14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第6回目は14/11/22(土) 15:30〜16:20 Room3:JVC DLA-X700R&KEF R50+ONKYO TX-NR3030 ドルビーイネーブルドスピーカーで簡単ドルビーアトモス導入 潮晴男氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はAVアンプONKYO TX-NR3030、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、プロジェクターJVC DLA-X700R、シネスコスクリーンOS 150インチ、スピーカーはKEF R900×2本、KEF R600C×1本、KEF R700×2本、KEF R50×4本、サブウーファーKEF R400B×2本による5.2.4ch構成だ。
潮氏からイネーブルドスピーカーは4本使うのが効果的と説明があった。R50自身が傾斜の付いたキャビネットとなっているのでそのまま使用しているスピーカーの上に置けば良いのだが、この会場では視聴席に音が反射するよう角度を調整しているとの話だった。
視聴ディスクは以下の6枚。
1) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER
2) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER
3) ATOMOS『トランセンデンス』
4) ATOMOS『トランスフォーマー/ロストエイジ』より
5)『ニード・フォー・スピード』(5.2chと5.2.4chの比較)
6)『ジャージー・ボーイズ』より「シェリー」
7)『Emerald: Musical Gems - Live in Concert/Celtic Woman』より「ユー・レイズ・ミー・アップ」
潮氏は『ネイチャー』が面白くなかったそうで視聴ディスクには含まれていなかった。(笑)
ONKYOでもイネーブルドスピーカー SKH-410を使用したデモがありアトモスサラウンドの雰囲気は味わえることを確認しているが、R50の方がサイズが大きいこともあり反射角度を考慮して設置すれば十分使えることが分かった。コンパクトスピーカーがあれば自宅の天井がどの程度音を反射するのかテストしてから導入すると良さそうだ。
ドルビーの担当者に疑似アトモスモードに1980年代に使用していた「ドルビーサラウンド」という名称を使った理由を尋ねたら「過去の話なので皆忘れていると思った」からだそうだ。潮氏は「忘れる訳ないでしょ」とツッコんでいたが、ドルビーのAudio&Visual業界への貢献を考えれば30年経っても忘れる筈がない。(笑)
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