この17カ月の間に色々な容疑者が捜査線上に現れては証拠不十分で釈放されていった。
・ウイルス対策ソフト
・LAN回線の物理的な障害
・Windowsサーバーの設定
XPでは問題なく7で起きるということと、Vistaからネットワーク仕様が変更になったという情報からここに原因があると予想は出来ても、それが何に悪影響を与えているのか分からない。
最近ではWin 7上のメールソフトで数100KBのファイルを添付しただけで送信出来なくなるというトラブルも頻発していよいよ大問題となってきた。その解決方法として「Thunderbirdであればnetwork.tcp.sendbuffer の数字を小さくする」と送れるという話を聞き、それをヒントに調べて行ったところ「Win 7と古いルーターの相性が悪い」との情報に辿り着いた。
当社が使っているルーターはNTT BR450で2003/06/12発売のモデルだ。導入して既に9年は経っている。Win Vistaは2007/01/30発売だから対応していなくても不思議ではない。早速NTT東日本に電話してWin 7とBR450の相性について確認してもらった。
暫くして掛かってきた返事は「BR450はWin7に対応していません。トラブル発生の事例は何件もあります」とのことだった。真犯人が分かれば情報を得ることは簡単だ。
既に12/01/02に素晴らしい調査報告書が書かれていた。これによると「受信ウィンドウ自動チューニング レベル:無効」にすれば解決すると言う。早速無効にしたところ劇的に通信速度が改善、しかも再起動しても設定は生きているので1度行えば良いので助かる。まあ導入したWin 7 PCを1台1台設定すると言う手間が掛かるが、これでやっと苦情から解放されると思うと本当にありがたい。
XPサポート終了に伴い7ユーザーが増えているのだからNTTは売り切りではなくBR450ユーザーにこの問題を連絡して欲しかった。今までの苦労を振り返るとこれだけは言いたい。
【関連リンク】
『BR450とWindows7』
http://thinkami.hatenablog.com/entry/20120102/1325459571
『OS対応状況 Windows 7』
https://www.allied-telesis.co.jp/support/win7/index.html
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