故障個所は同じでハードディスクだ。前日まで問題なく動いていたのに翌日出社して電源を入れるとHDDを認識せずWindowsが起動しない。
ハードディスクは精密機械で消耗品、壊れるのは仕方ないとは分かっているが、たったの9カ月で4台ともなると運の悪さでは納得出来ない確率だ。しかも同一ロットで起きているのだから、製造工程に何か原因があるのではないかと疑いたくなる。組み立て時のHDDの扱いか、HDDメーカーの製造時に問題があるのか、どちらかだろう。
HDDに使っている部品が劣化しやすい不良品だったとか、HDDドライブ内にごく少量の微細な異物が混入していたとか原因は幾つか想像出来るが素人には事実は分からない。
これで5台目のPCが壊れたとしても私には原因を指摘することは出来ない。ただ交換されたHDDにOSを再インストールして業務に使えるように再度設定するだけだ。素のWindows 7 SP1にWindows Updateを行うと140前後の更新プログラムがあり、その後にも更新プログラムの更新プログラムがあったりして4時間以上延々とアップデートが続く…。(冷汗)
まあハードディスクが壊れても健康被害は出ないし、人の生死を左右しない。貴重なデータが逝ってもバックアップを取っていなかった者の落ち度と言われるだけだ。故障を連発してもリコール問題にはならないパソコン業界は幸せだと食品や自動車業界の人は思うことだろう。
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