14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第2回目は14/11/22(土) 11:30〜12:25 Room9-1:DENON AVR-X7200W 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はAVアンプDENON AVR-X7200W、プリメインアンプmarantz PM-14S1、BDプレーヤーDBT-3313UD、プロジェクターJVC DLA-X500R、スピーカーはB&W CM-10S2×2本、CMC2S2×1本、CM8S2×2本、イン・シーリングスピーカーCCM818×4本、サブウーファーASW-DB1×2本による7.2.4ch構成だ。PM-14S1は外部パワーアンプとして使用していた。
大型埋込スピーカー4器を天井スピーカーとして使う為ブース内にやぐらを組んでいた。今回参加のメーカー内で一番気合が入っているだけあって一番トップスピーカーに迫力があった。(笑)
11/20(木)発表されたAVR-X7200Wの世界初の視聴会で、AVR-X4100Wの視聴に来た方へのお詫びと個別対応の説明があった。デノンではドルビーアトモスをドルビーデジタル以来の革命と考えており世界初のアトモス対応AVレシーバーX5200W(海外モデル)をドルビーに10台出荷した実績があると語った。
特徴として以下の説明があった。
1)多様なスピーカー配置に対応
2)アンプとしての基礎体力の向上
3)ピュアオーディオエンジニアの参加(シャーシの厚み増、パルス電源の90kHz化)
視聴ディスクは以下の6枚。
1) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER
2) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER
3) DOLBY ATOMOS DEMOよりsilent
4)『トランセンデンス』
5)『スカイ・クロラ』より出撃(7.2.4chと0.0.4chの比較)
6)『ネイチャー』より火山地帯、ミノコサゴ
7)『ステップ・アップ4:レボリューション』
8)『トランスフォーマー/ロストエイジ』よりUFOからの脱出
フロントとリアハイトスピーカーが設置されていたが、視聴の結果トップスピーカーの方が効果が高いので今回は未使用との説明があった。
『スカイ・クロラ』では試しに他のスピーカーの音を切って0.0.4chとしてトップスピーカーのみを鳴らすと余り効果音が再生されていないことが確認出来た。その中で飛行機のエンジン音が鳴っているので上空を飛んでいる様に聴こえる訳だ。
1月の発売までに開発が間に合わないので2015年夏にはHDCP 2.2対応基板への無償交換を予定しているとのこと。30万円台の価格が掲示されていたが、この交換費用を含んでいると考えると来年夏以降の対応済みモデルは値下がりが期待出来そうだ。
ONKYO TX-NR3030が現在のフルファンクションモデルだとしたら、AVR-X7200Wは半年後の夏モデルの機能もキャッチアップ出来る可能性を買うモデルだろう。まだ試作機ということで前モデルAVR-4520からの音質の向上が感じられなかったが今後に期待だ。
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